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和音がやさしく響く―奏の家。

( Profile ) プロフィール

各務原市でお住まいづくりを始められたYさんご夫婦。これからのライフステージの変化を見据え、早めに家づくりをスタートされました。
大手ハウスメーカーから地元工務店まで、数年をかけてさまざまな会社を検討されたお二人。デザイン・性能・予算、そのどれも妥協したくないという想いの中で、最終的に「ちょうどいいバランス」と担当者の寄り添いに安心感を感じられ、エムズアソシエイツでのご建築を決められました。
音楽好きなお二人らしく、お住まいには防音室を設け、リビングでもギターやピアノの音色を楽しまれています。特徴的な敷地条件の中でも、光を上手に取り込む設計と、高い断熱性能によって、一年を通して心地よく過ごせる住まいに。
今回は、そんなYさんご家族の暮らしと家づくりのお話をご紹介します。

( Interview ) インタビュー

木々に迎えられる、やさしい住まい

今回私たちが訪ねたのは、豊かな緑と住宅街の穏やかな風景が調和する、各務原市の一角に佇むYさんご家族のお住まい。
一行がお伺いしたのは、4月下旬。やわらかな空気の中で新緑が少しずつ色濃くなりはじめ、街のあちこちに季節の芽吹きが感じられる頃でした。

 

車を降りると、まず目に飛び込んできたのは、美しく息づくたくさんの木々。ごろりとした砕石の素材感、やさしい表情のベージュの塗り壁、それらが自然体で調和し、上質でありながら街並みにすっと馴染む佇まいをつくり出していました。
さっそくインターホンを押すと、「こんにちは、どうぞ。」と奥様のやわらかな声。

 

木々や草花に彩られた玄関アプローチを上りながら、一行の期待も少しずつ高まっていきます。
これから始まる、Yさんご家族の暮らしの物語。
わくわくした気持ちとともに、そっと玄関扉を開けるのでした。

和の設えが息づく、光あふれる玄関

玄関扉を開けると、まず目に入ったのは、ペンダントライトのやわらかな灯りが白い塗り壁に落とす繊細な陰影。
静けさの中に凛とした美しさが漂う、趣深い空間が広がっていました。

 

足元には、カバ材に名栗加工を施した床板。表面の凹凸が光を受け、日本らしい繊細な美しさを感じさせます。
玄関収納とリビングへ続く扉には、オリジナルの障子扉を採用。リビングから届くやわらかな光が障子越しに玄関へ広がり、窓のない空間にもやさしい奥行きを生み出していました。

 

そんな和の空気を味わっていると、ご夫婦が障子扉をそっと開け、笑顔でリビングへ迎えてくださいました。

“やっぱり、この家がいい”と思えたこと

一行が通されたのは、木のぬくもりとやわらかな光、窓の外の緑が心地よく調和するLDK空間。
穏やかな空気が流れるダイニングで、Yさんご夫婦に家づくりのお話をお伺いしました。

 

「もともと家は建てたいと思ってたんですけど、家族が増えることも見越して、先に建てようかなって。」
そう振り返ってくださったご主人。家づくりを考え始めてから、約2年にわたり、大手ハウスメーカーから地元工務店まで数多く見て回られたそうです。
けれど、予算・デザイン・性能、そのどれかに納得できず、「なんとなくしっくりこなかった」と当時を語ってくださいました。

 

さらに奥様は、当時の葛藤をこう続けてくださいました。
「実は一度、別の会社で契約もしたんです。でも打合せを進めるうちに、“このままで本当に満足できるのかな”って不安になって…。その時、どうしてもエムズさんに描いてもらった間取りが忘れられなかったんです。」
迷いの中で思い出したのは、理想の暮らしが自然と想像できた一枚の間取り。そして当時担当していた北川への一本の電話でした。
「突然だったのに、本当にやさしく対応してくださって。その時の安心感が、すごく心に残っています。」
ご主人も静かにうなずきながら、こう話してくださいました。
「結果的に、デザイン・性能・予算のバランスが一番しっくりきたのがエムズさんでしたね。」

