
高気密・高断熱性能は窓性能向上から
こんばんは。佐野です。
本日は江南市内の物件の外壁検査に行ってきました。そこでの一コマのご紹介です。
そとん壁の外壁でセミの羽化後の瞬間に出くわしました。エムズの外壁にセミの抜け殻ついているのは見たことがなかったですが、外壁が自然素材のそとん壁だからセミが来たのでしょうか。。。
しばし見守りましたが近づくと飛んで行ってしまいました。恐らく昨日の夜くらいに羽化して飛ぶタイミングを待っていたのでしょうね。悪いことをしてしまったかもしれません。
セミもまだ鳴いているのを見かけますが、先日の地鎮祭では赤とんぼも今シーズン初めて見ましたので確実に季節が進んできたのを実感しています。
さて今日はエムズのこだわりである超高気密・高断熱の住まいで大事になってくる窓についてのお話です。
エムズではYKKap社の樹脂製窓を標準としていますが、窓は家の性能で最も大事になってくる部分です。
何故かというと家の中で熱の出入りの割合が一番多いのが窓だからです。
下記はYKKapさんが公表しているデータ(アルミサッシペアガラスの条件)ですが、夏も冬も窓から熱がかなりの量動いているのが分かると思います。
窓の断熱性能が良くない家では室温がエアコンの設定温度にならなかったり、同じ室温でも高気密・高断熱の家とそうではない家では体感温度が全然変わります。
こちらもYKKapさんの公表しているデータですが断熱性能が低い家は室温が20℃でも床・壁・天井・窓の表面温度が低くなっています。
ですので断熱性能が良い家に比べて体感温度が4℃も違います。特に窓の表面温度はかなり違う事が分かります。
最近ではトリプルガラスの商品も主流になりつつありますが、エムズでは南の大きな窓はペアガラスをおすすめしています。
上の写真は冬至近辺のぽっちょ様宅のリビングですが、南の大きな窓からたくさん太陽の光が家の中に入ってきているのが分かると思います。
この太陽の光は冬は暖房代わりになってくれるのです。
窓の性能を良くしすぎるとこの太陽の光を取り入れる性能が落ちてしまいます。
なおリビング南には壁から1.8mほど軒を伸ばしていますが冬は問題なく光が入ってきます。(こちらも冬至付近の写真です)
一方で夏は熱の流出は押さえたい所です。窓の性能が高い方が熱の流出は抑えられますので、夏に重きを置くか冬に重きを置くかは検討が必要な所ですが、エムズでは夏は軒で日射をカットすることをおすすめしています。
夏は深い軒がいい仕事をしてくれるんです。
こちらはしじみパン様の夏至付近に撮影したリビングの写真です。
太陽光は入ってきておらず、軒で完全に日射をカットしています。
そのせいで夏は冬に比べて少し部屋が薄暗い印象にはなりますが、そこがまた涼しさを演出してくれていい雰囲気になると私は思っています。
しじみパン様のお住まいにもしっかりした軒があります。
さらには西日や東日が当たる方角に落葉樹が植栽されていると日射遮蔽効果がより高まりいいと思います。
樹脂窓はアルミ樹脂複合窓に比べて窓のバリエーションが少ないのとコストが上がってしまうのがデメリットです。
設計者の立場からするとアルミ樹脂複合サッシのバリエーションの多さは本当に魅力的ですが、樹脂サッシ採用には今後ともこだわっていきたいと思います!
―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―
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