
投稿日:2021.06.10 最終更新日:2025.02.17
気密は大事です!
こんばんは。佐野です。
日中は暑い日が続いていますね!
夏が苦手な私はこの夏に向かう時期が憂鬱です。
梅雨が明けると覚悟が決まるので良いのですがね。。。
さて今日は気密のお話を。
先回の私のブログで、断熱については努力義務ではありますが、基準が出来ているとお話させて頂きました。
一方で温熱指標として重要な気密性能についての基準はありません。
気密は文字通り家の隙間の少なさを示す指標となります。
C値と言われる指標で表しますが、エムズではすべての物件で現場でC値を実測しています。
現場にメガホンのような機械を持ち込んで図っています。
寒冷地以外の地域では、C値=5.0が一つの基準とされてきましたが、エムズではHPでも数値を公開していますが、下記のような感じです。
数値が低い方が性能が高いのですが、5.0と比べかなり低いことが分かって頂けるかと思います。
私はエムズに来て4年が経つのですが、都度改善を図っていますのでこの数値は年々良くなってきています。
実はエムズに来る前の前職の時に1度だけ気密検査を行ったことがあるのですが、C値=2.0を切って喜んでいたのを覚えています。
なので、エムズに来た時は数値が低くてかなりびっくりしました!
そこでエムズでこだわって行っている気密処理についてダイジェストでご紹介します。
気密へのこだわりは基礎工事の時から始まります。
立ち上がりと床のコンクリートを一体成型する一体打ち基礎です。基礎に継ぎ目が出来ないので、高気密になります。
基礎の上には気密パッキンを施工し土台と基礎を密着させています。
気密パッキンに加えてコーキングでも徹底的に隙間をふさいでいます。
建て方の段階でも合板の上に黒テープを張り気密処理を行っています。
天井の合板と梁がぶつかる所やボルト貫通部なども隙間が開きますので、処理をしていきます。
こちらが気密処理で最も大切な気密シートです。
エムズでは可変透湿気密シートを採用しています。
可変透湿気密シートは絶対湿度の数値により、気密性能を確保しながら冬は「防湿(壁の中に湿気を入れない)」、夏は「透湿(壁の中の湿気を通す)」する性質があります。
また気密シートを張る際は木部との取り合いは黒テープで処理、
シート同士は白テープで処理しているのですが、これも手間をかけてその材料特質に合わせて使い分けを行っています。
こんな感じでこだわって気密性能を確保しています。
そもそも気密性能が低いとどういうことが起きるかというと、
・外気が入りやすくなり、冷暖房効率が落ちます。(除湿性能・加湿性能も落ちます)
・花粉やほこりも同様に入りやすくなります。
・すきま多いので、換気扇での換気がやりにくくなります。(C値=0.5以下だとベスト)
・換気が出来ないとカビが発生しやすくなり空気中の有害物質の除去も出来ません。
・遮音性能も落ちます。
こんなにデメリットがありますので気密性能を上げるという事はかなり重要になります!
完成すると見えない部分になるので分かりにくいですが、手間のかかる作業をコツコツとやっています。
これからもこだわってやっていきます!
―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―
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