 

たくさん悩み、比較し、遠回りもあったからこそ辿り着いた、“この家がいい”という想い。
その言葉の奥に、お二人の納得と安心が感じられる時間でした。

家づくりの“相談役”として寄り添った存在

「デザイン・性能・予算、そのバランスが良かったとのことでしたが、特に魅力に感じた点はありますか?」
小森の問いかけに、奥様は少し笑いながら、意外なお答えをしてくださいました。

 

「やっぱり一番は、北川さんでしたね。」
その言葉に、ご主人も「うん、いつも言ってたよね」と自然に続けられます。
「信頼できるし、空気感も合っていて。打合せの時間が、本当に楽しかったんです。」
その言葉を近くで聞いていた北川にも、思わず照れたような笑みがこぼれます。

 

ご主人は、当時感じていたことを丁寧に話してくださいました。
「工務店やハウスメーカーに行くと、営業の方がすごく丁寧にもてなしてくださるじゃないですか。でも北川さんをはじめとして、エムズさんは、いい意味で“営業っぽくない”というか。寄り添ってはくれるんですけど、ちゃんと率直な意見も言ってくれる。その距離感が、逆に信頼できたんですよね。」
奥様も、「堅苦しくなくて、自然体で話せる感じが安心できました」と笑顔で続けられました。

 

一度は家づくりに迷い、不安を抱えられていたYさんご夫妻。
そんな時、間取りや性能だけではなく、“暮らしそのもの”を一緒に考える相談役として寄り添っていたのが北川でした。
「この人になら、安心して任せられる―。」
そう感じていただけたことが、最終的にエムズアソシエイツでの家づくりへとつながっていったのかもしれません。

 

当時を振り返りながら笑顔で語り合うYさんご夫妻と北川。その穏やかな空気に、一行も自然と笑顔になっていました。

季節を忘れるほどの、やさしい快適さ

担当者との思い出を振り返りながら、安心して家づくりを進められたと語ってくださったYさんご夫妻。
続いて、お住まいづくりで大切にされていた「性能」について、実際の暮らし心地をお伺いしました。

 

「前の家では、冬の朝に起きるのが本当にしんどかったんです。でも今は、“寒くて起きられない”っていうのがなくなりましたね。」
そう話してくださったご主人。
奥様も、以前から感じていたお悩みを振り返られます。
「普通のお家って、脱衣所とか廊下が寒かったりするじゃないですか。それがずっと嫌だったんです。でもこの家は、お部屋ごとの温度差がほとんどなくて。家中どこにいてもちょうどいい温度だから、移動が苦にならなくなりました。」
さらにご主人は、「夏も冬も、エアコン1台で十分なんです」と続けてくださいました。
「家の中にいると、外に出た瞬間に“こんなに暑かったんだ”“今日はこんなに寒いんだ”って気づくことが多くて。」

 

季節の厳しさを忘れてしまうほど、穏やかな室内環境。
高い気密・断熱性能が生み出す快適さは、特別なものではなく、“毎日の当たり前”として、ご家族の暮らしにやさしく寄り添っていました。

心地よさをつくる、お二人が好きなデザイン

続いて、お住まいづくりで大切にされていた「デザイン」についてお伺いしました。

 

「和風な感じが、もともとちょっと好きで。塗り壁で和の雰囲気になったのが良かったですね。」
そう話してくださったご主人。
やわらかな表情を見せる塗り壁や、木の質感を活かした空間には、Yさんご夫妻の“好き”が自然と息づいていました。

 

小森が「自然素材などもお好きなんですか?」とお聞きすると、
「そうですね。無垢床とか塗り壁が標準だったのも気に入ってます。実際に住んでみても、梅雨の時期に床がベタベタしない感じとか、やっぱり心地いいですね。」
デザインとしての美しさだけでなく、暮らしの中で感じる快適さも、自然素材の魅力として実感されているご様子でした。

