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長い旅の先にたどり着いた、心安らぐ暮らしのかたち。

( Profile ) プロフィール

岐阜市にお住まいのKさんご家族。もともと住まいや建築がお好きで、住宅展示場や完成見学会、中古物件などを、以前から自然と見て回られていたそうです。
その後、お仕事の都合で岐阜県へ移り住まれたこと、そしてお子様の誕生をきっかけに、「この地で腰を据えて、家族が安心して暮らせる住まいをつくりたい」と、本格的に家づくりをスタートされました。家づくりを始めた当初、ご夫婦の「住みたい家の条件」は約200個。情報を集め、学びを深める中で、家づくりにおいて大切にしたい軸は、「健康」「自然素材」「トータルコスト」「長期目線」の4つに絞られていきました。
その想いを叶えられる住宅会社を探し続ける中で出会ったのが、エムズアソシエイツ。建設関係のお仕事に携わるご主人は、住まいの性能だけでなく、施工への姿勢や家づくりの考え方にも深く共感され、十数社の候補の中からエムズを選ばれました。
約8年にわたる土地探しと建築会社探しを経て、ようやくたどり着いた理想の住まい。今では、ご家族4人がほっと安心できる居場所として、穏やかで心満たされる日々を育まれています。今回は、そんなKさんご家族がたどり着いた、“これからの暮らしを支える住まい”の物語をご紹介します。

( Interview ) インタビュー

せせらぎに包まれる、和モダンな佇まい

今回訪ねたのは、岐阜市の穏やかな住宅街。
すぐそばを流れる小さな川のせせらぎが、町全体をやさしく包み込み、どこか心をほどいてくれるような空気が漂っています。
そんな落ち着いた街並みの中に、K様のお住まいは静かに佇んでいました。

 

長く伸びた軒と、重心を低く抑えた平屋風のフォルム。
白いそとん壁がやわらかな表情を添える一方で、全体にはどこか凛とした落ち着きが感じられます。
木製格子や、玄関アプローチにあしらわれた割石も美しく調和し、住まい全体に和モダンな趣を漂わせていました。

 

インターホンを押すと、ご主人がドアを開け、穏やかな笑顔で「こんにちは、どうぞ」と迎えてくださいました。
そのやさしい一言に、この住まいに流れる空気の心地よさが、そっと表れているようでした。

木と石と、塗り壁と。—自然素材が織りなす玄関

お住まいの中へ一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、かたちも表情もさまざまな小さな石が織りなす、洗い出し仕上げの玄関土間。
その正面には、天井までまっすぐに伸びるラインが美しい、造作のハイドアが静かに佇んでいました。

 

さらに目を向けると、天然木でつくられた小さなベンチや、窓辺にちょこんと置かれたお家型のオブジェなど、暮らしの中で少しずつ迎え入れられたのであろう家具や小物たちが、空間にやさしい彩りを添えています。
どれも決して主張しすぎることなく、この住まいにもともとあったかのように自然に馴染み、玄関全体に穏やかな調和をもたらしていました。
木と白のぬりかべがやわらかく包み込む、自然素材の心地よい空間。

 

その空気に思わず気持ちがほどけていくのを感じていると、ご主人がやさしく「リビングへ、どうぞ。」と声をかけてくださいました。ご主人の案内でインタビュアー一行は、ハイドアを曲がった先のリビング空間へと足を進めます。

帰ってきたくなる場所は、ここだった。

リビングへ通していただき、インタビュアーの吉澤は、Kさんご家族の家づくりのはじまりについてお話を伺いました。

 

「上の子が小学校に上がる前に、やっぱり賃貸じゃなくて、子どもにとって「実家」と呼べる場所があるといいなって思っていて。地に足をつけて暮らしてゆく場所を、ちゃんと決めたい気持ちがありました。タイミングとしても、子どもが小学生になるまでに、というのはありましたね」
そう話される奥様は、お子様の頭をそっとなでながら、穏やかな表情を浮かべておられました。

 

その何気ない仕草から伝わってきたのは、「家を建てる」という選択の奥にある、ご家族へのやさしい想い。
“住まい”という言葉の中には、暮らしだけでなく、家族の時間や記憶まで包み込みたいという願いが込められているのだと、あらためて感じさせられます。
「結婚当初は県外に住んでいたんですけど、仕事の関係で岐阜県に来て、ここで家を建てようって決めましたね。そのあと、ハウスメーカーさんや工務店さんをいろいろ回りながら、土地探しも並行して進めていました」とご主人。

