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【実例16選】2500〜3000万円の注文住宅|工夫と予算の使い方を一挙公開

「2,500〜3,000万円台で、実際にどんな家が建てられるのか。」

そんな方のために、エムズアソシエイツが手がけた実例を16件まとめました。

2階建て・平屋暮らし型・平屋の3パターンに分けて紹介しています。

高気密高断熱(C値0.5以下・HEAT20 G2相当)・無垢床・ダイアトーマス塗り壁という標準仕様は、この価格帯でもそのままです。変わるのは広さや間取りの方向性です。

なお、この記事で紹介する金額はすべて引き渡し価格(外構・諸費用を含む)です。

土地代は含みません。

この記事でわかること
  • 坪単価と引き渡し価格の考え方
  • 実例16件(2階建て・平屋暮らし型・平屋)の広さと間取りの傾向
  • 平屋・平屋暮らし型・通常の2階建てを選ぶ判断の分かれ目
  • 相談前に整理しておきたい4つの判断ポイント
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この記事を書いた人
松原 保嗣

【プロフィール】
岐阜市拠点の株式会社エムズアソシエイツ代表取締役。
20年以上、注文住宅の設計施工に携わり、高気密・高断熱住宅やパッシブデザインを取り入れた設計を通して、圧倒的な快適住空間を提供。
自社ブログや年間100回以上のセミナー登壇を通じ、延べ500名以上の施主の家づくりを支援し、施主啓発にも努める。
【保有資格】
日本エネルギーパス診断士、省エネ建築診断士、気密測定技能者、地盤インスペクター、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具専門相談員

目次

2500〜3000万円台の注文住宅、実際に何ができる?

「3,000万円の家」と言っても、何が含まれているかで話は変わります。

一般的な注文住宅の費用配分は「本体工事費7:付帯工事費2:諸費用1」が目安。

例えばそれを、2,500万円と3,000万円で当てはめると、おおよそ次のようになります。

項目 2,500万円(引き渡し価格) 3,000万円(引き渡し価格)
本体工事費(約70%) 約1,750万円 約2,100万円
付帯工事費(約20%) 約500万円 約600万円
諸費用(約8~10%) 約200~250万円 約240~300万円

注意してほしいのは、会社によって「3,000万円」の中身が違うことです。

本体工事費のみ、あるいは外構を別途として案内している場合も珍しくありません。

その場合、同じ3,000万円という予算でも、実際に家に使える金額はさらに少なくなります。

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注文住宅を検討する際、各社から「坪単価○○万円です」と説明を受けたことはありませんか? 結論からいえば、坪単価はあくまで目安であり、絶対にそれだけで比較すべきでありません。 なぜなら、坪単価は「何を含めて計算するか」が会社によってまったく違い、単純比較できないからです。 実際、私たちエムズアソ

 

エムズでは外構・諸費用を含む引き渡し価格でご案内しています。

今回紹介する事例もすべて、引き渡し価格、つまり実際に皆さんがお支払する総額で見ていきます。

この価格帯では、収納・家事動線・ビルトインガレージ・スキップフロアなど、「暮らしの機能」をどこに使うかが設計の見どころです。

「予算が変わると、性能や素材の水準も変わるのか」と気になる方も多いんじゃないかと思います。

エムズでは、冬暖かく夏涼しい高気密高断熱の性能も、建築基準法の1.5倍の強度を持つ耐震等級3も、天然木の無垢床も、調湿・消臭効果のある自然素材の塗り壁も、2,500〜3,000万円台でそのまま標準です。

それでは、実際の事例を見ていきます。

2500〜3000万円の2階建て実例11選

2,500〜3,000万円台でいちばんバリエーションが多いのが2階建てです。

外壁スタイルはガルバリウム・塗り壁・板貼りとさまざまですが、高気密高断熱や無垢床、ダイアトーマス塗り壁の仕様はどの事例でも共通です。

収納・家事動線・スキップフロア・ガレージなど、何をどこに入れるかが設計の見どころになります。

片付け上手な家(岐阜市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(アイボリー) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F ナラ・西南カバ/2F 西南カバ

