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断熱リノベーションでどこまで変わる?目指すべき目安と費用対効果の考え方を解説

冬になると、リビングから廊下に出た瞬間に「寒い」と感じる。

窓ガラスは結露でびっしょり濡れ、サッシ周りにはカビ。

暖房は朝から晩までつけっぱなしで、光熱費は月々2万円を超えることも。

こうした住まいの不快さは、建物の断熱性能が不十分なことに原因があります。

昭和〜平成初期に建てられた住宅の多くは、現在の基準と比べて断熱材が薄く、窓もアルミサッシ+単板ガラスが主流でした。

外気温がそのまま室内に伝わりやすい構造だったのです。

冷暖房をいくら効かせても追いつかないのは、当然の結果といえます。

この記事では、断熱リノベーションの効果、部位別の優先順位、費用対効果の考え方、目指すべき性能水準までを一気に解説します。

「どこから手をつければいいかわからない」という方でも、読み終えるころには自分の家に必要な断熱改修の全体像が見えているはずです。

この記事でわかること
  • 断熱リノベで得られる4つの効果(快適性・光熱費・ヒートショック・結露)
  • 部位別の優先順位(窓→天井→壁→床)と費用の目安
  • 投資回収の考え方と補助金の活用方法
  • 目指すべき断熱性能の水準(UA値・断熱等級)
  • 見落としがちな気密施工の重要性

創業20年以上、300棟以上の設計と施工実績を持つ私たちエムズアソシエイツでは、全棟(新築)でUA値0.45以下・C値0.4以下を保証しています。

冬期の室温で表現すると、「室内温度が概ね13℃~15℃を下回らない」程度の断熱性能と言えます。

エムズアソシエイツでは、新築だけでなく、リノベーションでも新築の性能に近い「高気密・高断熱」の住まいづくりをお手伝いしています。

この記事を書いた人
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松原 保嗣

岐阜市拠点の株式会社エムズアソシエイツ代表取締役。20年以上、注文住宅の設計施工に携わり、高気密・高断熱住宅やパッシブデザインを取り入れた設計を通して、圧倒的な快適住空間を提供。自社ブログや年間100回以上のセミナー登壇を通じ、延べ500名以上の施主の家づくりを支援し、施主啓発にも努める。 保有資格: 日本エネルギーパス診断士、省エネ建築診断士、気密測定技能者、地盤インスペクター、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具専門相談員

断熱リノベーションで暮らしはどう変わる?4つの効果

断熱リノベーションは、単に「寒さを解消する」だけではありません。

室温の安定、光熱費の削減、健康リスクの軽減、結露・カビ対策。

この4つの効果が、毎日の暮らしを大きく変えてくれます

それぞれの効果を、具体的なデータと施主様の声を交えて見ていきましょう。

温度差のストレスから解放|室温の安定

断熱リノベーションでもっとも実感しやすいのが、室温の安定です。

外気温に左右されにくくなり、「どこにいても温度差が小さい家」へと変わります

実際に断熱リノベーションをされた施主様からは、こんな声をいただいています。

「以前は寒くて住まいにくかったのが、断熱リフォームのおかげで冬は暖かく、夏は涼しく、想像以上の快適な生活を送れるようになりました。日常がまったく変わりました」(築40年以上・鉄骨造住宅の断熱改修)

「エアコンの使用頻度は激減し、とても快適に暮らしております。夜でも、寝る前につけて、寝る頃には切っても朝まで寒くなくぐっすり寝られます」(平屋の断熱フルリノベーション)

