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24時間換気システムは高気密が大前提? 効果と電気代をOB施主がホンネで証言

24時間換気システムは高気密が大前提? 効果と電気代をOB施主がホンネで証言 | 高気密・高断熱住宅

「24時間換気システムってどうして必要なの?」

「24時間換気をつけっぱなしにすると電気代がかさむのでは?」

まず、みなさんが最初に抱えるのはこうした素朴な疑問ではないでしょうか。

実は、新築住宅では法律で24時間換気の設置が義務付けられていますが、「本当に必要?」「冬場に寒くならない?」といった不安が絶えないのも事実です。

結論からいうと、24時間換気は月数百円程度の電気代で、家族の健康を守る効果が高い設備です。

また、高気密・高断熱住宅と組み合わせると、外気温や湿度の変化を受けにくいため、「寒い風が入ってくる」「夏は熱気がこもる」といった不安がかなり軽減できます。

この記事では、24時間換気の基礎知識から電気代の実情、さらに高気密・高断熱住宅との相乗効果まで分かりやすく解説します。

最後には、実際に導入したオーナーさんのリアルな声もご紹介します。

この記事を読めば、こんな疑問が解決します!
  • そもそも24時間換気ってなぜ必要なの?
  • どんな種類があるの?どれを選べばいい?
  • 気になる電気代は?節約する方法はある?
  • フィルター掃除は面倒?どれくらいの頻度でやればいい?
  • 24時間換気をさらに効果的にする方法
  • 実際に使っている人の声はどうなの?

この記事を書いた人
24時間換気システムは高気密が大前提? 効果と電気代をOB施主がホンネで証言 | 高気密・高断熱住宅
松原 保嗣

プロフィール:
岐阜市拠点の株式会社エムズアソシエイツ代表取締役。20年以上、注文住宅の設計施工に携わり、高気密・高断熱住宅やパッシブデザインを取り入れた設計を通して、圧倒的な快適住空間を提供。自社ブログや年間100回以上のセミナー登壇を通じ、延べ500名以上の施主の家づくりを支援し、施主啓発にも努める。
保有資格:
日本エネルギーパス診断士、省エネ建築診断士、気密測定技能者、地盤インスペクター、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具専門相談員

24時間換気システムとは?シックハウス対策と法的背景を知ろう

なぜ「24時間換気」は義務?シックハウス症候群との深い関係

新築住宅では、建築基準法により、24時間換気設備の設置と常時稼働が義務化されています。

かつて、新築やリフォーム直後の家で「頭痛・めまい・目の痛み・のどのイガイガ」などの症状に悩む人が増え、社会問題化しました。

これを総称してシックハウス症候群と呼ぶようになりました。

原因は建材や接着剤などに含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質。高温多湿の日本では、室内に有害物質がこもりやすく、症状を引き起こしやすい環境でした。

そこで国は、2003年に建築基準法を改正し、新築住宅には24時間換気設備を設置することを義務化しました。

法律で定められているのは、「1時間あたり部屋の空気の半分(= 0.5回/h以上)を入れ替えること」。

ホルムアルデヒドなどの有害物質を室内に溜めないための施策です。

換気を常に行うことで、健康被害を予防する狙いがあります。

第1種・第3種…ダクト式・ダクトレス式も? 主な換気方式

24時間換気システムには、大きく3つの方式がありますが、住宅では第1種第3種がメジャーです。

第2種換気方式(機械給気+自然排気)は住宅でほぼ使われないため、特に覚える必要はありません。

  • 第1種換気:給気・排気ともに機械換気
  • 第2種換気:給気は機械、排気は自然
  • 第3種換気:給気は自然、排気は機械

第1種換気:熱交換による省エネ効果

給気と排気の両方を機械で行う方式です。

この方式の最大のメリットは、「熱交換」ができること。

冬の寒い時期を例にすると、外の冷たい空気と、室内の暖かい空気を混ぜ合わせてから給気する仕組みです。

外気温が0℃、室温が20℃の場合、熱交換によって16〜17℃程度に温められた空気が入ってくるため、暖房のエネルギーロスを最小限に抑えられます

夏場も同様で、冷房負荷を軽減できるメリットがあります。

快適性と省エネ性に優れていますが、導入費用が高めで、定期的なメンテナンスも必要になります。

第1種換気(機械給気+機械排気)