コンパクトな間取りに、玄関直結のウォークインクローゼット・大容量のパントリー・造作家具を随所に配置し、「物が出ていない状態」を維持しやすい設計にしています。

R壁で仕上げたパントリーはキッチンとの動線がスムーズで、日常の片付けにかかるストレスが減るよう工夫しています。

造作キッチンにはダイニングテーブルと作業スペースを一体化した家具を合わせ、台所まわりの動線もすっきりとまとめました。

「毎日使う場所に手をかける」という方針で予算を使った、シンプルさと機能のバランスがとれたお住まいです。

コンパクトな間口の住宅街で実現したパッシブハウス(岐阜市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(マットグレー) 工法:ナチュレエコ ADV 床:カバ 延床:26坪

間口7mとやや狭い敷地でも、南面に大開口を確保したパッシブ設計を実現しています。

冬の日射をしっかりと取り込める窓の配置を維持しながら、「リビング直行ルート」と「お帰り動線」の2動線で家事の交差を防ぐ間取りにしました。

乾太くん(9kg)・ボッシュ食洗器・ロボット掃除機を採用し、「洗う・乾かす・片づける」という家事の流れを設備で支えています。

26坪という数字以上に、使いやすさの密度が高い事例です。

ゆったり暮らせるコンパクトハウス(岐阜市)

外壁:オメガアクロフレックス(マリブ仕上げ) 工法:ナチュレエコ ZERO 床:1F オークW120/2F バーチW90 延床:29坪

LDKと和室を合わせると約23帖の開放的な空間があります。

回遊型キッチンで家事動線を短縮し、コンパクトな延床でも広さを感じてもらえる空間設計を意識しました。

2階からは岐阜城を望める好ロケーションです。

造作カップボードやいえ型ニッチなど、収納への工夫が随所に。

LDKの窓から1年中楽しめる3本の植栽付きお庭は、このサイズ感ならではの贅沢です。

空間を有効利用する家(岐阜市)

外壁:オメガアクロフレックス セミスムース仕上げ(9262) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F オーク/2F 西南カバ

1Fの南面にリビングと和室を配置し、北側に水まわりをまとめた家事楽動線が特徴です。

南の和室は2方向に開放でき、普段はリビングの一部として広々と使えます。

平日・週末・来客時と、場面に応じて空間の使い方を変えられる間取りです。

階段下は書斎として活用し、家族の気配を感じながら作業できるスペースに。

2F個室は将来間仕切り対応の12.5帖大空間に納戸付きで、子どもの成長に合わせて使い方を変えていける余白を残しています。

動線コンパクトな総2階の家(大垣市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(アイボリーホワイト) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F 2F カバ

1Fにファミリークローゼットを設置し、洗濯→収納の動線をワンフロアでまとめたお住まい。

階段途中のプレイスペースは、子どもが勉強や遊びに使える中間ゾーンです。

廊下を削って居室へまわすという発想が、坪数以上のゆったり感につながっています。

大きく建てるより、上手に使う設計です。

たっぷり収納でスッキリ暮らせる家(岐南町)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(ブラック)+板貼り 工法:ナチュレエコ ZERO 床:1F 2F オーク

買い物動線・洗濯動線をひとつにまとめ、ストレスなく生活できる間取りを計画しました。

玄関タイルデッキから外干しスペースまでつながる深い軒下は、雨の日でも洗濯物を安心して干せる設計になっています。

回遊できる家事楽キッチン・背面造作パントリー・室内干し設備完備の家事室という3点で、洗濯にかかる手間を大幅に削減。

畳コーナーも設け、家族がくつろぐ場所もしっかり確保しています。

ゆったり暮らせる箱の家(愛知県清須市)

外壁:オメガアクロフレックス(9227) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F オーク/2F 杉 延床:31坪

