コンクリートについて
こんばんは。佐野です。
先日メンテナンスでK様邸を訪れた時の事。
お~~植栽増えてる!!!
家庭菜園もやってらっしゃる!!!
と緑のある暮らしをされているのが何だかうれしくなりました。
お引渡しした時はこんな感じでした。
特にこの木が気になりました。お花がいいにおいがしておしゃれでした!今度何ていう木か教えて頂こうと思います!
さて、今日はコンクリートについてのお話を。
お客様からコンクリートについてご質問があって、ホームページにも載せていない所になるのでエムズの基準について書いておきたいと思います。
木造でコンクリートというと基礎部分につかっています。
まさに縁の下の力持ち的な存在です。
コンクリートの強度については21N/m㎡という数値で構造計算することを標準にしています。
ただ、実際には品質を確実に確保するために+3N/m㎡補強した24N/m㎡で発注する事になっています。
またコンクリートは気温の影響を大きく受けます。
気温が暑すぎても寒すぎても所定の強度が得られなくなります。
なので11月21日~2月28日(冬季)及び7月1日~9月20日(夏季)の期間はさらに+3N/m㎡補強した27N/m㎡で発注をする事になっています。
1年の半分は強度を上げて発注をしています。
強度試験をして強度を確認する事も可能です。
次に大事なのがコンクリートを養生するという事です。
コンクリートは写真のような型枠を設置して生コンを流し込むのですが、生コンが固まったあとすぐに型枠を外してしまうと所定の強度になりません。ある程度の期間は型枠を設置した状態で放置しないといけないという事になります。(これを養生といいます)
これも気温が大きく影響する所になるので、型枠を外しても良い条件を次のように定めています。
・ 平均気温15℃以上の場合:72時間以上
・平均気温5℃~15℃の場合:120時間以上
・平均気温0℃~5℃未満の場合:192時間以上
こんな条件で管理をしています。
少しマニアックな話ですが、家づくりで知っておいた方がよい情報だとは思います。
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