( Profile ) プロフィール
当初は賃貸も視野に入れながら検討を進める中で、「より心地よい環境で暮らしたい」という気持ちが次第に強まり、最終的に注文住宅という選択へ。奥様が大切にされた「自然素材」、そしてご主人が重視された「気密・断熱」。それぞれの価値観を軸に工務店を比較検討されました。
その中で、エムズアソシエイツの「素材」と「性能」の両面に対する考え方に共感し、さらに担当設計士の“営業感のない柔和な姿勢”にも好印象を抱いてくださったKさんご家族。数ある選択肢の中から、家づくりのパートナーとして選んでくださいました。
新居での暮らしが始まってからは、お子様が風邪をひきにくくなったことや、冬でも裸足で過ごせるほどの快適な室内環境を実感。「暮らしにゆとりが生まれ、とにかく喧嘩をしなくなりました」と語ってくださった言葉が、特に印象的でした。
今回は、そんなKさんご家族のお家の物語をご紹介します。
( Interview ) インタビュー

雪の日に訪ねた、ぬくもりの住まい。
今回私たちが訪ねたのは、本巣郡の閑静な住宅街の一角に佇むKさんのお住まい。
伺ったのは2月上旬、立春を過ぎた頃。暦の上では春を迎えているものの、空気にはまだ冬の気配が色濃く残っています。春を待つ木々と土が織りなす趣のあるお庭は、朝から降り積もった雪にやさしく包まれ、ほのかに白く化粧されていました。
門柱の木と木製フェンスのあたたかみのある質感、そして塗り壁。異なる素材が美しく調和し、雪景色の中でもどこかぬくもりを感じさせる、やわらかな佇まいが印象的です。

到着すると、お庭ではご主人とお子様が雪遊びの真っ最中。弾むような笑い声とともに、インタビュアー一行を出迎えてくださいました。
「どうぞ、どうぞ」そう言って玄関のドアを開けてくださるご主人。
その先では、奥様が「あ!こんにちは~!」と満面の笑みで声をかけてくださいます。ご家族の自然な笑顔とあたたかな空気に触れ、思わずこちらまで頬が緩みます。
外の気温は2〜3℃。身を切るような寒さの午前中でしたが、Kさんご家族のあたたかさと、やさしい表情を湛えた住まいの雰囲気に包まれ、心がじんわりと温もりを取り戻していくのを感じながら、私たちはそっと玄関をくぐりました。

ただいまの風景が似合う、土間玄関。
Kさんご家族が迎えてくださった玄関は、広々とした土間が印象的な空間。ゆとりある余白の中に収納が美しく計画され、機能性と心地よさが穏やかに同居しています。
土間の一角には黄色いストライダーが、ここが“定位置”だと語るように、そっと佇んでいました。お子様が遊んで、元気に帰ってくる姿が思い浮かびます。
壁面の有孔ボードには、お気に入りのリュックや帽子。何気ない日常の気配がやさしく滲みます。
家族の暮らしを受け止める玄関。
その心地よい余韻を感じながら、私たちはリビングへと歩みを進めました。

家づくりのはじまりと、心に残った出会い。
ご案内いただいた椅子に腰を下ろし、穏やかな空気に包まれながら、さっそくKさんご夫妻にエムズアソシエイツとの出会いについて伺いました。
「子どもが幼稚園に上がるタイミングで、ちゃんとした居をかまえたいというのが一番のきっかけですかね。僕らもいい年なので、そろそろ家を建てようか、と考え始めました」
落ち着いた口調でそう語ってくださったご主人。続けて、当時の想いを振り返ってくださいました。
「注文住宅にするのか、それともまた賃貸に住むのか。いろいろ考えたんですが、以前住んでいた賃貸の住み心地があまり良くなくて……。自然と『やっぱり居心地の良い家に住みたいよね』という話になり、注文住宅を軸に検討し始めました」
まずご夫妻で擦り合わせたのは、家づくりに対する価値観。奥様が大切にされたのは「自然素材」、一方でご主人が重視されたのは「気密・断熱」。
それぞれの想いを叶えられる工務店を探す中で、理想に合う一社を見つけるのは決して簡単ではなかったといいます。
そんな中、インターネット検索で出会ったのがエムズアソシエイツでした。
「性能がいいという点と、妻が望んでいた“和の家”や自然素材を使った住まい。その両方が合致したのがエムズさんでしたね」