延床31坪で廊下はわずか0.4坪

廊下に使う面積を削り、吹抜けとスキップフロア上のLDKに使うことで、数字以上の広さを感じられるお住まいになっています。

スキップフロア上には造作机・本棚付きの畳コーナーを設け、読書や作業スペースとして活用しています。

愛犬スペースを確保しながら、コンパクトな敷地でも大きなシンボルツリー付きウッドデッキのお庭を実現しました。

敷地の狭さを設計で補った事例です。

愉しい居場所がいっぱいある家(岐阜市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(モスグリーン) 工法:ナチュレエコ AD 床:バーチ

南北に長いLDKに吹抜けとFix窓を組み合わせ、奥まで光が届く明るい空間にしています。

大きなTVボード・階段下の書斎・2階のスタディコーナーが加わり、家族それぞれの「居場所」が散りばめられた設計です。

玄関土間は広々としており、自転車の収納も可能。

美濃焼の手洗いを玄関に設置し、北側のタイルデッキは車通りがなくのんびりできるスペースとして活きています。

こだわりがいっぱいつまったお住まいです。

家族をつなぐ家(愛知県犬山市)

外壁:オメガアクロフレックス(9248) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F オーク/2F バーチ

家族から引き継いだ土地への建て替えです。

間仕切り壁や扉を減らし、収納家具で空間を仕切る設計にすることで、壁が少ないぶん、換気が家全体に届きやすい設計です。

駐車2台分+屋根付き駐輪場+タイヤ収納外部収納という車まわりの充実した設備が特徴です。

リビングには木製格子で囲まれた畳コーナーを設け、お庭の植栽を眺めながらくつろげる居場所になっています。

居場所がたくさんあるスキップフロアの家(各務原市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(モスグリーン) 工法:ナチュレエコ ZERO 床:1F 2F 杉特一等(蜜蝋WAX)

スキップフロア上はフリースペース・下は書斎として活用しています。

吹抜けのキャットウォークにはベンチを設け、読書スペースとしても使えます。

居場所の数が面積以上に多い設計で、付加断熱(断熱材を重ねた高性能仕様)を採用して性能面も充実させています。

LDKには造作作業台(ダイニングテーブル兼用)・造作収納を設置。

玄関には大容量収納+クローゼットで帰宅動線をスマートにまとめています。

コンパクトな敷地にビルトインガレージのある家(岐阜市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(アイボリーホワイト) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F オーク/2F 西南カバ

45.3坪の敷地に2台分のビルトインガレージと外部収納を確保しています。

ガレージの高さを低く抑えることでリビングの採光を守りつつ、玄関からほぼ雨に濡れずにガレージへアクセスできる動線を設けました。

全室南向きの6帖個室と落ち着ける書斎を2Fに確保し、実用性とこだわりのバランスをとっています。

「ガレージ付きは難しいのでは」と感じていた方にも見てもらいたい事例です。

平屋暮らしのできる2階建て実例4選

完全な平屋ではないものの、1Fに寝室・ウォークインクローゼットをまとめることで将来的に1階中心で暮らせる設計です。

「平屋が理想だけど、敷地や費用の都合で2階建ても選択肢に入れている」という方にもてもらいたい事例です。

居場所がたくさん!コンパクトな平屋暮らしのできる2階建て(多治見市)

外壁:オメガアクロフレックス マリブ仕上げ(9201) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F 杉/2F 杉 延床:28坪弱

延床28坪弱ながら、窓の配置・吹抜け・間仕切りの削減という3つの工夫で広さを感じさせる設計にしています。

1Fに寝室を配置し、将来は1階だけで暮らせるようにしておくことで、老後の暮らし方まで見据えた間取りになっています。

小上がり畳リビング・屋根付きウッドデッキ・2Fのウォークインクローゼット内の作業スペースと、随所に居場所を設けています。

洗面脱衣室は洗濯から乾燥・アイロンまでワンルームで完結する設計です。

シンプルで回遊できる家(各務原市)

外壁:オメガアクロフレックス マリブ仕上げ(9248) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F 2F バーチW90

