住宅会社の見極めのコツ！　住宅完成保証の枠を確認してみる

2022.06.29

みなさん、おはようございます。松原です。

エムズアソシエイツは、現在19期目をただ今邁進中！

18期の決算も無事黒字で終え、19年目となります。

コロナに始めり、ウッドショックやロシア情勢の悪化もあり、

なかなか先が見えない時代ですが、なんとか安定経営を継続

させられるようにしていきたいです。

さてさて、毎年ブログにも恒例アップしておりますが、

今期も第三者機関への決算書の提出が済み

住宅完成保証の枠

が確定いたしました。

今年も継続して

15棟の枠（年間）

をいただきました。

簡単に言えば、工事中の15棟が未完成状態のまま、エムズが倒産したとしても

契約した保証会社が15棟分の完成までの費用や業務補填をするという内容。

お施主様にとっては、万が一に備えた安心を担保するための制度です。
（保証料の費用の数万～10万程度は、受益者であるお施主様の負担）

裏を返せば、15棟の残工事の費用の分は、財務的に余裕のある会社

ということです。

だって、第三者が他人の保証をするのに、危ない橋を渡るわけには

いきません。

あなたも、誰かの保証をすることになったら、

その人の財力以上の保証は絶対にしたくないですよね？

お金（保証料）をもらっても、保証は「間違いない範囲内」でしか

他人の保証なんてできませんよね。

改めて

住宅完成保証とは、建築会社の万が一の倒産の事態に備え、工事の完成を支援する制度。

建築途中で建築会社が倒産してしまうと、工事代金の一部は払ってしまっている状態で

工事が中断！完成できないまま、泣き寝入りする羽目に・・・

住めない建築途中の家のまま、ローンもどうなる・・・・？

想像してみると怖いですね～

そんなことがないように、万が一建築会社が倒産しても、第三者機関である

完成保証会社が完成するまでをサポートしてくれます。

他の建築可能な建築会社をさがし、費用を補填しながら設計図通りのお住まいを

完成させてくれます。

これは、お施主様にとっては心強い制度ですね。

ただし、保証料が発生しますので、この制度を使いたい方は有料となります。

まあ「お金で安心を買う」ということになります。

ただ、この制度の内容をよくよく考えてみてください。

事前の審査で、財務内容の良い会社だけが制度を利用できる仕組みです。

決算書で赤字を出していたり、財務内容が健全でなかったり、

そういう住宅会社さんは制度加入ができないため、完成保証制度を利用することができません。

ということは、完成保証がつかえる会社で、かつ棟数枠がある程度確保できていれば

わざわざお金を払って、この完成保証を使う必要もないということになります。
（あくまで個人的な解釈ですが、間違いありません）

本来ならば、財務内容が危ない会社に対して保証してもらう制度だとありがたい

制度ですが、残念ながら、安心できる会社だけを保証する制度です。笑

建築会社の財務内容の見極めって本当に難しいと思います。

小さいけど、財務内容がめっちゃいい会社様もあれば

大きくて勢いがあるように見えても、財務内容が悪い会社もあります。

実は、過去に県内の有力な住宅会社さん20社以上の決算書を調査したことが

ありますが、本当に見た目では分からないな～　ってのが率直な感想でした。

住宅会社の財務内容を見極める

簡単な財務内容の確認方法

①「完成保証制度は使えますか？」

Yes＝ひとまず安心

No=要注意

Yesの場合

②「年間で何棟の枠が使えますか？」

＝数が多ければ多いほど信頼度は高い

これだけ聞けば財務内容がある程度推測できてしまうわけです。

是非お試しください。

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