そしてもうひとつ、印象に残った出来事についても笑顔で語ってくださいました。
「最初に佐野さんが対応してくださったんですが、話を聞いてもまったく“売ろう”としてこなくて(笑)。『気に入ったらお願いします』というスタンスが、とても心地よかったんです」
家づくりで重視していた条件をすべて満たしていたことに加え、スタッフとの自然な相性もまた、Kさんご夫妻にとって大きな安心材料となったようです。
「佐野さんの“押さない感じ”が本当に良くて、『もう絶対ここにしよう』って気持ちになりましたね」
その言葉を聞きながら、大橋の胸にもじんわりと温かな気持ちが広がっていきました。
住まいづくりの背景には、性能や素材だけではない、“人と人との心地よい出会い”が確かに息づいている――そんなことを改めて感じさせていただくひとときでした。

冬でも半袖。暮らして実感する、住まいのちから。
「性能」と「自然素材」。その両方を大切にしながら、家づくりのパートナーとしてエムズアソシエイツを選んでくださったKさんご家族。
ご新居での暮らしが始まってから、ちょうど一年。実際の住み心地についてお話を伺いました。
「以前は、子どもがよく熱を出していたんです。でも、住み始めてからは本当に熱を出さなくなって……。もちろんインフルエンザをもらってきてしまうことはありますけど、それ以外で考えたら、もう風邪をひかないんです。それが本当にすごくて」
そう語ってくださった奥様の表情には、実感のこもった驚きと安心感が滲みます。
「本当に、すごいよね」
ご主人も静かに頷きながら、奥様の言葉に重ねるように続けてくださいました。

健康面での変化だけでなく、日々の暮らしの中で感じる“高性能住宅ならではの快適さ”についても教えていただきました。
「室内が本当に暖かいので、冬でも半袖で過ごしていますね。真冬でも普通にそのまま過ごせますし……。あとは、お風呂上がりが寒くないこと。前の家では凍えるほど寒かったので(笑)」
その言葉に、思わず大橋も聞き返します。
「えっ……今日みたいに雪が降る日でもですか?」
「本当にそうなんです。僕も息子も半袖ですし、靴下もすぐ脱いでしまいますね」
ご主人の笑顔からは、それが決して特別な話ではなく、すでに日常の風景であることが自然と伝わってきます。
性能にまつわる数々の実体験。素材と性能の両方にこだわったKさんのお住まいでは、雪の降る厳しい寒さの日でも、ご家族が健やかに、そして心地よく過ごされている――。
「冬でも半袖・裸足」という驚き以上に、ご家族が確かな満足感とともに暮らされているご様子に触れ、胸の奥から静かな嬉しさが込み上げ、つい笑顔がこぼれました。

あたたかさが、家族をやさしくする。
“高性能住宅ならではの快適さ”を日々実感しながら、あたたかな暮らしを楽しまれているKさんご家族。
暖かさについてお話を伺う中で、奥様から思いがけない言葉がこぼれました。
「暖かいのはもちろんなんですけど……暖かいから、何といっても喧嘩をしなくなりました(笑)」
その場がふっと和やかな空気に包まれます。
「喧嘩、ですか?」
暖かさと喧嘩が結びつかず、大橋が思わず聞き返しました。
「そうなんです(笑)。なんと言いますか……心に余裕が出た感じですね。やっぱり、住まいと気持ちはイコールなんじゃないかなって思うんです。特に女性はね。帰ってきて、“ああ……”って気持ちが落ちない家。綺麗にしてから仕事に行こうって思える環境。それが、私にとっては本当に最高なんです。」
親しみのある笑顔で語る奥様の隣で、ご主人も思わずにやり。
「実感してるんや(笑)」

あたたかな空間が生み出すのは、温度だけではありません。奥様は、その「余裕」の正体をそっと教えてくださいました。
「ここ(キッチン)から見える景色が、とても気持ちいいんです。料理も作りたくなるし、おやつも作りたくなるし……“ああしたい、こうしたい”って気持ちが自然と湧いてくるんですよね。」
心に余裕があるからこそ、暮らしはより豊かに、前向きに彩られていく。
住まいはただの“住む箱”ではなく、日々の気持ちや家族の関係までやさしく包み込む、大切な場所なのだと――。
Kさんご家族の穏やかな笑顔からそのことを強く実感しました。

小さな秘密基地、大きな安心。
暮らしが豊かになる、あたたかな居場所。
それはご夫妻だけでなく、お子様にとっても同じでした。
「ここ、〇〇くんの部屋!」
弾む声とともに、お子様が同行スタッフの吉澤の手を引き、誇らしげに案内してくれたのは、階段下の小さな空間。
少し身をかがめて覗き込んだ先には、やわらかな光と、愛おしい世界が広がっていました。
幼稚園でつくった大切な作品。
大好きなキャラクターの塗り絵。
そして、毎日の時間を彩るお気に入りのおもちゃたち。
ひとつひとつが、この場所の主役です。
お子様にとってそこは、世界にたったひとつの『秘密基地』でした。
家の中にある、自分だけの特別な居場所。
その小さな空間には、安心と大切とよろこびが、そっと詰まっていました。