1Fに寝室とウォークインクローゼットを配置し、平屋的な暮らしができる間取りです。

2階はワンルームとして設計しており、サブリビング・来客部屋など暮らし方の変化に合わせて自由に使えます。

玄関入ってすぐに書斎コーナー、リビングには造作カウンター+愛犬スペースと、1Fだけで日常のほとんどが完結できる動線になっています。

洗面脱衣室にウォークインクローゼットが隣接しているので、洗濯→収納も最短ルートで動けます。

凛とたたずむちょうどイイ家(愛知県江南市)

外壁:塗り壁(アースカラー)+木製フェンス 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F オーク/2F カバ 建坪:26坪

建坪26坪の4人家族にちょうどいいお住まいです。

廊下を最小限に抑えることで動線がシンプルにまとまっています

吹抜けと天井高の変化を組み合わせることで、数字以上の広さを体感できる空間になっています。

キッチン奥のフリースペース・吹抜けに面したカウンターで、家族との程よい距離感を演出。

外観はアースカラーの塗り壁に木製フェンスと植栽が合わさり、まちに馴染む佇まいですね。

育つ家(岐阜市)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(アイボリー) 工法:ナチュレエコ ADV 床:1F 2F 西南カバ

玄関まわりとキッチンまわりに収納をしっかり確保し、リビング横には一体でも個室でも使える和室を計画しています。

将来は1階を中心とした暮らしに切り替えられる間取りにしました。

2Fにはウォークインクローゼットを設け、キッチン奥のパントリーや階段下収納など必要な場所に収納を分散しています。

子どもが幼い時期・成長した時期・夫婦2人になった後と、家族構成の変化に合わせて使い方を変えていける設計です。

2500〜3000万円の平屋実例

最後に、2,500〜3,000万円台で建てた平屋の実例です。

30坪未満のコンパクトな間取りでも、付加断熱・造作・家事動線まで整えられた実例です。

ゆったり暮らすコンパクトな平屋(御嵩町)

外壁:次世代ガルバリウム SGL(ブラック) 工法:ナチュレエコ ZERO 床:ウエストコートバーチ

廊下なし、リビング中心のワンルーム的な間取りです。

天井高220cmと南面の大きな窓で、コンパクトでも「ちょうど良い居心地」が生まれる空間に仕上がっています。

性能は付加断熱で断熱等級6(HEAT20 G2相当)。

造作ソファには手元コンセント・ティッシュ・小物入れを内蔵し、ものが出ないリビングに。

洗面と脱衣を分離したので、誰かが入浴中でも他の家族が気にせず使えます。

2500〜3000万円で建てるなら、相談前に知っておきたい4つのポイント

イメージが少しずつ湧いてきたら、次は「自分たちにぴったりな進め方」を考えてみましょう。

相談の前に決めておくと、打ち合わせがスムーズになる4つのポイントです。

同じ3000万円でも、何が含まれているかで使える予算は変わる

最初にお話しした通り、今回紹介している価格はすべて引き渡し価格(外構・諸費用を含む)です。

当然ではありますが、「3,000万円」という予算でも、建物費用のみ(外構なし)の話なのか、建物(外構・諸費用込み)の話なのか、土地代まで含めた総額なのかで全然変わってきます。

まずそこを整理しておきましょう。

「平屋のラクさ」と「2階建ての広さ」、我が家はどっちを優先する?

「平屋にするか、平屋暮らしのできる2階建てにするか、通常の2階建てにするか」。

この3択でどうするかは、予算よりも、将来どう暮らしたいかで考えたほうが分かりやすいと思います。

2,500〜3,000万円台で実現できる平屋は、コンパクトな設計が中心です(今回の実例は御嵩町の1件)。

面積・部屋数の優先順位を絞ることで、付加断熱・造作・家事動線まで整えられます。

ワンフロア感覚を諦めたくないけれど広さも欲しい、という場合は、1階に寝室やウォークインクローゼットをまとめる「平屋暮らしのできる2階建て」がぴったりです。

逆に、部屋数や収納などの充実度を最優先するなら、やっぱり通常の2階建てが一番自由がききます。

「子どもが巣立った後は、1階だけで生活したい?」「それとも、空いた部屋を仕事や趣味の部屋に使いたい?」そんな風に将来のイメージが具体的になると、どれがいいか決めやすいと思います。