メリット

  • 熱交換により温度変化が少なく、室内環境が安定しやすい
  • エアコン稼働が抑えられ、トータルのランニングコストが下がる傾向
  • 花粉やPM2.5対策フィルターを組み込めば、外気の汚れをしっかり除去できる

デメリット

  • 第3種換気よりも初期コストが高め
  • ダクト式の場合は配管スペースが必要になり、ダクト清掃も定期的に行う必要がある

第3種換気:コスト重視ならこちら

給気は自然に、排気は機械で行うのが「第3種換気方式」です。

日本の一般住宅ではこれが主流で、初期費用が抑えやすい点が大きな特徴です。

ただし外気をそのまま取り入れるため、冬は冷たい空気が、夏は暑い空気が直接入ってきます。

第3種換気(自然給気+機械排気)

メリット

  • 初期コストが安い・仕組みがシンプル
  • ダクトの取り回しを最小限にできる(もしくはダクトレス製品が使いやすい)

デメリット

  • 冬に室内が冷え込みやすく、暖房費が増える場合あり
  • 冷気や熱気が直接入るため、体感的にも不快に思いやすい

 

【エムズアソシエイツからのアドバイス】

おすすめはやはり第1種換気ですが、第3種換気を選ぶ場合は、給気口の位置を工夫するといいです。

例えば、寝室やベッドの近く、個室の机周りなど、冷えを感じやすい場所は避けましょう。

エアコンの近くに給気口を設けると、冷たい空気をすぐに暖められるので、デメリットを軽減できます。

ダクト式とダクトレス式の違い

また、「ダクト式」と「ダクトレス式」もよく話題になります。

ダクト式は、給排気を家じゅう張り巡らせたダクトで行うため、部屋ごとの温度管理や換気のコントロールがしやすい反面、配管スペースや清掃の手間が増えます。

特に、ダクト内部の清掃は非常に困難です。

 

一方ダクトレス式は、壁に直接換気ユニットを設置する方式です。

ダクト工事で施工しやすく、梁(はり)などとの干渉が減ります。また、お手入れもフィルター周りだけで済むため楽です。

だたし、ダクトを通した方が、やはり断熱性能はどうしても高くなります。

 

弊社(エムズアソシエイツ)では、ダクト工事がいらない「ダクトレス熱交換型第一種換気」を採用するケースが多いです。

メンテナンスを簡単にするために別途工夫していますが、詳細は別の記事でご紹介予定です。

「電気代が高い」は誤解? 24時間換気の費用とメンテナンス

電気代は月々いくら? 一般的な目安と節電のコツ

「24時間つけっぱなしって、電気代がどのくらいになるの…?」と心配される方も多いですよね。

実際には、使用する機器にもよりますが、月に100円〜1,000円程度が一般的です。

たとえば、消費電力が15kWh/月の換気扇の場合、電気料金単価を30円/kWhで計算すると、 15kWh × 30円 = 450円/月となります。

機種によっては30kWh/月かかるものもありますが、その場合は月900円前後。暖房や冷房に比べると、意外と大きくありません。

さらに、電気代を抑えるためのポイントとしては、

  • 省エネ仕様の換気扇を選ぶ:最近の換気扇はモーターの性能が高く、電力消費が低い製品が増えています。
  • フィルターの定期清掃:フィルターが詰まるとファンに負担がかかり、電気代が増える傾向があります。
  • (機種による)強弱モードの使い分け:システムによっては常時「弱」運転を基本にし、必要に応じて「強」に切り替えられます。

