軒と外壁
おはようございます 松原です。
サクラも早々と散りつつありますね。
入学式で桜が散ってしまっているのは、なんだか悲しいですね。
ここ近年の異常気象が更にひどくならいことを願いつつ
省エネで快適な高気密高断熱を広めながら、環境に少しでも貢献出来たら
とさらに強く思う次第です。
国ももたもたせずに、これからの新築住宅にも早く省エネ規制をかけて
ほしいと心底願います。
さてさて、本題へ。
軒と外壁
エムズの設計では軒があるものもあれば、軒がない設計もあります。
大きくは、デザイン的な好みで決められる場合が多いですが、
外壁の耐久性を考える場合には、やはり軒はあったほうがよいと感じます。
エムズで軒を出さない設計をする場合は、
そこのところを十分に熟慮したうえでお施主様が最終決断をされます。
軒がない場合でも、エムズでは屋根と外壁の取り合いに二重防水を施し
換気部材にも配慮しておりますので、一般的に多軒なしの雨漏り事故に
つながることに対しては対策を十二分にとっておりますが、
やはり「汚れ」だけはどうしても防ぐことはできません。
汚れが付く・雨に当たる・直射日光(紫外線)
これらに対しては、不利になりますから、すなわち耐久性が少し落ち
相対的にですが汚れもつきやすくはなります。
それに対して、軒が深くあると外壁の耐久性は上がることは
昔の建物でも証明済みですね。
(軒なしの場合の外壁にはガルバリウム鋼板が有利かな 汚れという点において)
こちらをご覧ください。
築何十年と経過しても、本物の木でつくられた建具や外壁も
汚れや水染みはでるものの、きちんと素材として生きて機能しています。
サイディング等の外壁製品ではこうはいきませんよね。
表面がはがれて、コーキングが切れて、とにかく経年変化ではなく経年劣化
という言葉で表すと分かり易いですかね。
本物の木は、経年変化して、色つやは変わりつつありますが、木として機能は
持続するものです。
昔の日本の四季のある建造物には、やはり軒が当たり前にありました。
きちんと理由があってのことですね。
写真の木製建具なんてものは、防水性も気密性もありませんから、
直接雨がかかれば、すぐに床に水がはいってくるかと思われますが、
深い軒によってこれらをクリアしています。
【奥深い】ですねぇ~ 【軒深い】ですねぇ~
これからお住まいを考える方へ。
現代建築においては軒は絶対ではないですが、設計をされるさいには
軒の検討はしておいたほうがよいですよ。
エムズのモデルハウスもはや5年の歳月が経ちました。
しかし、奥深い軒によって、外壁はきれいなもんです!
サッシからの雨だれなんかも皆無!
気になる方は、モデルハウスの外壁と事務所の外壁をじっくりしっかりご覧ください。
塗り壁
ガルバリウム鋼板(エムズが採用しているのは「エスジーエル」)
本物の木の壁
実際に5年経過したものを見比べてみてください。
きっとご参考になるはずです。
―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―
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