建物費用や坪単価だけで比べると、最終的な差額が出やすい

建物費用を上限いっぱいまで使い切る計画にすると、打ち合わせ中の仕様変更・地盤改良・外構追加・照明やカーテンなどで予算が圧迫されやすくなります。

一般的な外構工事費の相場は100〜300万円、地盤改良は土地の状況によって0〜100万円と変動幅が大きいです。

登記費用・ローン手数料・火災保険料などの諸費用は、建物費用の約10%が目安で、合計すると数百万円単位になります。

見積もりの段階では予算内に見えたのに、外構・地盤改良・諸費用を足したら大きく超えてしまったというケースは本当に多いです。

最初から総額ベースで話せると、こういった誤算は起きにくくなります。

ちなみにエムズでは、外構込みの引き渡し価格でお伝えしているので、費用の全体像をつかみやすくなっています。

補助金(「みらいエコ住宅2026事業」など)は使える可能性がありますが、年度・予算枠で変わるため、補助金ありきで計画を組まないことをおすすめしています。

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月々返済はローンだけでなく、光熱費・メンテナンス費も含めて見る

「借入を上げると月々が増えて苦しくなる」という心配も、よくあります。

2,500万円から3,000万円に借入額を上げた場合の月々返済の差は、金利1%・35年・元利均等・ボーナス返済なしで計算すると約1.4万円です。

ただし、高断熱・高気密のお住まいは冷暖房の効率を高めやすく、長期的には光熱費の削減につながることがあります。

HEAT20 G2相当(断熱等級6)では、省エネ基準比で冷暖房エネルギーを概ね30%削減できるとされています。

暮らし方・電気契約によって変わりますが、年間5〜8万円程度の差が出ることもあります。

あまり意識されませんが、実は、月々の支出はローンだけで見ても正確ではありません。

光熱費やメンテナンス費まで合わせて初めて、本当の月額負担が分かります。

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住宅の費用を比較するとき、多くの方は建設費(初期費用)を中心に見ます。 しかし実は、建設費が生涯費用全体に占める割合は約32%。 残りの約68%は光熱費・修繕費・メンテナンス費として、建てた後から30年・50年かけて積み上がります。 「安い家を選んだのに、住んでからの費用が想定以上だった」とい

2500〜3000万円で建てるときに気になる3つの疑問

高性能で自然素材の家は、維持費も高くなる?

「2,500〜3,000万円かけた家は、建てた後の維持費もかかるのでは」と感じる方もいます。

高断熱の家は、冷暖房の稼働が少なくて済むぶん、光熱費は抑えやすいです。

実際に、エムズの高気密高断熱仕様(C値0.5以下・HEAT20 G2相当)での実測では、暖房なしの状態でも室内温度が外気温より14〜16℃高い結果が出ています。

外の冷気が室内に伝わりにくいため室温が下がりにくく、その分だけ冷暖房の稼働を少なく抑えやすい環境になっています。

削減額は暮らし方や電気契約で変わるので断定できませんが、HEAT20 G2相当だと年間5〜8万円程度の差が出る事例もあります。

外壁の話でいうと、一般的なサイディングは7〜10年で再塗装が必要ですが、素材によっては30〜40年もつものもあります。この差はメンテナンス費用に直結します。

エムズが標準採用している次世代ガルバリウムSGLの耐用年数は30〜40年とされており、一般的なサイディング(再塗装周期7〜10年)と比べてメンテナンス間隔が長い素材です。

内装も、ビニールクロスの張り替えや床材の交換まで含めて見ると、長期のメンテナンス費に差が出ます。

無垢床や塗り壁を選ぶ場合も、初期費用だけでなく、住んでからの手入れまで含めて考えておくと安心です。

2500万円か3000万円、予算は何で決めればいい?