断熱リノベーションで室内の温度ムラがなくなると、リビングだけ暖かく廊下に出ると寒い、という不快さから解放されます。

光熱費は年間15〜40%削減が目安

断熱性能が上がると、冷暖房の効率も向上します。

外気の影響を受けにくくなる分、エアコンの稼働時間が減り、光熱費の節約につながるのです。

一般的な目安として、断熱リノベーションを行った住宅では、年間の光熱費が15〜40%減少するケースが多く見られます

もちろん、削減額は住宅の規模や地域、家族構成によって変わります。

ただ、「エアコンの効きが全然違う」「暖房器具が一つ減った」という声は、断熱リノベーションを経験した方に共通しています。

私たちが採用している熱交換換気システムでは、冷暖房費27%削減の実績もあります。

具体的な投資回収の考え方は、のちほど「費用対効果」のセクションで説明しますね。

健康リスクを軽減|ヒートショック予防

冬場、暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動したとき、急激な温度差で血圧が乱高下する。

これがヒートショックです。

心臓や血管に大きな負担がかかり、入浴中の事故につながることもあります。

国の大規模調査によると、断熱改修を行った住宅では、冬期の起床時最高血圧が平均3.1mmHg低下したという結果が出ています。

WHO(世界保健機関)も、高齢者の健康のために「居室は少なくとも18℃以上」を推奨しています。

断熱リノベーションで家全体の温度差が小さくなれば、脱衣所や浴室も含めてこの基準をクリアしやすくなります。

実際に断熱リノベーションをされた施主様からも、冬の暮らしの変化を実感する声をいただいています。

「以前は寒くて住まいにくかったのが、断熱リフォームのおかげで冬は暖かく、夏は涼しく、想像以上の快適な生活を送れるようになり、日常がまったく変わりました」(鉄骨造築40余年の断熱リフォーム)

冬の夜中にトイレに行くのも、お風呂に入るのも怖くない

それだけで、毎日の暮らしはずいぶん変わります。

窓の結露が激減|カビの原因を根本から解消

冬場、窓ガラスに水滴がびっしり……。

この結露を放置すると、サッシ周りにカビが繁殖し、断熱材の劣化や木材の腐朽にもつながります。

結露は、室内外の温度差が大きいときに発生します。

断熱リノベーションで窓や壁の断熱性能を高めると、室内側の表面温度が上がり、結露が発生しにくくなります

断熱リノベーションをされた施主様からは、こんな声をいただいています。

「12月年末の寒い時期に引越しましたが、初日の翌朝は、本当に結露しないのか窓をくまなく調べました(笑)。家族4人でひとつの部屋で寝たにも関わらず、『まったく結露がない』のには驚きました」(平屋の断熱フルリノベーション)

ちなみに、私たちは、目に見える結露だけでなく、壁の中で発生する見えない結露(壁内結露)にも対策を施しています。

施主様からは「以前の家では梅雨時にベタベタで不快でしたが、今は湿気を感じません」という声もいただいています。

結露が減ると、日々の掃除も楽になりますよね。

どこから断熱すべき?部位別の優先順位と費用

ここまで断熱リノベーションの効果をお伝えしてきましたが、「どこから手をつければいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

窓、壁、天井、床……すべてを同時に改修するのは現実的ではありませんし、予算との兼ね合いもあります。

結論から言うと、優先順位は「窓→天井→壁→床」です。

熱の出入りがもっとも大きい窓から始めると、効果を実感しやすいです。

まずは窓の断熱が最優先|窓からの熱の出入りは58〜70% まずは窓の断熱性能を強化

家の中でもっとも熱が出入りするのは、窓です。

冬は窓から約50%の熱が逃げ、夏は約70%もの熱が窓から侵入するというデータがあります。

出典:YKK AP

窓断熱の方法を、費用の少ない順に以下に3つ挙げます。

  1. ガラス交換:単板ガラスをLow-E複層ガラスなど高断熱タイプに交換する方法(費用は一番抑えられるが、フレームがアルミだとフレーム部分だけに結露が発生する可能性が大)
  2. 内窓の設置(二重窓化):既存の窓の内側に、もう一枚窓を取り付ける方法。工事が比較的簡単で、費用も抑えやすいが、掃除の手間が増える。
  3. サッシごと交換:アルミサッシを樹脂サッシなど高性能な製品に交換する方法。効果はもっとも高いが、工事費用も少し高くなる。
    ⇒現在はカバー工法という、外壁を壊さず、既存のサッシの枠をそのまま利用して窓を交換する方法もあります。

効果を最大限に得たいならサッシごと交換するのをおすすめします。

予算調整が必要な際には、既存の窓に樹脂製の内窓を設置し、Low-E複層ガラスを採用することもあります。

費用の目安は、家全体(窓30㎡・20箇所程度)で約50〜60万円程度ですが、窓の数やサイズによっては100万円以上かかるケースもあります。

ただし、窓断熱には手厚い補助金が用意されています。

リフォームを行った方の約7割が何らかの補助制度を利用しており、「先進的窓リノベ事業」では工事費の1/2・最大200万円の補助が受けられます。

補助金を活用すれば、実質的な負担を大きく抑えられるのです。

天井断熱は30〜60万円|夏の冷房効率が大きく向上

窓の次に手をつけたいのが、天井(屋根)の断熱です。

冬場の暖房した熱は、上昇するため天井や屋根付近に熱が溜まることになります。

天井や屋根の断熱性能が脆弱であれば、そこから全て熱が逃げて行ってしまい、暖房しててもなかなか全体が温まらないという現象が起きます。

 

