投稿日：2021.12.02　最終更新日：2025.03.04

屋根裏への気密処理

こんにちは、大柿です。

12月になり、今年もあと少しとなりました。

もうすぐ今年も終わりますが、皆さんどうお過ごしでしょうか？

ここ最近は寒さも厳しくなり、外にいるのが辛くなってきています。

暖かくなるのはまだまだ先ではありますが、今年も最後まで健康に過ごしていけるようにしたいと思います。

皆さんも体調不良には十分、お気をつけ下さい。

さて、

今回説明させてもらうのは上棟時の屋根裏剛床への気密テープ処理に関してです。

エムズでは上棟時、屋根裏剛床へと気密テープ処理を行っています。

屋根裏剛床の気密をとるためには、主に剛床同士のジョイント部に気密テープを貼ることによって、屋根裏部分の気密をとっています。

この黒い気密テープがジョイント部に貼ってあることによって、屋根裏から室内外の空気が移動するのを防いでいます。

また、屋根裏剛床への気密テープ処理に加えて剛床の切り欠き部分へとコーキング処理を行うことによって、屋根裏剛床の気密をとっています。

先程黒い気密テープで気密処理を行っていると書きましたが、黒い気密テープを使っているのにも理由があります。

黒い気密テープには伸縮性があるのですが、伸縮性のない気密テープですと将来的に木の動きによって気密テープが切れるリスクが発生します。

もし気密テープが切れるようなことがあれば、どれだけ気密をとっても気密テープが切れた部分から簡単に空気が出入りしてしまいます。

ですのでそのリスクを減らすためにも、剛床への気密処理には黒い気密テープを使っています。

またそれだけではなく、エムズでは気密テープを貼る際に手で貼るだけで終わらせることはありません。

写真のように黒い気密テープが処理された場所へは全て、ローラーによる圧着を行っています。

というのも、普通に手で貼っただけでは気密テープが剥がれるリスクが発生するためです。

それに加え、手だけでは気密テープへの粘着が甘く、貼れていない可能性が出てきます。

ですのでそれらのリスクを減らすためにも、気密テープは全てローラーで圧着しています。

屋根裏部分は後々見ることができなくなってしまう場所になります。

見えない部分だからこそ、エムズでは丁寧な仕事を忘れません。

―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅　高気密高断熱の専門工務店です。—―

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