そうして歩み始めた家づくりの道のり。その先で出会われたのが、川のせせらぎがやさしく響く、今のお住まいの土地でした。
「毎日、アットホームとスーモを見てましたね(笑)」
思わず笑みがこぼれるようなひと言に、ご夫婦の土地探しの日々が目に浮かびます。

 

「最初に見始めたのは、今から10年くらい前ですね。その頃はまだ何となく見ていた感じだったんですけど、本格的に家を建てようってなってからは、2〜3年くらいしっかり見ていました。やっぱりそれだけ見ていると、相場感も分かってくるので、“この土地ならいいんじゃないか”っていうのが見えてくるんですよね」とご主人が語ってくださいました。
長い時間をかけて情報を集め、比較し、見極めてこられたからこそ出会えた、納得のいく場所。
その積み重ねがあったからこそ、いまこの穏やかな暮らしがあるのだと感じます。

 

すると、隣でお話を聞かれていた奥様が、ご主人に向かってやさしくひと言。
「そうだね、よかったよね」
その笑顔には、ご主人への信頼と、この場所での暮らしへの確かな満足感がにじんでいました。

 

ご夫婦の自然なやりとりに、ここがただ“条件の良い土地”だったのではなく、ご家族にとって“帰ってきたくなる場所”として選ばれた土地なのだと感じられたひとときでした。

理由のある家づくりに、惹かれて。

「ここだ」と思える土地に出会ったあと、Kさんご家族の家づくりは、次のステージへと進んでいきました。

 

「もう、うちに来てくださった時って、土地は買われていたんでしたっけ?」
そう問いかけたのは、設計担当の北川。
ご主人は、当時を振り返りながら穏やかに答えてくださいました。
「そうですね。土地を決めて、次に建てる会社を決めようという段階でした。だいたい3〜4ヶ月で決めましたね。土地探しに比べると、かなり早かったかなと思います(笑)」
「めっちゃ早いですね!」
北川の率直なひと言に、その場にやわらかな笑いが広がります。

 

すると奥様が、その“短くも濃かった時間”の背景を教えてくださいました。
「土地を購入したあと、1ヶ月で十数社の見学会や打ち合わせに集中的に参加したんです。その中の一つがエムズさんでした」
限られた時間の中で、できる限り多くを見て、聞いて、比較する。そうして真剣に向き合われたからこそ、ご夫婦の中で“違い”はよりはっきりと見えていったのだそうです。

 

「最終的に決めた理由は、施工の考え方が自分たちの理想と合っていたことでした。エムズさんの家は、どの見学会に行ってもすごく参考になって。毎回、“あ、ここの家住みたい”って思う感じがあったんですよね」
その言葉には、見た目の好みや雰囲気だけではない、もっと深い部分での納得感がにじんでいました。

さらにご主人は、素材選びの考え方にも強く惹かれたと話されます。
「一つの素材を選ぶにしても、全部なんとなくじゃなくて、ちゃんと理由があるんですよね。“なぜダイヤトーマスを使うのか”“なぜこの素材なのか”っていうのが、全部明確になっていて。それがすごくいいなと思いました」

 

住まいを構成する一つひとつに、きちんと意味があること。
見える部分だけでなく、その背景にある思想まで丁寧に積み重ねられていること。
その誠実さが、ご主人の心に深く響いたのでした。

 

そして、その印象を決定づけたのは、完成前の現場だったといいます。
「施工の段階も見させていただいた中で、施工品質がすごく高いなと感じていました。一つひとつ丁寧に施工しているのが見えたので、そのあたりもすごく魅力に感じましたね」
「エムズで決められる前に、工事中の現場も見ていただいたんですか?」と吉澤。
「はい、構造の見学会に行かせていただいて。施工して、後で見えなくなってしまう部分が全部見えるじゃないですか。納まりのやり方も含めて、全部丁寧にされているなっていうのが分かって。それが本当に良かったですね」

 

完成してからでは見えなくなる部分にこそ、その会社の姿勢が表れる――。
建築関係のお仕事に携わるご主人だからこそ、そうした“見えない品質”にも自然と目が向かっていたのかもしれません。
その言葉を受けて、インタビュアー一行の表情にも、思わず嬉しさがにじみました。

