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こんにちは。佐野です。

猛暑から一転、雨天が多く外仕事の予定がたてにくくなっています。

天気予報も昔はもっとあたるイメージでしたが最近は直前でコロコロ変わる事が多くないですか？？？

気候に関しては例年通りって事が少なくなってきた気がしますが、今年も珍しい黒いとんぼ（名前知らない。。。）がモデルハウスの庭に来てくれました。なんだかほっとしました。

 

さて今日は耐震のお話です。

エムズでは高気密・高断熱に力をいれていますが、耐震にもとてもこだわっています。

エムズで建てるお住まいはすべての物件で耐震3相当の構造計算を行っています。

「相当」という言葉がついている理由は耐震3と謳って良いのは、公的な機関で証明をとった場合にのみ許される表現のためです。

ただ現在ほとんどのお客様が長期優良住宅の認定を受けて頂いており、その認定を受けると耐震3の証明ももらえますので正式な耐震3となっている物件がほとんどになっています。

 

耐震3をとって頂く理由としては、近い将来大きな地震が来る可能性がかなり高い点にあります。

南海トラフの巨大地震は30年以内に起こる可能性が73.4％です。また最大震度は岐阜県南部で6弱と想定されています。

これは備えないといけませんよね。

またもっと長い目でみると岐阜県では「養老-桑名-四日市断層」の地震や「揖斐川-武儀川断層」の地震が想定されており（30年以内に起こる可能性はほぼ0％）、こちらは最大震度7と想定されていますので、家を次の世代にバトンタッチする時の事も考えて今から家づくりをして頂くと安心だと思います。

 

上の表は岐阜市内の南海トラフ地震の想定ですが、データを見るときちんと備えていれば大丈夫と言えそうです。

 

もうひとつ大事なのは耐震3は設計時に計算をして導き出しますが、一番大事なのは現場での施工品質です。

耐震3を確保するのにエムズでは耐力面材（上の写真の白いボード）を用いていますが、耐力面材の性能を確保するのに大事なのは釘のめりこみ管理になります。

9㎜の耐力面材に釘が4㎜めりこむと耐力が半分になると言われています。

 

 

釘は釘打機で打ち込みますので、圧を強めると簡単にめりこんでしまうため大工さんには圧を弱めで打って頂いています。

 

 

こんな感じでちょこっと飛び出る感じです。

 

飛び出た釘をコンコンと大工さんに金槌でめり込まないように1づつ打って頂いています。

結構手間がかかる作業ですが、とても大事です。

 

釘のピッチの確認もしっかりと行っています。

ここまでやって初めて耐震3と言える住宅が完成します。なおこの釘のめりこみなどは公的な機関の検査はありませんのであくまで自主管理していかないといけません。

家づくり検討中の方はぜひ検討されている会社でどのように管理されているか確認頂くと良いと思います。

 

最後に耐震3のメリットをもうひとつ。

地震保険が半額になります。（耐震1は1割引き、耐震2は3割引きです）

 

岐阜県で地震保険2500万円分かけた時に耐震3と耐震1の差額は、、、

1年で12,300円お得。30年だと369,000円お得となります。

 

愛知県だと

1年で21,200円お得。30年だと636,000円お得となります。

 

愛知県は特に地震保険が岐阜県に比べるとかなり高いので地震保険に入る事を検討されている方は耐震3が必須ですね！

 

（※地震保険加入は任意です。立場上加入をおすすめさせて頂いておりますが、加入を迷われている方はぜひご相談下さい。）

 

 

 

―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅　高気密高断熱の専門工務店 です。—―

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