エムズでは、断熱、気密、調湿、日射しと風通し、すべてに妥協せず、
強固な基礎、耐震技術、防水技術とともに、実現しています。
一方の熱をもう一方に伝わりにくくすること
外壁や屋根、天井、基礎などに高性能断熱材、サッシやガラスに高性能部材を採用しています
床断熱ではなく、基礎断熱を採用。北国の多くで主流の基礎断熱は、断熱性能・気密性能・床下メンテナンスなどに優れています。床下空間を収納スペースとしても利用できます。また、床下エアコンも設置できます。
室内側からの湿気や水分が壁の内部に入らないよう、夏型結露防止タイプの特殊防湿シートをすき間なく施工します。万が一防湿シートが破れて湿気が侵入しても、壁内に結露が滞留しないよう、外壁側に湿気を排出する構造をとっています。
当社オリジナル開発の「Nature ECO」が誇る断熱性能は、Q値=0.9~。国交省の「ゼロ・エネルギー住宅」にも採択された、高断熱性能・省エネ仕様です。この秘密が付加断熱。壁の内部に105mmの断熱材を充填させ、外壁側にも105mm(総厚210mm)または45mm(総厚150mm)の断熱材を張り巡らせています。
熱の出入りする比率が最も高いのが、窓、特にアルミ枠とガラスの部分です。アルミもガラスも熱伝導率が高く、熱や冷気を簡単に通してしまいます。エムズでは、アルミの1100倍もの断熱性能の樹脂を使用したAPW330サッシを標準採用するだけでなく、ガラス部にはアルゴンガス、樹脂のスペーサーを使用し、結露のない窓対策を実現しています。
家のすき間をできるだけ少なくすること
全棟気密測定で、信頼と安心感を高めます
C値=1.0を切る超高気密住宅に欠かせないのが、徹底した気密施工です。気密シート施工の工程は、エムズのこだわりを熟知した大工職人が、丁寧にすき間なくおこないます。
C値は、家のすき間がどれくらいあるかを表す数値です。C値が少ないほど、すき間が少なく、気密性が高いと言えます。すき間が少なければ少ないほど、外気温や外部の湿度の影響がなく、エアコンの効きもよくなります。自社で気密測定と改善を繰り返してきた結果、気密施工が難しいとされる在来軸組み工法においても、高い気密性能を有しています(当社実測C値=0.2~0.7)。
吸湿・放湿で部屋の湿度を調節すること
日本の気候に合った自然素材を使っています
クロスを一切使わない工法です。壁と天井は、自然素材である珪藻土系(ダイアトーマス)の塗り壁材や木を使用しています。
厚さ15mmの広葉樹(オーク・バーチ)が標準仕様です。硬い、狂いが少ない、傷が付きにくい、調湿性に優れるという利点があります。
調湿、消臭効果は絶大で、結露の防止にも有効です。デメリットの「クラック」がでないよう、下地を入念に補強します。
太陽光と風を有効活用すること
冬は太陽光を集め、夏は日差しを避けて風を通すよう設計します
どの地域に建てるか、敷地のどのあたりに建てるか、どの方角に向くと快適に楽しく過ごせるのか。敷地が面する道路の方角、リビングや2階から見えうる景色、周辺土地の将来の予測などを考慮して設計します。
家の中を快適な状態に保つため、夏に日射しを遮り、風の通り道ができるよう設計します。冬の暖かい日射しは家の中に取り込みます。永久不変の自然の力を活かすことで、夏や冬のエネルギー消費量も減らします。
高気密高断熱住宅には、計画換気が重要です。エムズが採用している日本スティーベル・ダクトレス換気システムは、「寒い日の暖かい室内には、外気を暖めてから」「暑い日の涼しい室内には、外気を冷やしてから」取り入れる換気システムです。快適な換気と省エネ、CO2削減を実現します。さらに、ダクトレスだから、長期のメンテナンスも簡単で安心です。
安心& 長寿命をお約束します
立ち上がり部分の強度や気密性向上のため、一体打ち工法を標準にしています。基礎の継ぎ目から湿気が流入することによる、鉄筋のサビやシロアリの侵入を防ぎ、基礎を守ります。
立ち上がり部分を極力少なくし、地中に梁をつくって強度を上げていく地中梁工法を採用。基礎の立ち上がりが少ない分、配管ルートの自由度が高く、メンテナンスや点検、将来的な水まわりのリフォームも格段にやりやすくなります。
土台と柱には、腐りにくくシロアリに強い東濃ヒノキを使用しています。
また高い防蟻・防腐性能をもつエコボロン防蟻工法により、家をシロアリや劣化から守ります。エコボロンは、揮発性がない為、空気を汚さず、効果が半永久的に続く安心の防蟻・防腐剤です。
※Nature ECO-ADV.の柱は、レッドウッド、又はホワイトウッド集成材EWとなります。(オプションで変更可)
家族の命を守ることに妥協はありません
エムズの設計基準は、全棟耐震等級3。建築基準法上の耐震性能の1.5倍の強度です。地震時の揺れを軽減する制震ダンパーも標準仕様です。制震ダンパーは繰り返す余震にも強く、メンテナンスフリーで、地震保証が無償で20年間付保されます。
*制震ダンパーは、Nature ECO-ADV.ではオプションです。
木造住宅設計基準、最高等級の耐震等級3にも「強い・弱い」があります。より地震に備えるには、耐力壁のバランス=偏心率が重要です。エムズは偏心率値を基本0.15以下とし、建物の重心と剛心の距離を縮め、地震の揺れにも変形が少ない、安定した強い建物をつくります。
壁の室内側に3cm×4cmの胴縁(木の角材)を横向きに配列することで、気密層の保護や気密性能の向上を実現します。厳密な構造計算値には反映されませんが、物理的な強度は上がり、柱の横揺れの軽減に有利に働く構造になっています。
防水処理もやりきります
一般的な巾1mの長尺シートは、平均的な2階建ての家で5~6ヶ所の継ぎ目ができます。エムズは巾3mのシートを使うことで、継ぎ目を1~2ヶ所にとどめ、水の侵入リスクを抑えます。万が一、外壁が劣化しても、切れ目のない防水シートが構造体を雨から守ります。
雨漏り事故の最多部位は、サッシ(開口部)まわりです。サッシを取り付けるまえに、万が一の漏水に備えて防水処理をおこないます。防水テープの部材も、専用の3次元曲面に対応できる特殊なシートを使っています。
サッシまわりには、先貼防水だけでなく、壁上部からの漏水や、周囲からの水の侵入対策と気密対策として、気密パッキンを施工します。同じく雨漏り事故の多い配管まわりも、ひと手間ふた手間かけて対策します。
ノンクラック塗り壁「オメガアクロフレックス」、無垢材(レッドシダー・国産杉など)、次世代ガルバリウム鋼板 SGLを標準採用しています。一般的なサイディング外壁よりも手間暇がかかるものの、デザイン性と将来のメンテナンスコストを考えると有利です。
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10月の定休日は13(日)です。
上記に頂きましたお問合せにつきましては、順次ご対応をさせていただきます。
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