 

長く土地を探し、数多くの住宅会社を見比べてきたKさんご家族が、最後にたどり着いたのは、「ここなら安心して任せられる」という確かな答え。
その納得の積み重ねが、今の心地よい暮らしへとつながっているのです。

冬の朝17℃が、心地よさの証だった。

じっくりと時間をかけて、ご家族にとって本当に納得のいく住まいをかたちにされたKさんご家族。
その暮らしの中で、実際にどのような心地よさを感じておられるのか――住み始めてからの“リアルな住み心地”について、お話を伺いました。

 

「昨年の冬は、エアコンをずっと使っていなくて。初めて使ったのが、12月の中旬くらいだったんですよね。しかも6畳用のエアコン1台で家中暖かいです。」
そう話されるご主人の表情には、思わずうれしさがにじみます。
「朝、家を出て、そのまま何も使わずに夕方まで置いておいても、全然温度が下がってこないんだなっていうのは感じましたね」
“高気密・高断熱”という言葉だけでは伝えきれない、住んでみて初めて分かる快適さ。
その実感が、ご主人の何気ない言葉の中からもまっすぐに伝わってきます。

 

すると奥様も、日々の暮らしの中で感じている“暖かさ”について教えてくださいました。
「夜の間も暖かいので、子どもが寝ていると、布団をひっぺがして、お腹を出して寝てることがよくあるんです。でも、それでも風邪をひかなかったりするんですよね。真冬でも“寒い寒い”ってならないので、やっぱり暖かい家だなって思います」
お子様が安心しきったように眠る、その何気ないエピソードから、この住まいが家族をやさしく包み込んでいることが、何よりもよく表れていました。

そこで吉澤が、気になっていたことを尋ねます。
「夜は、エアコンはつけてみえないですか?」
「そうですね。寝る前に切って、朝起きるとだいたい2℃くらい下がっているくらいです。なので、朝起きたときでも17〜18℃はキープできているんですよ」
そうお話しくださった奥様の言葉に、
「えっ!17℃!?」
と、思わず声を上げたのは、賃貸住宅で暮らす吉澤と北川。
冬の朝にその室温を保てるという事実に、驚きを隠せません。

 

奥様はさらに、以前のお住まいとの違いについても話してくださいました。
「前の家は、朝になると10℃を切ることもあったので。でも今は、朝起きてもそういう寒さが全然なくて。それが、しかも家のどこにいてもなんですよね。そこは本当にありがたいなと思います」
朝、布団から出る瞬間に身構えなくていいこと。
リビングだけでなく、家のどこにいても寒さを我慢しなくていいこと。
その“当たり前のようで、実はとても贅沢な快適さ”が、Kさんご家族の日常を静かに支えているのだと感じます。
お話をしてくださるご夫婦の穏やかな表情からは、この住まいでの毎日にしっかりと満足されていることが伝わってきました。

 

数字としての性能だけではなく、ご家族がのびのびと、安心して、健やかに過ごせること。
その心地よさこそが、この住まいの本当の価値なのかもしれません。
驚きのエピソードの数々に耳を傾けながら、インタビュアー一行の胸にも、じんわりとうれしさが広がっていきました。

この家の心地よさを、身体が知っていた。

Kさんご家族が家づくりを始められた当初、ご夫婦の中には「住みたい家の条件」が約200個もあったそうです。
その中で、最終的に特に大切にしたい軸として残ったのが、「健康」「自然素材」「トータルコスト」「長期目線」 の4つでした。
暮らしの快適さはもちろん、その先にある“健やかに過ごせること”まで見据えて住まいを考えられていたことが、ひしひしと伝わってきます。
では実際に、自然素材や住環境へのこだわりは、日々の暮らしの中でどのような心地よさにつながっているのでしょうか。ご主人にお話を伺いました。

 

「私は、アレルギーがかなり改善されましたね。もともと鼻が詰まったり、体が痒くなったりすることがずっとあったんですけど、新しい家に引っ越してからは、ゼロではないですけど、本当にかなり改善されました」
そう穏やかに語られるご主人の言葉には、日々の暮らしの中で積み重なってきた実感がにじんでいました。
さらに今、ご主人は約1か月ほどの出張でホテル暮らしをされているそうです。
その中で、あらためて“住まいの環境の違い”を強く感じられているのだとか。
「ちょうど今、1か月くらい出張でホテル暮らしをしているんですけど、ホテルで過ごしていると、鼻が詰まったり、体が痒くなったりすることが出てきていて。やっぱり、この家の環境ってすごくいいんだなっていうのを痛感していますね」

