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新築住宅 いよいよ!省エネ義務化!!!

2024.08.07

こんにちは、松原です。

 

暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

こんな猛暑の時期は、本当に高気密高断熱のお住まいのありがたみが身に沁みます。

 

我が家の室内は常に 24~25℃をキープ

床下エアコンを24時間稼働させていますが、本当にアイドリング運転程度で

室外機も至って静かです。

エアコン全く頑張っていません!笑

外から帰宅して、玄関開けると、めっちゃ涼しい!というか

冷蔵庫に入室する感覚です。 ひんやり~ ってします。

 

 

そんなお住まいが増えることを願っています。

そうすれば、地球環境の負荷がものすごく減って、

加えて、住まう家族が健康的で快適な毎日を過ごせます。

 

そんな素敵な社会になるといいですね。

 

さて、本題へ。

タイトルにある通りですが、いよいよ2020年度に見送りになってしまっていました

新築住宅への省エネ適合義務化!

がいよいよ来年2025年4月1日よりスタートします。

 

 

 

注意しなければいけないのは、ひとつ申請の手間が増えること。

確認申請を出して、行政から許可をいただかないと建築工事に着手できない

わけですが、2025年4/1からは

まずは省エネ性能の確認をすることになります。

省エネ計算をして、それを申請し、省エネ判定の適合通知書をもらってから

今まで通りの確認申請手続きを行うわけですが、間違いなく

今までよりも申請許可されるまでに手間と時間がかかります。

 

ん~

適合義務化はお施主様にとっては、とっても良いことなんですが、

申請業務が官民ともに増えて、しかも時間がかかるとなると

経済効果としてはかなりマイナス要因といえます。

 

急ぎのお施主様にとってもしかり!

 

完了検査では、省エネの適合確認も行うとのことですが

それがどのくらいの手間がかかり、

また、どのくらいの時間を要するものなのか、

現時点では想像することしかできません。

 

すこし心配ですね。

行政の審査機関も、人員の補充や業務の効率化を高いレベルでやらないと

必ず申請が停滞し、困る建築事業者さんやお施主様が一定割合出てくると予測します。

 

今後、我々ができる対策としては、常にスケジュールに余裕をもって計画すること。

今はそれしか思い当たりません。

とは言っても、注文住宅の設計にはつきものですが、最後まで、ぎりぎりまで悩みたいのが

本音!

設計者も、お施主様もしかりです。

 

2025年度、大きな問題に発展しなければよいですが・・・・

 

これからお住まいを建てる計画の方々も、この点はご注意ください。

常にスケジュールに余裕をもってくださいね。

 

あと、最後にこれをご覧の皆様へのお願いです。

省エネ適合義務化といわれますが、正直たいした基準ではありません。

当たり前の最低限の省エネ性能を確保するに過ぎません。

欧州や欧米では、これは当たり前の制度で、日本がやっとやっとこさ

省エネ性能を担保しないと家を建てちゃだめですよ!!

って建て主さんに義務を課したわけです。

 

ドイツなんてとっくの昔から、かなり厳しい基準で義務化をしていますから

高気密高断熱が当たり前で、だから高気密高断熱の部材が流通し、

結果として、一般的な価格帯で高性能な商材が流通できています。

 

日本は、まだまだ高気密高断熱は特別なものっぽい認識があります。

だからそういった

建築材料もコストがいまいち下がりません。

 

何が言いたいかというと、

今は最低限の省エネ基準(おそらくUA値=0.8くらい?)で建てることができ、

2025年度基準にも合格するでしょう。

しかし、お住まいって最低でもローンの期間の35年以上は住むことになる方が

ほとんどかと思います。

 

そんな状況をよく考えてください。

20年、30年後・・・・・

隣に若い方が新築を建てました。

今、自分が住んでいるお住まいよりもかなり高いレベルの省エネ性を確保

されたお住まいになっています。

そんな頃は、おそらく省エネ基準ももっともっと高くなり、

もしかして、あなたのお住まいは、将来「不適合建物」になる可能性があります。

 

だから、これからお住まいを建てる方々に、強く言いたい!

20年後30年後でも、胸を張って「高性能で環境基準もクリアしている」言えるお住まいを

今!今作っておかないと、必ず後悔する時がやってくると思います。

 

リフォームで断熱気密性能を向上させるには、コストがかなりかかります!

新築のうちにできることをやっておかないと、後々悔やむことになる可能性が

残ってしまいます。

 

過去の耐震基準がそうであったように・・・・

昭和56年度、耐震基準が大幅に改定された瞬間、それ以前のお住まいのほとんどは

「耐震基準 不適合建物」となってしまいました。

基準が変わった一瞬の出来事です。

 

これと同じことがまさにこれから起ころうとしていることは明白です。

「今の基準」ではなく「将来の基準」を見据えたお住まいづくりをしてください。

 

そう願ってやみません。

 

 

―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―

断熱気密リフォーム・リノベーションもお任せください。

施工範囲 → 車で一時間圏内(高速道路除く) / 岐阜県:岐阜市 各務原市 瑞穂市 大垣市 羽島市 岐南町 笠松町 関市 美濃加茂市 可児市(一部) 多治見市 美濃市 大野町 池田町 揖斐川町(一部) 御嵩町 富加町 坂祝町 八百津町 神戸町 安八町 輪之内町 不破郡垂井町 養老(一部) 北方町 本巣市(一部) 山県市 海津市(一部) *恵那市 *中津川市 *郡上市(一部)/ 愛知県:*名古屋市 一宮市 北名古屋市 小牧市 稲沢市 *春日井市 *岩倉市 江南市 扶桑町 犬山市 大口町 *清須市 *津島市 *あま市 *愛西市(一部) *尾張旭市 *長久手市

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