また、夏場、強い日差しを受けた屋根は高温になります。

断熱が不十分だと、小屋裏からじわじわと熱が降りてきて、室温を押し上げる原因に。

天井裏に厚く断熱材を敷設するだけで、夏の冷房の効きが一段とよくなります

天井(屋根)の断熱性能もとても重要です。

費用の目安は、延床30坪ほどの住宅で30〜60万円。

窓断熱に比べて費用は抑えめでありながら、室温の快適さに影響が大きいので対費用効果は大きくなります。

なお、私たちエムズアソシエイツの新築では、天井裏に高性能グラスウール(20k)を305mm~400mm厚にて標準施工しています。

2層の断熱材を井桁に敷きこむことにより、ピンホールや継ぎ目の断熱欠損を極力なくしています。

吹付ウレタンと違い、透湿効果があり、燃えにくく耐久性が高いのも特長です。

壁の断熱は100〜200万円|内断熱と外張りの違い

家全体の断熱性能を底上げするには、壁断熱も欠かせません。

壁は面積が大きく、窓に次いで熱損失の割合が高い部位です。

ただし、リノベーションでの壁断熱は、窓や天井に比べて工事が大がかりになります。

壁の内側から断熱材を充填する「内断熱改修」の場合、一旦壁の仕上げ(クロスや石膏ボード)を剥がす必要があるのです。

施工方法は大きく2つ。

  1. インナー断熱改修:既存の壁を壊さずに、壁の室内側へ断熱材を設置。解体費用が掛からない分低コストで工期も短いが、部屋が少し狭くなる
  2. 充填断熱改修:既存の壁を壊して、柱間に新たに断熱材を設置。新築と同等の施工方法で、性能が確保しやすい。
  3. 外張り断熱(付加断熱):外壁の外側に断熱材を張り足す。断熱効果は高いが、足場工事が伴い、費用が大きく跳ね上がるが熱橋には有利

効果を重視するなら充填断熱や外張り断熱(付加断熱)ですが、費用との兼ね合いでインナー断熱を選ぶことも可能です。

費用の目安は、どこまでやるかによって大きく変わります。

床断熱は50〜80万円|足元の冷えを根本から解消

「足元が冷える」というのは、体感上かなり大きなストレスです。

エムズアソシエイツでは新築の場合、基礎断熱を採用していますが、リノベーションでは、床板の下に断熱材を入れる「床断熱」が一般的です。

というのも、既存の床断熱仕様や無断熱仕様の住宅を基礎断熱化しようとすると、かなりの手間とコストがかかるからです。

費用の目安は50〜80万円ほど。窓や天井と比べると優先度は下がりますが、足元からの冷えは体感に大きく影響するので、予算に余裕があれば検討したいポイントです。

どこまで断熱すればいい?UA値0.45以下が目安

断熱リノベーションを検討するとき、「どこまで断熱すればいいの?」という疑問もあるかと思います。

費用をかけた分だけ効果はありますが、過剰な投資は避けたい。

そこで、地域特性を踏まえた現実的な性能目安と、リノベーションでも新築並みの性能を出せる可能性について見ていきます。

断熱等級やUA値といった専門用語の詳しい定義については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

岐阜・東海エリアなら最低でもUA値0.45、できればUA値0.4未満を推奨

岐阜市は気候区分上「温暖地(6地域)」に分類され、省エネ基準ではUA値0.87以下が基準となっています。

しかし、実態は夏に猛暑日が多く、冬は氷点下まで冷え込む、関東や他の同等地域に比べて寒暖差の激しい地域です。

岐阜県は全国でも日照時間が長く、夏は強い日差しにさらされやすい一方、冬は晴天率が高い分、放射冷却で朝晩グッと冷え込みます。

こうした気候特性を踏まえると、快適に暮らすための目安は以下の通りです。

  • 最低ラインとしてUA値0.45以下
  • より快適を目指すならUA値0.4未満 (断熱等性能等級6・HEAT20 G2相当)