 

外に出たからこそ分かる、この家の空気のやさしさ。
何気なく過ごしていた日常の中で、ご主人の身体がきちんと応えていたことが、静かに、でも確かに感じられました。

 

高気密・高断熱による温熱環境の心地よさだけでなく、健康面においても、住まいが暮らしを支えていること。
そのことを満足そうに語ってくださるご主人のお姿に、インタビュアーの吉澤もまた、この住まいの価値をあらためて実感し、うれしい気持ちに包まれました。

4人の食卓は、ときどき空の下。

高気密・高断熱の快適さと、自然素材のやさしさに包まれたKさん邸。
その穏やかな空気は、室内にとどまらず、リビングの先へとやさしく続いていました。

 

掃き出し窓の向こうに広がるのは、ご家族にとっての“もうひとつのリビング”ともいえるウッドデッキ。
外でありながら、どこか室内の延長のような安心感をまとったその場所は、Kさんご家族の暮らしの中に、ごく自然に溶け込んでいました。
「セカンドリビングみたいな感じで、ウッドデッキも使っていますね。ご飯を食べたり、今みたいに気持ちいい時期は外で過ごしたりしています」
そうお話しくださるご主人の言葉通り、実際に見せていただいたウッドデッキには、ご家族4人分のアウトドアチェアが並べられていました。
その佇まいからは、“たまに使う場所”ではなく、日常の中で当たり前のように親しまれている居場所であることが伝わってきます。

 

さらに奥様が、思わず笑みがこぼれるようなエピソードを話してくださいました。
「土日は、朝昼晩、子どもたちが“外で食べたい”って言うんです。だから朝昼晩、外でご飯を食べる日もあります(笑)。本当に、ウッドデッキはすごく使っていますね」
その言葉から浮かんでくるのは、家族4人で囲む、何気ないけれどかけがえのない食卓の風景。
特別なイベントではなく、日常の中にこそ、こんなにも豊かな時間が息づいているのだと感じさせてくれます。

 

ご家族の憩いの時間を支えるウッドデッキ。
そこに並ぶ4脚のチェアを眺めながら、インタビュアーの吉澤は、この住まいの心地よさは、家の中だけで完結するものではなく、外の空気や季節のうつろいまでも暮らしの一部として受け止められること にあるのかもしれないと感じていました。

『おーい』がうれしい、2階の特等席。

ウッドデッキでの“おそとご飯”が、お子様たちのリクエストであるというお話を伺っていると、この住まいがご家族みんなにとって心地よい場所になっていることが、自然と伝わってきます。
ご夫婦にとってだけでなく、お子様たちにとってもまた、この家には「ここが好き」と思える場所が、ちゃんとあるようです。

 

「〇〇くんは、ほかに好きなところある?」
奥様がやさしくそう問いかけると、お子様はすぐにある場所を指さして答えてくれました。
「あるよ。あそこのプラレールのとこだよ」
「おもちゃの部屋だよね。」と奥様。
その指の先にあったのは、1階のお子様専用の子ども部屋。
おもちゃがあり、遊びがあり、想像力が広がっていく――そんな、お子様にとっての特別な場所です。
「下の子は、2階がお気に入りです。ちょっと2階に上がって『おーい』ってするのも好きだよね。吹き抜けの手すりのところから『おーい』ってするのが楽しそうです」
そう語る奥様の言葉からは、お子様たちがこの家の中で自由に遊び、笑い声を響かせながら過ごしている日常が浮かび上がってきました。

 

その様子を見ていた北川が、当時の記憶をたどるように尋ねます。
「もう階段は登れますか?」
お打ち合わせ当時はまだ小さかったお子様。
その頃の姿を思い浮かべると、いまこうして元気に家の中を行き来し、お気に入りの場所を見つけながら過ごされていることに、時の流れと暮らしの積み重ねが感じられます。
「もう全然、上りますね。〇〇くん、あそこが好きだよね」
そう言ってお子様の頭をそっとなでる奥様の仕草には、やさしい愛情がにじんでいました。

 

