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こんばんは　設計のかめやまです！

最近、社員さんが増えたおかげで”スタブロ”の回るペースが明らかにゆっくりになってます。

読んでるとみんなそれぞれ個性があって・・・おもろいですよね(*^。^*)

 

今回はいつもよりちょっとだけ真面目に、４月１７日に横浜で参加したある研修会のことを

書きたいと思います。

いつもより長めで写真も増えちゃうと思いますがなるべく分かりやすく、頭の中を整理しながら

書きますのでしばらくの間・・・お付き合いくださいませ<(_ _)>

 

いまだに3Kといわれるこの業界、しかも昨今はお客さんからのクレームは当り前のクレーム産業

のひとつで住宅着工棟数は年々減少の一途をたどり、他社との差別化をみんな考えてもなんだか

イマイチ、考え過ぎて負のスパイラルに陥り本来もっと楽しく夢があったはずのこの住宅産業。

 

様々な大人たちが

”どげんかせんとアカン！”ってあたふたしてるところへ今回の『handiHouse』さんたちが

サラッと現れて今までの仕事の在りようを変えて、お客さんと一緒になって「モノづくり」を

楽しもう！という目論見が専門家さんからも評価されて

”一大旋風を巻き起こす！住宅業界のSMAPだ！”と話題になってます。

 

ここが今回の舞台：Handi Labo

なんだか　どこかの秘密結社のアジトのような風貌ですが・・・内部は・・・

メンバーさん自らDIY感覚でつくったオフィスがちゃんとあります、以外にオシャレ。

骨組みは誰でもできることを心がけ、手軽に入るツーバイ材と胴縁３０×４０をただビスで留めただけ。

ビスも取り外しがしやすく手軽つくれるように剥き出しです。

そんな大らかな考え方も　”らしいです”

Handiさんの手に掛かれば造作キッチンすらも

胴縁とツーバイ材、２４ミリ厚合板で構成されトップだけステンレスバイブレーション。

機材も剥き出しだけど不思議とこれでイイかも・・・？！と思えてきます。

 

HandiHouseさんのメンバーさんたちはそれぞれが工務店や設計事務所を経営してる方も多く、

普段はその仕事をこなしながらHandiの仕事もするという少し変わった共同組合的な団体です。

話してみると分かりますが

みんな若くて（気持ち的にも）個性的で柔軟性があります。

なにかに縛られてるような感じはなく、すきなことを仕事を楽しみながらやってる感じです。

 

今年から参加してる若者くんは大卒（文系）で就職となった時にHandiさんの考え方に興味を

もち、自身でアポを取って面接に来たそうです。

そして今どきなのが大工道具等はクラウドファウンディングで得たお金で揃えたそうで

その報酬は大工仕事を無料で受けることだそうです。

それって自身が得たお金を使って道具を買い揃えたうえに報酬と称してして大工経験も

させてもらうことで経験も積めるという一石二鳥な発想が何ともすばらしい！

 

Handiのメンバーさんと話しをしてるなかで　とても感銘を受けたのは

それぞれがお互いを認め合いながら一緒に考えて伸びていく姿勢、

そしてメンバーの意見を決して否定しはない！そうです。

すばらしいです、

 

皆で考えて意見を出し合い個の得意分野を伸ばしながらその時々に必要な方向へ伸びていく：

まるでアメーバのような柔軟な組織体系は現代のスピーディーで変化に富んだ時代にとっても

魅力的です。

オフィスも普段はみんなそれぞれの自分の会社で仕事してるため　ここは空き家。

面白いのは　このアジトすらも地元住民が気軽に使えるようにレンタルで使える取り組みも

してるんです！

ちなみにこの倉庫は　地元のとある劇団が間借りしてるそうです。

 

仕事の仕方も独特で

モノづくりをコミュニケーションツールとして考え、お施主さんも作り手として

巻き込み、自分の家は自分の手でちゃんと手をかけることで家に対する愛着も違うようです。

 

実際にあった話しで

引き渡した後にお邪魔した際、そこの小さな息子さんが大掃除をしっかりしてたそうで

なんでそんなに頑張るん？っと聞くとこう答えたそうです。

『ぼくがじぶんで作った家だから、ずーっと使いたいから』だそうです。

小さいながら心になにかが響いたんでしょうね。

 

それは大人たちも同じでこの取り組みを始めてから引渡し後のクレームが無くなったそうです。

職人さんと同じように手をかけることで、如何にこの仕事が大変でみんな一生懸命やってるか

経験することで気づき、ある意味職人さんに対するリスペクトも生まれ、クレームに発展しない

とのことです。

 

みんなの合言葉は『妄想から打ち上げまで！』

最後の宴では今までの苦労話しに花が咲き、お客さんと泣きじゃくる職人さんも居るそうです。

 

 

そんなことが実際あることにも驚きですが

メンバーさんたちにとってはそれすらごく自然なことで

これからもさらに発展、広めて行こうと

愉しみながら仕事をしてる様は　まさにこれからの工務店、

だけじゃなくほかの業界にも通用しそうな刺激的な取り組みでした。

今回の体験・体感をどんな風に置き換えていくか？　うーん？

 

エムズ経営理念のひとつ、「１００年先へと続く組織を作る」

工務店に固執するわけでなく、その時々に遭わせた柔軟な発想で会社が、理念が、ひとが

継続し続けるって何とも壮大でステキなことじゃない？

 

この感触が　実現するためのヒントに　繋がるかな。

 

—–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅　高気密高断熱の専門工務店 です。—–

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