「とりあえず2,500万円で相談してみるか、それとも3,000万円まで視野に入れるべきか」。

この500万円の差は、多くの方が悩まれるところです。

この差で変わりやすいのは、家そのものの広さというより、毎日の使いやすさに関わる部分です。

たとえば収納や洗濯動線、1階に寝室を置くかどうかなどが変わってきます。

2,500万円寄りで考えるなら、間取りはできるだけシンプルにして、収納や設備も必要な分に絞ることが多くなります。

たとえば、洗面脱衣室は標準的な広さにする、室内干しスペースは別で大きく取らない、寝室は2階にまとめる、といった考え方です。

3,000万円まで視野に入れると、もう少し余裕ができます。

収納をもう少し増やす、洗面脱衣室を広めにして室内干しまでしやすくする、将来を考えて1階に寝室やウォークインクローゼットを置く。

こうした「できたらうれしいけれど、予算が厳しいと削りやすい部分」を残しやすくなります。

月々の返済差だけを見ると、約1.4万円です。

ただ、光熱費やメンテナンス費、外構を後から足す可能性まで含めると、最初に少し余裕を見ておいたほうが暮らしに合う場合もあります。

エムズでは、予算ありきで削る前に、まず「どこまで叶えたいか」を一緒に出してから、費用とのバランスを考えます。

予算を上げるかどうかを迷っている段階でも大丈夫です。

ガレージや書斎など、2500〜3000万円ならどこまで入れられる?

予算が2,500〜3,000万円台になると、それ以下の予算では諦めがちだった「憧れのこだわり」も一気に現実味を帯びてきます。

たとえば、ガレージやスキップフロアといった大きな空間から、独立した書斎、ゆとりのある家事動線や収納など、設計の自由度はぐっと広がります。

ただし、どんな希望もすべて詰め込めるわけではありません。

限られた予算の中で理想を叶えるには、「どこにお金をかけるか」のメリハリが大切になります。

一般的には、廊下を削ったり、収納を1箇所にまとめたりして全体の面積をコンパクトに抑え、そのぶん浮いた予算をガレージや書斎に回す、という工夫で希望を叶えるケースが多いです。

実際にエムズでも、この予算帯で工夫を凝らしたお住まいがいくつもあります。

敷地45.3坪の中に2台分のビルトインガレージを組み込んだ家(岐阜市)や、限られた床面積の中にスキップフロアを作って居場所を増やした家(各務原市)など、アイデア次第でさまざまなこだわりを形にしています。

最初から「どこを削るか」の優先順位が決まっていなくても心配いりません。

打ち合わせで話しながら、「これは絶対に譲れない」「ここはシンプルでいい」を一つずつ一緒に整理していきましょう。

まとめ:気になった実例があれば、設計士に直接相談してみよう

今回は、2,500〜3,000万円台(引き渡し価格)の実例16件と費用の仕組みを整理しました。

  • 性能・素材はこの価格帯でも維持できる
  • 広さと機能の組み合わせが、設計の本題になる予算帯
  • 平屋は「平屋・平屋暮らし型・2階建て」3パターンで整理する
  • 費用比較は外構・諸費用込みの「引き渡し価格」で見る
  • ガレージや書斎は「毎日何を使うか」を軸に優先順位を決める
 

2,500〜3,000万円台では、性能や素材を落とさずに、広さと機能の組み合わせを考えやすくなります

平屋、平屋暮らしのできる2階建て、ガレージや書斎のある住まいなど、実例を見比べると「この予算帯で何ができるか」が少し具体的になるはずです。

とはいえ、同じ2,500〜3,000万円台でも、敷地条件や優先順位によって向いている間取りは変わります。

「自分たちなら、どこまで入れられるだろう」と感じたら、気になった実例をもとに話してみてください。

エムズでは、この記事で紹介した実例と比べながら、敷地条件と希望に合う方向性を一緒に確認できます。

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