この家には、ご家族それぞれの“好きな場所”があり、それぞれの時間が流れています。
お子様にとってものびのびと楽しい時間が育まれていることを感じながら、続けて今度は、奥様のお気に入りの場所についても伺ってみることにしました。

ときめきも、暮らしやすさも。

「私は洗面がお気に入りで。可愛くつくっていただいたので、タイルを入れてもらったりして、そこがすごく好きです」
そう言って見せてくださったのは、青色のクリアなタイルが印象的な、美しい洗面台。
やわらかな光を受けてきらりと表情を変えるそのタイルは、空間にさりげない華やかさを添えながら、奥様らしい“好き”が息づいていることを感じさせてくれました。
毎日何気なく立つ場所だからこそ、目に入るたびに少し気分が上がる。
そんな小さなときめきが、暮らしの中にやさしく根づいているようです。

 

「あとは、家事動線を考えて設計してくださっているので、家事や育児のストレスがかなり減りました。洗濯して、干して、畳んで、しまうまでが一連の動作でできるので、本当に時短になっています」
その言葉の通り、脱衣室のすぐ隣にはウォークインクローゼットが配置され、洗う・干す・畳む・しまうの流れが無理なくつながる間取りに。

 

可愛さに心が弾み、使いやすさに日々助けられる。
奥様のお気に入りの場所には、“暮らしを心地よく整える住まい”という、この家の魅力が静かに表れていました。

住んでみて、はじめて見えてくることもある。

ここまでお話を伺う中で、Kさんご家族がこの住まいでの暮らしに深く満足されていることが、ひしひしと伝わってきました。

 

そんな中、設計担当の北川が、あえて「後悔していることはありますか?」とお尋ねしました。
するとご主人は、少し考えながら、率直なお気持ちを話してくださいました。
「子ども部屋の窓の位置は、もうワングリッドずらした方が良かったかなと思っています。住み始めてから、“こういう使い方をしたい”って見えてきたからこそなんですけどね」
さらに話題は、カーテン計画にも。
「カーテンって、エムズさんとは別で計画する形だったじゃないですか。そこが少し、住まい全体の設計計画とは別軸になってしまって。インテリアと一緒に、最初からカーテン計画まで組み込めたら、もっと良い形にできたかなとは思いますね」
その言葉を受けて、奥様もやさしく続けられました。
「家づくりの最中は、正直カーテンのことまで全然考えられていなくて…。家ができあがってから“ここにロールスクリーンを付けたい”ってなると、少し干渉しちゃったりして。すごく後悔しているわけではないんですけど、一緒に計画できるとより良いかもしれないですね」

 

住み始めてから見えてくる、“こうだったらもっと良かった”という気づき。
それを飾らずに話してくださるご夫婦の誠実さに、北川も静かに耳を傾けていました。
その一方で、ご主人はこんなお話もしてくださいました。
「家具は図面に最初から丸テーブルを書いてくれていたので、すごく分かりやすかったですね。この家にとってもぴったりで良かったです。自分たちだけだったら、たぶん丸テーブルを選ぶことってなかったと思うので。図面やパースで見せてもらえたのは、ありがたかったです」

 

住んでから気づくこともあれば、暮らしの中で“やってよかった”と感じられることもある。
そんな率直なやりとりの中に、Kさんご家族とつくり上げてきた住まいの、確かな積み重ねが感じられました。

“快適”の先にある、家族の時間。

こうしてお話を伺う中で、Kさんご家族がこの住まいでの毎日を、心から心地よく感じながら暮らされていることが、ひしひしと伝わってきました。

 

インタビューの終わりに「実際に住んでみて、一番良かったことは何ですか?」とお尋ねすると、ご主人は穏やかにこう話してくださいました。
「やっぱり一番は、毎日快適に暮らせていることですね。エムズさんに決めてよかったと思っています」
その言葉に、隣で奥様も静かにうなずかれます。
冬の暖かさ、自然素材の心地よさ、家事のしやすさ、そしてご家族それぞれのお気に入りの場所。
Kさんご家族が「快適」と表現してくださったその言葉の中には、そんな日々の豊かさが、たしかに息づいているように感じられました。

 

取材を終え、玄関をあとにすると、外にはやわらかな光が広がっていました。
ご家族に見送っていただきながら、吉澤と北川はもう一度この住まいを振り返ります。
穏やかな街並みに静かに佇むその姿は、ご家族のこれからの毎日を、やさしく包み込みながら見守っていくようでした。