こうした工夫をするだけで、24時間換気にかかる電気代はさらに抑えやすくなります。

フィルター掃除は面倒? 頻度と手順のポイント

次に気になるのが「お手入れ」。

24時間換気システムは常に空気を出し入れしているため、フィルターにホコリが溜まりやすいのは事実です。

とはいえ、難しい作業はありません。

目安として2〜3か月に一度、換気口(吸気口・排気口)のフィルターを取り外して、

  1. 掃除機でサッとホコリを吸い取る
  2. 汚れがひどい場合は水洗い(中性洗剤を使ってやさしく洗うと◎)
  3. よく乾かして装着する

このステップだけで十分です。

実際、弊社OBさんの声でも、

「天井にあるフィルターを掃除機で吸い取る作業が数分で終わる」

「洗面所にある換気ユニットはフィルターを水洗いして乾かすだけ」

といった感想が多く、そこまで負担には感じていない方が大多数です。

ポイントは「定期的にやる」こと

半年〜1年放置すると目詰まりし、換気性能が落ちてしまいます。

結果、室内がカビっぽくなったり電気代が上がったりする恐れがあるため、ぜひ定期清掃を習慣にしてください。

高気密×高断熱住宅でこそ活きる24時間換気の効果

「換気をすると、冬の暖房や夏の冷房がムダになってしまわない?」という疑問もよく聞きます。

しかし、家の気密性が高いほど、計画通りに空気を出し入れできるため、余計な隙間風が入らず、冷暖房のロスを抑えられるのです。

ここでは、「高気密・高断熱住宅」で計画換気を行うと、なぜより効果が高まるのかに焦点を当てて解説します。

1. 隙間風がない=計画どおり換気できる

家に隙間が多いと、換気扇の排気や給気口の動きとは別に、想定外の場所から外気や室内の空気が出入りします

これを「隙間風」や「侵入風」と呼ぶことがあります。

せっかく熱交換型の第1種換気を入れても、隙間から冷たい空気や熱い空気が入ってきたら、温度ロスを抑える効果が半減してしまいます。

また、気密性能が低い(C値が大きい)家で第3種換気を使うと、換気扇以外の場所から空気が出入りし、換気ルートが計画通りになりません。

そうすると、効率が悪くなったり、特定の場所に汚れた空気が溜まったりする可能性があります。

一方、高気密・高断熱住宅なら、壁や窓のすき間が徹底的に塞がれているため、

  • 排気は換気扇(または換気ユニット)から確実に外へ
  • 給気は給気口や熱交換器を通して効率的に空気を取り込む

という仕組みがほぼ計画どおりに機能します。

結果的に、熱交換率が高まる冷暖房費が抑えられるなど、多くのメリットを得られるのです。

2. 熱交換型なら、冬の暖房負担・夏の冷房負担も軽減

「第1種換気は初期費用がかかる」と言われる反面、高気密住宅ではその省エネ効果を最大限に発揮できます。

熱交換器を通すことで、たとえば真冬に外気0℃・室内20℃の場合、吸気を約16~17℃に保ったまま導入可能です。

これによって、エアコンの働きを大幅に軽減できます。

さらに夏場も、室内の冷気を再利用して、外からの暑い空気をいくらか冷ましてから給気できるため、冷房負担の減少&温度ムラを抑制できるのが魅力です。

ポイント
  • 第1種換気の省エネ効果は、隙間が少ない家ほど大きい
  • 第3種換気なら低コスト導入が可能。ただし高気密でないと直接外気が入り、暖冷房ロスが増えやすい
  • どちらにしても、断熱・気密の性能が大きい家ほど換気の効率がUPして、室温の急激な変化を抑えらる

3. ショートサイクルを起こさない、計画的な「空気の流れ」

第3種換気を選ぶケースでも、高気密住宅なら「給気は給気口、排気は排気口」にしっかり限定されるため、家全体を均一に換気しやすくなります。

これは「ショートサイクル(排気の近くからだけ空気が入ってきて、他の部屋が換気されにくい現象)」を減らすことに直結します。

4.冬も夏も快適! 温度ムラ&結露リスク軽減

高断熱・高気密住宅で24時間換気を行うと、家中の空気が計画的に循環するため、部屋ごとの温度差が少なくなります

ヒートショック(急激な温度差で体に負担がかかること)も防ぎやすく、「廊下はすごく寒い」「脱衣所が冷える」といったストレスが軽くなります。

また、常に新鮮な空気が取り込まれることで、結露やカビの発生を抑える効果も期待できます。

湿気が停滞しにくくなるため、冬場に窓がびっしょり濡れるケースが減り、壁紙や天井裏のカビ・ダニ発生を防ぎやすいのです。

「換気すると寒くなるかも…」と敬遠しがちですが、どの方式を選ぶにしても、実は高気密×高断熱の住宅こそ、24時間換気システムの大きなメリットが感じられるのです。

ぜひ、高気密・高断熱住宅との組み合わせで、その真価を体感してみてください。

 

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実際どうだった? OB施主様の光熱費&体感レビュー

「24時間換気って、実際の声はどうなの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、エムズアソシエイツで家を建てられたOB施主様のブログより、24時間換気システムの使い心地や光熱費について、リアルな声を集めてみました。

選んだ換気方式とその理由は?