梁から生まれた、わが家のブランコ。
お子様の憩いの場所は、室内の至るところにありました。
LDKの天井。美しく現しになった梁から、ひとつのハシゴが吊り下げられています。
「パパ、やって!」
何かを待ちきれない、といった弾んだ声。
何が始まるのかとインタビュアー一行がそっと見守る中、ご主人が歩み寄ります。
ハシゴにちょこんと腰掛けたお子様。
次の瞬間、ご主人がやさしく背中を押すと――ハシゴはふわりと揺れ、ブランコへと姿を変えました。
ゆらり、ゆらり。LDKに響く、楽しそうな笑い声。
さらに奥様が、にこやかにこう続けます。
「こんな遊び方もできるんですよ。」
そう言って窓を開け放つと、暖かい室内に、ひんやりした空気が一気に室内へ。
ご主人がもう一度ハシゴを押し出します。
その瞬間――
ハシゴは大きく弧を描き、窓を越え、ウッドデッキへ。
「きゃっきゃっ」満面の笑み、はじける声。
室内と外がゆるやかにつながり、遊びの舞台はのびやかに広がっていきます。
家の中にある、特別な遊具。
その光景に、スタッフ一同は思わず微笑みと驚きに包まれたのでした。

趣味がほどける、2階のあそびば。
Kさんご家族の憩いの場――それは、2階に設けられたフリースペースも同様でした。
あえて余白をもたせて設計されたその場所には、ご家族それぞれの時間が、穏やかに重なり合っています。
「〇〇くん、お絵かき、見せてあげたら?」
奥様が、お子さまへ優しく声をかけます。
絵を描くことが大好きなお子さまは、自然と造作のカウンターへ。
吹き抜けの窓からはやわらかな光が差し込み、視線の先には外の景色が広がります。
のびのびと、迷いのない自由な線が紙の上を走っていきます。
お子さまの豊かな世界が描かれた一枚の絵。
それは、余白をもたせたベージュの塗り壁に美しく映え、空間にやさしい彩りを添えていました。

ふと机の上へ目を向けると、バーに吊り下げられた緑。
奥様が大切に育てている植物が、静かに息づいています。
やわらかな日差しに包まれながら流れる、穏やかな時間の中には、人にも植物にもやさしい、心地よい暮らしの風景が広がっていました。

そして、その少し奥のスペースへ――
「こっちだよ」と言わんばかりに、お子さまが案内してくれました。
そこに広がっていたのは、ご主人のトレーニングスペース。
「〇〇くん、これできるよ!」そう言って、自転車型のトレーニングマシンへ。
小さな足でペダルを一生懸命に踏み込み、くるくると数回。やり切った表情で、ちょこんとマシンから降ります。
「すごいじゃん」その様子を見守るKさんご夫妻の表情には、自然とやわらかな笑みがこぼれていました。
何気ないひとときの中に、日々の成長を喜ぶあたたかな空気が流れます。
吹き抜けを通して伝わる、1階LDKの気配。完全に切り離されることのなく、それぞれが好きなことに没頭しながらも、どこかでつながっている――。
この場所には、ご家族みんなの趣味が心地よく共存する、豊かな「あそびば」が広がっていました。
住まいの中にある、やさしく自由な居場所。
何気ない日常が少しだけ特別に感じられる時間が、確かにここに息づいていることを実感しました。

ぬくもりの中で、暮らしは整っていく。
雪景色の中で出会った、やわらかな笑い声。
玄関に滲む日常の気配。
家のあちこちに広がる、お子さまの居場所と遊びの風景。
そして、ご夫妻が語ってくださった「喧嘩をしなくなった」というリアルな一言。
それは、お住まいの心地よさを物語る、確かな実感の言葉でした。
Kさんご家族の毎日が整い、ちょっぴり元気になれる空間。
その暖かい空間には、ご家族みなさんの笑顔が自然と広がっていました。
何気ない日常がやさしく満たされ、家族の時間が、より穏やかに、より心地よく重なっていく――。
「住まいとは、暮らしを守る器であると同時に、人の気持ちを整え、家族の関係を育んでいく場所でもあるのかもしれない。」
Kさんご家族のあたたかな暮らしに触れ、大橋はじんわりとそのことを実感しました。
ご家族のこれからの時間にそっと思いを馳せながら、心の奥に温かな余韻を抱きつつ、Kさん邸を軽やかな足取りであとにするのでした。
| インタビュー日付 | 2026年2月8日(日) |
|---|---|
| インタビュー場所 | 岐阜県本巣郡 |
| ご家族構成 | 3人(大人2人+お子様1人) |
| シリーズ | ナチュレエコ・アドバンス |