UA値0.45は、冬場の室温を安定させ、部屋間の温度差を少なくできる水準です。

断熱リノベーションを行った施主様からは「冬でも朝起きたとき家中が20℃前後」という声をいただいています。

築数十年の家でも新築並みの断熱性能は出せる

「リノベーションでどこまで性能を上げられるのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。

結論からいえば、施工と予算配分をしっかり行えば、築数十年の家でも最新新築並みの断熱・気密性能を獲得できます

昭和56年以前(旧省エネ基準前)に建てられた無断熱同然の住宅を、UA値0.4前後・C値1.0以下までフルリノベした事例は全国に多数あります。

エムズアソシエイツの断熱リノベーションでも、独自の断熱施工や高性能窓を採用することで、新築よりも高いレベルの断熱性能「断熱等級6~7」に対応可能です。

現実的には予算との兼ね合いがあるので、「どこまでやるか」の方針が大切です。

窓だけでも断熱すれば一定の効果はありますが、快適性を飛躍的に高めるにはできる限り多くの部位を断熱改修するのが望ましいでしょう。

優先順位(窓→天井→壁→床)の順に段階的に進めるのも一つの手です。

断熱リフォームの効果は半永久的です。

一度高性能な断熱材をきちんと施工すれば、経年による性能低下はごくわずか。

数十年にわたり光熱費削減と快適性向上がつづきます

「もっと早くやればよかった」という声が多いのも納得です。

また、高性能化リフォームを施すことで、住宅の資産価値が上がる可能性もあります。

断熱リノベの費用対効果|何年で元が取れる?