換気方式の選び方や決め手が異なり、これから家づくりを考える方にとって参考になるはずです。

愛知県稲沢市 Y様:第3種換気

Y様宅では、第3種ダクト式換気システム「ルフロ400」(日本住環境株式会社)を採用しました。1階ウォークインクローゼットの天井に設置されています。

換気システム選定の理由は以下の通りです。

  1. 確実な換気:排気を1カ所に集約、ハイパワーモーターで強制排気。
  2. お手入れのしやすさ:第1種に比べ、カビのリスクが低い。
  3. フィルターの選択肢:花粉やPM2.5対策で高性能フィルターを選べる。
  4. トータルコスト:設置費用、電気代、冷暖房費が抑えられる。

換気性能だけでなく、メンテナンス性やコストパフォーマンスも重視して、第3種換気を選ばれています。

第3種ダクト式換気システム「ルフロ400」|施主様ブログ

岐阜県本巣郡 G様:第一種換気

一方、G様宅では、第一種換気装置を第1種換気装置を天井裏に設置ています。

換気システム選定の理由は以下の通りです。

  1. 温度差対策:家の中の温度差をなくしたい
  2. 熱交換による省エネ効果
  3. シックハウス対策は当然として、アレルギー原因物質対策
  4. 換気量計算書や圧損計算書などの提示で安心した

G様邸では、エムズアソシエイツのクロスを全く使わない工法(ノンクロス工法)でシックハウス対策をされた上で、温度、アレルギー対策への期待から、第一種換気を選ばれました。

参考:第一種換気装置|施主様ブログ

S様:第3種換気

外は−9℃くらいまでなったり、土も凍みる中津川で、20℃設定のエアコン1台なんて、ほんとに凄いんですよ!
ちなみにうちは、エムズさんの工法で言うナチュレエコ-ZERO、オール電化、第3種換気です。第3種換気から冷たい風がファ〜っと入って来るので、熱交換の?第一種換気だったら、もっと凄かったんでしょうか。
太陽の恩地でエアコンすらほぼいらないとか…?

参考:パッシブハウスの光熱費について|施主様ブログ

四季ごとの体感温度&電気代リアルデータ

では、実際に住んでみて、住み心地や光熱費はどう変わったのでしょうか?

こちらも、OB施主さんのリアルな声をご紹介します。

岐阜市O様:家族4人

実質の電気代はだいたい2千円くらいになりますが、家族4人で2千円の電気代と考えると、今まででは考えられなかったほどの安さになります。

電気代リアルデータ
  • 冬場の電気代:月1.5万円前後(寒波時)
  • 秋〜初冬:エアコン要らずで約1万円/月
  • 太陽光設置後:実質月2,000〜3,500円程度

冬場の厳寒期でも室温を保ちながら電気代は月約1.5万円程度(寒波時の予測値)で済んでおり、一方で秋口〜初冬のエアコン不要な月は約1万円前後に収まっています。

また、太陽光設置後は、売電収入を差し引いた実質電気代が4人家族で月2,000〜3,500円程度と、「以前では考えられない安さ」になったとのこと。

参考:
2月の電気代途中経過|施主様ブログ
11月の電気代|施主様ブログ
10月の電気代と売電価格|施主様ブログ

岐阜市T様

アパート時代と新築の光熱費の差額です。 こちらにプラスして毎月約8000円ほどの太陽光発電の売電量も入ってきます

2021年(アパート)(円) 2022年(エムズハウス)(円) 差(円)
1月 25,902(電気+ガス) 22,403(オール電化) 3,499
2月 22,063 18,112 3,951
3月 18,796 14,517 4,279
4月 15,676 11,681 3,995
5月 16,563 10,376 6,187

こちらは、T様宅での、アパートの頃との比較です。

断熱・気密性能のおかげでエアコン稼働を最小限にでき、旧宅のアパート暮らしと比べて光熱費が大きく削減できたようです。

毎月の太陽光発電の売電も大きいですね。

冬の日差しはリビングの奥まで、むしろリビング全体にきっちりと行き渡っています! 改めて驚き!!

