断熱材の施工の注意点
こんにちは 松原です。
全国的にも県内でもコロナのほう落ち着きつつありますが、
またまたリバウンドがないことを祈ります。
毎回ですが、感染者が減少して落ち着く⇒油断してまた感染拡大
の繰り返しですね。
近隣の夜のお酒を提供する飲食店でも、蔓延防止法が解除された即日
大盛況の状況を見て、ちょっと怖くなりました。
皆さん!制度に沿った行動ではなく、
本質的なことを考えた行動をしましょう。
規制緩和⇒油断・解放⇒感染再拡大 ⇒再度規制⇒感染減少⇒規制解除
んでもってまた感染拡大するのかと思うと、正直あほらしくなりますね。
この状況が続く限り、残念ながら安心できる日はまだまだ先になると個人的に思います。
オリンピックも怖いですね。
さて本題へ。
断熱の施工について。
エムズアアソシエイツでは、断熱材は「高性能グラスウール」を採用しています。
長きにわたり実績があり、北海道等北国の高断熱が必須のエリアでもシェアが高い
製品です。
通常の「高性能」という文言がつかないグラスウールとは全く別物です。
しかも、袋入りのものではなく裸状態のグラスウールを使用することが重要なポイント。
昨年、とある勉強会での現場見学の際にも、断熱の施工知識がないとこんな悲惨な
状態になりのだな~と思った現場がありました。
工務店向けの視察用の現場ですら、こんな断熱施工がされていると
とてもともてがっかりしたことを強く記憶しています。
しかもそこに集まった工務店の方々が、それを見ても何も感じない状況は
少し怖いと思いました。
キャー――――――――!っと悲鳴をあげたくなる断熱施工状況
グラスウールの施工がしわくちゃまるけ、おまけに防湿の役目を担う袋がやぶれかぶれ・・・
そもそも袋入りのグラスウールの袋が防湿のためのものだということを全く理解していない。
袋が切れていようが、破れていようがお構いなしです!
これは住宅ではなく、施設の比較的大きな建築物を木造でも可能だという内容の
セミナーでした。
従来なら、鉄骨やRCでの施工が普通ですが、近年は構造金物や
大スパン用の集成材やLVL等が軒並み進化を遂げていますので、
今後は中規模の非住宅建築物でも、木造化が進むという地域工務店にとっては
活躍の場が広がるはずです。
しかし、構造や工法が進化を遂げたとしても、
断熱材がこれだと、お施主様及び、ここで働く人たちが本当にかわいそうだと思います。
この施設で仕事をする人たちは、暑い寒いからは開放されることはないでしょう。
コンセントボックスや配線箇所は断熱材がそぎ取られています。ありえません!
本当に あ・り・え・ま・せ・ん・
しかも、袋入り断熱材の袋が破られたままの状態です。
無知って本当に怖いです。
これが悪いことだということすらご理解されていない方々が多い事実が怖いこと。
コンセントボックスや配線のために切り取られたこの部分の外壁は無断熱状態。
ということは、ここから冷気がはいったり熱が逃げたりするということです。
それがいかに計算値では現れない暮らしてからの体感温度に影響するのか
それすら理解していないということが恐ろしいですね。
こういった細かな施工品質って、UA値などの計算値には反映されません。
しかし、こうした施工品質が悪ければ当然UA値の計算結果には反映されませんが
実際の住み心地(暑い寒い)は大きく左右されることは明らかです。
これから家づくりをお考えの皆様へ。
こうした完成してからは見えない施工品質はとっても大切です。
自分のお住まいが、こうした低品質のものにならぬよう、十分にご注意ください。
そういったことを防ぐためには、自分で勉強していくいしかありません。
そうした人たちのためにも、エムズアソシエイツでは勉強の機会をご提供しています。
勉強会という形で、様々なイベントを開催しておりますので、
エムズで建てる建てないは関係なく、是非とも勉強のためにご参加してみてください。
勉強会イベントはこちらからご予約できますよ。
―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―
断熱気密リフォーム・リノベーションもお任せください。
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