さらに奥様は、「私はアプローチがお気に入りです」と笑顔で教えてくださいました。
玄関まわりの植栽や砕石、塗り壁が調和した外構デザイン。
その景色は、ご主人にとっても特別な存在になっているそうです。
「仕事から帰ってきて、階段を上る時に“なんかいいな”って気分になるんです(笑)」
そう話しながら、
「“どうも、家主です。”みたいな感じで(笑)」
とご主人。
すかさず奥様が「なんか感じ悪いやん(笑)」とつっこまれ、一同が笑いに包まれます。

 

そんな何気ない掛け合いの中にも、この住まいで過ごす時間の心地よさがにじんでいました。
性能が生み出す快適さ。
自然素材がもたらすやさしい質感。
そして、ご夫妻が“好き”と思えるデザイン。
その一つひとつが重なり合いながら、Yさんご家族らしい穏やかな暮らしのリズムを、やさしく奏でているようでした。

音楽のある日常を、この家で

心が少し弾むようなお気に入りのデザインに囲まれながら、日々を心地よく過ごされているYさんご家族。
お二人に、お家でのお気に入りの過ごし方についてお伺いしました。

 

「リビングにピアノを置いて練習したり、防音室で楽器や歌を楽しんでます。」
そう話してくださった奥様。
音楽が好きなお二人らしく、この住まいには、日常の中に自然と音楽が溶け込んでいました。

ご主人も、防音室での過ごし方を楽しそうに教えてくださいました。
「ギターのショーケースを作ったんですけど、ケースを開けなくても、好きなギターを眺められるのが良くて。パソコンを持ち込んだり、好きなグッズを飾ったりして過ごしてます。」

 

以前はケースにしまっていた大切なギターたち。
“いつでも眺められる”という何気ない喜びが、ご主人の表情をやさしくほころばせます。
さらに最近では、新しい趣味も始まったそう。
「庭ができたので、ギターを作ってみたくなって。この前、バンドソーを買って、実際にギターの形に切ってみたんです。」
ギターを弾くだけでなく、“つくる楽しみ”まで広がっていく暮らし。
戸建てだからこそ叶えられる、音楽とともにある自由な時間が、この住まいには流れていました。

 

ピアノと楽譜。
大切に並べられたギター。
そして、ご夫妻の楽しそうな笑い声。
穏やかな空気に包まれながら、リビングの一角に置かれたピアノへ目を向けた小森の表情にも、自然と笑みがこぼれていました。

和音が、やさしく響く。

ギターやピアノの音色が響くお住まい。
やわらかな光、木のぬくもり、そして家中を包み込む心地よい空気感。
その一つひとつが自然に重なり合い、Yさんご家族らしい穏やかな暮らしのリズムを奏でていました。

 

お気に入りのギターを眺めながら過ごす時間。
リビングに流れるピアノの音色。
仕事から帰宅し、植栽に囲まれたアプローチの階段を上るひととき。
そんな何気ない日常の場面からも、この住まいへの愛着と心地よさが伝わってきます。

 

また、高い気密・断熱性能によって、冬の寒さや夏の暑さを忘れてしまうほど快適な室内環境も、ご夫妻の暮らしをやさしく支えていました。
性能、デザイン、自然素材、そして“好き”を楽しめる空間。そのどれか一つではなく、すべてが心地よく調和しているからこそ、この住まいには、肩の力を抜いて過ごせる穏やかな空気が流れているのかもしれません。

 

そして何より印象的だったのは、取材中に何度も笑顔を交わされていたYさんご夫妻のやわらかな空気感。
お互いの言葉に自然と笑い合うその姿は、まるで異なる音が美しく重なり合う“和音”のようでした。

 

性能とデザイン、そしてご家族の想いが美しく調和した住まい。
“和音がやさしく響く、奏の家”には、これからもYさんご家族らしい穏やかな音色が、日々やさしく流れていくことを感じながら、一行は和やかな気持ちで帰路につくのでした。

 

インタビュー日付 2026年4月19日(日)
インタビュー場所 岐阜県各務原市
ご家族構成 2人
シリーズ ナチュレエコ・ゼロ
竣工年月 2025年4月

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