太陽さえあれば、エアコン要らずのむしろ日陰を探してしまうエムズハウスです!笑

エムズでは、24時間換気システムや住宅性能だけでなく、自然採光をとりいれた「パッシブデザイン」で、冬の日差しを多く取り入れらるよう設計しています。

参考:
この冬の暖房器具の稼働状況|施主様ブログ
お昼下がりのエムズハウス〜パッシブ設計〜|施主様ブログ

メンテナンスはどう?

フィルター掃除や加湿といったメンテナンス・工夫は必要ですが、それを踏まえても「換気システムを導入して良かった」との声が大半を占めていました。

岐阜市O様

全館自動換気のエムズさんの家ですが、フィルターが天井の所々にあって、埃などで汚れてくるので、フィルターの掃除を定期的にします。

掃除と行ってもとても簡単です。

寒くなったときに、わざわざ窓を開けて換気しなくてもいいので、すごく助かります!

フィルター2枚を取り外して優しく水洗いし天日乾燥させるだけでお手入れ完了しています。

天候の良い日に洗えばすぐ乾き、メンテナンスにさほど手間はかからないようです。

参考:
換気機器のフィルター|施主様ブログ
フィルター掃除|施主様ブログ

総じて、24時間換気システムを導入されたOB施主さんたちは、その効果に満足されているようです。

 

あわせて読みたい「お客様の声」

Q&A:24時間換気システムでよくある疑問と対策

気代の節約のために夜間や外出時だけ止めてもいい?

NGです。

24時間換気は法的に「常時稼働」が前提です。実際、換気設備には「オフスイッチ」がついていても、止めることは推奨されていません。

  • 健康リスク:シックハウスの原因物質や二酸化炭素が溜まり、頭痛・めまいを招く恐れあり
  • 結露・カビ:湿気がこもりやすく、窓周りや壁内部の結露が増える可能性大

夜間だけでも止めるのは、家の空気が汚れやすくなるため避けましょう。

花粉やPM2.5は防げる?

はい、可能です。

最近は高性能フィルター(HEPA級、PM2.5対応など)を装着できる機種も増えており、粒子が非常に細かい花粉やPM2.5でも大半をカットできるようになっています。

もちろん、こうしたフィルターを選ぶと通気の抵抗がやや大きくなるため、定期的な清掃や交換がとても重要。

花粉シーズン前にフィルターをリフレッシュするなど、メンテナンスをしっかり行えば室内空気を快適に保てます。

間取りや仕切り方で、換気効率は変わる?

はい。多少影響してきます。

部屋の仕切りを減らしたり、大空間を取り入れたりすると空気の流れがスムーズになり、換気効率がアップします。

家の中心部に大きなLDKを配置したり、廊下を一体化したオープンなレイアウトにするのもひとつの方法です。

【結論】高気密高断熱×24時間換気が理想!実際に体感してみよう!

24時間換気は「ずっと回さなきゃいけないなんて電気代がもったいない…」と不安を持たれがちですが、実際には月数百円程度で、家の中の空気を清潔に保ち、シックハウス症候群や結露・カビのリスクを抑えられる、とても大切な設備です。

しかも、高断熱・高気密の住宅と組み合わせれば冬も夏も温度ムラが減り、快適さが格段にアップします。

その快適さは、実際に夏や冬に体験してみたり、プロに相談するのがベストです。

  • モデルハウスや完成見学会で実際の空気感を体験
  • フィルター掃除などのメンテナンス方法をチェック
  • 間取り設計や換気計画をプロと相談
 

エムズアソシエイツでは、高断熱・高気密住宅ならではのノウハウを活かし、「夏涼しく冬あたたかい家づくり」をサポートしています。

24時間換気システムも当然標準装備し、施工やメンテナンスのしやすさ、長期的な健康と快適性を重視したプランをご提案しています。

「もっと詳しい事例を知りたい」「実際の家を見学してみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

猛暑が続く夏や、厳しく冷え込む冬に体感していただくのがおすすめです!

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