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おはようございます、松原です。

なんだか最近また半袖で過ごせる日が多くなりましたね。

一度しまい込んだ夏服を引っ張り出しました。

11月ももう終わろうというのに、なんだか季節感がおかしくなりそうですね。

暖かいのは過ごしやすくていいことですが、

未来の地球環境を考えると、ちょっと怖い気がします。

年々、暖かくなっていると、はっきりと実感できてしまいます。

 

さて、本題へ。

大工さんは、我々のような木造注文住宅を提供する者にとっては、欠かせない人たちです。

大工さんがいるからこそ、設計をしたものが形として完成できます。

もちろんほかの業種の方々も大切な役割を担っておりますが、メインになるのは大工さんと

言っても過言ではありません。

 

ただ、以前から大工さんの数が激減している状況が続いています。

 

木造住宅の担い手である大工就業者数は、平成27年に約35万人と、20年間で半減。

下の資料は国交省の大工さんの就業者の統計資料です。

 

明らかな高齢化、若年層が職業しての「大工」を選択する機会が減っていることは

間違いありません。

 

ただ、現在エムズの住まいに協力いただいている大工さんたちは、皆生き生きと

現場で創作活動をされています。

いやいや仕事としてやっている人は一人もいないように見えます。

そこには「やりがい」が大きいのだと。

 

大工という職業は、10年前後前には、小学生が「なりたい職業」ナンバーワン

を獲得した時期もありましたが、その後すぐにランクダウンし、「なりたい職業」の

上位に来ることはなくなってしまいました。

 

現在は、様々な職業が選択できるようになり、汗水流して現場で作業する大工さん

加えて、ほかの職人さんもそうですが、左官屋さん、水道やさんの若い担い手が

少なくなっているのは仕事をしていても明らかに感じるところです。

 

エムズでも社員大工を入れて育てようと試みたことがありますが、

社員大工というと、またそれはそれでいろいろとムツカシイ問題も出てきました。

詳細はここでは割愛しますが、

職人　≠　会社員　と言えばわかっていただけるでしょうか？

 

 

現場で見る大工さんは、ただただかっこいいです。

 

 

 

 

正直、これらの写真は、松原が現場でかっこよく撮影したものです。

大工さんの魅力を伝えるために撮影したものですが、実際に上棟時に見る大工さんは

本当にかっこいいです。

すでに我が家の上棟を経験された方は、皆同じ意見だと思います。

 

機械化やロボット化が進むであろう未来ですが、

その人やそのご家族それぞれ違う住まい方、それに応えるべく細かなオーダー

まだまだ手を動かす大工さんは必要な時代は続きます。

 

若い方が「なりたい」と思えるような方法を考えていかねば・・・・・

それも我々工務店の使命かもしれません。

 

どなたか「大工になりたい」若者が身近にいたら教えてください。笑

 

 

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