ただ、断熱リノベーションは決して安い工事ではありません。

「本当に元が取れるのか?」という疑問は当然でしょう。

費用対効果を考える視点は3つあります。

  1. 光熱費削減による投資回収
  2. 快適性・健康を含めた総合的な価値
  3. そして補助金活用による負担軽減

です。

窓断熱60万円なら約24年で投資回収

まず、光熱費削減だけで見た投資回収を計算してみましょう。

たとえば、延床30坪程度の戸建住宅で、家全体の窓に内窓を設置した場合、工事費用は約60万円。

これにより年間の冷暖房費が約2.5万円削減できたとすると、単純計算で24年で元が取れます

窓に加えて天井断熱も施工し、工事費用が約120万円になった場合、年間約4.5万円の光熱費削減で、回収期間は約27年です。

数字だけ見ると長期間に感じるかもしれません。

別の見方をすると、改修前の年間光熱費が35万円の家で20%削減できれば、年間7万円の節約。

改修前25万円なら18%削減で、年間4.5万円ほどの節約が目安です。

ただし、これはあくまで「光熱費だけ」で見た場合の話。

実際には、エアコン台数を減らせることによる設備更新費の節約もあります。

最近のエネルギー価格上昇も踏まえれば、今後回収期間は短縮傾向にあるでしょう。

光熱費だけでなく「毎日の暮らしの質」が変わる

光熱費削減は、断熱リノベーションの価値のごく一部に過ぎません。

本質的な価値は「毎日の暮らしが変わること」にあります

ここは金額に反映されませんが、一番重要なことです。

健康面では、冬場に家中どこでも18℃以上になれば、高血圧リスクやヒートショック事故が減ります。

興味深いデータとして、日本でもっとも寒い地域の一つである北海道では、ヒートショックによる死亡者数が全国で5番目に少ないという「令和4年人口動態統計」があります。

これは、古くから断熱性能の高い家づくりと全館暖房が普及しているためと考えられています。

生活の質という点では、「家にいる時間が増えた」「家族がリビングに集まるようになった」という声が印象的です。

居心地が段違いになるのです。

「毎日薄着で過ごせてストレスが減った」「結露がなくなり掃除が楽に」

日々の暮らしの質が向上するメリットは、金額に換算できない大きな価値です。

補助金で実質負担を半額以下に抑えられるケースも

また、費用面で大きな助けになるのが、補助金です。

近年、政府は住宅の省エネ化を推進しており、断熱改修関連の補助制度が充実しています。

制度名 補助内容
先進的窓リノベ事業 窓断熱工事に対して費用の1/2・上限200万円
こどもエコすまい支援事業 断熱改修に最大100万円規模の支援

たとえば200万円の工事なら、国の補助で100万円、自治体の補助で20〜30万円と組み合わせれば、実質負担は80万円程度で済むこともあります。

申請手続きは施工業者が代行してくれる場合がほとんど。

相談時に「補助金は利用できますか?」と聞いてみてください。

ただし、補助金は期間限定・予算上限ありです。

年度途中で受付終了となることもあるので、リフォーム計画が固まったら早めに情報収集し、タイミングを逃さないことが大切です。

補助金の詳細は、今後公開予定の記事で詳しく解説する予定です。

断熱だけでは不十分?「気密」も同時に考えるべき理由

断熱材をどんなに厚くしても、家に隙間があれば暖かい空気は逃げてしまいます。

「断熱」が熱の移動を遅らせる役割なら、「気密」は空気の出入りを防ぐ役割。

どちらか一方だけでは効果が半減してしまいます。

「ダウンジャケットを着てもチャックを開けていたら寒い」と例えると分かりやすいかもしれません。

ちなみに、この気密性を示す指標が「C値(相当隙間面積)」で、値が小さいほど隙間が少なく高気密です。

リノベーションで気密を確保するには、気密シートをしっかり施工し、完成後に気密測定を行うことが大切です。

対応できる業者は限られますが、「断熱材を入れたのに寒い」という失敗の多くは気密施工の不備が原因です。

私たちエムズアソシエイツでは、リノベーションでもC値1.0未満を基準とし、全棟で自社気密測定を実施しています(部分リノベでは測定できない場合があります)。

測定の結果、隙間が見つかればその場で補修し、基準をクリアできるまで対応します。

気密施工の詳しい方法や注意点については、下記の記事で解説しています。

断熱リノベーションで失敗しないための3つのポイント

断熱リノベーションは、正しく施工すれば大きな効果が得られますが、一方で「リフォームしたのに寒い」という失敗事例も存在します。

失敗を避けるために押さえておきたいポイントは、以下の3つです。

  1. 既存の構造状態を把握してから進める
  2. 気密施工に対応できる業者を選ぶ
  3. 完成後のアフターサポート体制を確認する

1つ目は、既存の構造状態を把握してから進めることです。

シロアリ被害や雨漏り、構造材の劣化があると、断熱工事前に補修が必要になります。

断熱工事の前に構造調査を行ってくれる業者を選びましょう。

2つ目は、気密施工に対応できる業者を選ぶことです。

「断熱材を入れたのに寒い」という失敗の原因は、気密シートの施工不備であることが多いです。

気密測定を行っているか、C値の実績を提示できるかを確認してください。

3つ目は、完成後のアフターサポート体制を確認することです。

長期保証や定期点検(1年・5年・10年目)の有無をチェックし、断熱改修箇所もしっかりサポートしてくれる会社を選びましょう。

断熱リフォームの失敗事例と対策、業者選びのチェックリストについては、今後公開予定の関連記事で詳しく解説します。

まとめ:断熱リノベで、冬も夏も快適な暮らしを

今回は、断熱リノベーションの効果、優先順位、費用、業者選びのポイントを紹介しました。

部分的な断熱から始めれば、初期費用を抑えながらも体感できる効果が得られます。

夏の暑さ、冬の寒さ、結露の悩みから解放され、光熱費も下がる。毎日の暮らしが変わります。

まずは現状の断熱性能を確認し、予算や暮らし方に合わせて全体断熱にするか、1階だけにするか、リビングなど部分的にするかなど検討してみてください。

この記事のポイント
  • 断熱リノベで快適性・光熱費・健康・結露が改善
  • 窓から始めると効果を実感しやすい
  • 岐阜なら最低UA値0.45、理想は0.4未満
  • 補助金で実質負担を半額程度に抑えられる
  • 断熱と気密はセット、測定実績のある業者を選ぶ

私たちエムズアソシエイツは、創業20年以上・300棟以上の実績を持ち、リノベーションでもC値1.0未満を基準に全棟で気密測定を実施しています。

構造調査から断熱施工、アフターサポートまで一貫対応し、最長60年保証と定期点検(1年・5年・10年目)で完成後も安心です。

「どこから手をつければいい?」

その答えは、お住まいの状態や予算によって違います。

まずはお気軽にご相談ください。

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