2025.03.26
基礎下の気密施工は大事です!

こんにちは、大野です🐳
だんだんと気候も秋に近づいてきて日陰にいると肌寒いほどに
もう少ししたら紅葉も見られる頃合いですね!
(私の小さい頃は今頃には紅葉してた気もしますが…(;´・ω・)オンダンカカナ…)
さて、今回はエムズが使用しているシートのご紹介です。
家は柱や梁といった構造体を組み上げて造っていくのですが、その構造体を守るために外壁側、室内側にそれぞれシートをはっていきます。
↓こちらが外壁側のシート
↓こちらが内部用のシート
それぞれで異なるシートを使用しているのですが、外壁側は防水、室内側は気密性をとるためのものです。
ただその2点だけをとる為なら“ビニールシート”をはれば事足ります。
しかし、ビニールシートをはるとある問題点が…
それは壁内(シートに挟まれた構造体の部分)の湿気の滞留、そこからの壁内結露のリスクです。
結露というのは、急激な温度差によって発生するものです。
夏場なら冷えた飲み物を入れたグラスの表面
冬場ならサッシの室内側(特にアルミ製品)
こちらをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
この結露現象が壁の中でも発生しているのです!
そもそも、この結露というのは、湿気を含んだ温かい空気が急激に冷やされ、飽和領域を超えた湿気が水滴となって出てくるものです。
その為、壁内で湿気が発生し、そのまま逃げ場がなく溜まってしまうと壁内外の温度差によって結露が発生してしまいます。
そして、壁内には高断熱のポイントとなる“高性能グラスウール”が入っています。
グラスウールなどの繊維系の断熱材は水気を含むと空気層がつぶれていまったり、重さでずり落ちてしまうリスクがあるのでまさに大敵
そんな場所で結露が発生すると、たちまち“断熱欠損”につながってしまいます。
その為、防水・気密性をとる為のシートですが、ただ防止・気密性をとるだけではいけません。
「じゃあどうすれば壁内結露は防げる?」
『湿気をため込まなければいいんじゃないか!』
「でも水は防いで湿気は通すなんてできるの?」
『できるんです!!!』
はい、できるんです。
“透湿防水シート”という、分子の大きさの違いを利用した防水シートを使用することで水は通さずに、湿気通す構造をとることができます。
この透湿防水シートは多くの施工会社さんが使われているものなので、街中の建築中のお家でも、メーカーは違えどこの性質をもったシートが多く採用されています。
じゃあこれで壁内結露は安心!
かと思いきやそれだけではありません。
壁内結露でも近年特に問題視されているのが、“夏型結露”です。
と、このままいくとどんどん長くなってしまうのでこの辺で…
そしてなぜこのタイミングでこのお話を出したかといいますと、すでにお気づきの方もみえるかもしれませんが・・・そう!!!
今週末の“シート”をテーマにした構造見学会があるからです!!!(∩´∀`)∩ワーイ!ドンドンパフパフ~~~♪
いつも以上に見学会案内の前置きが長くなってしまいました(笑)
会場が垂井町の為、事務所から少し離れてはいるのですが、聞いて損はナシ!!
長く住むお家を守るためにはどんなことが必要なのか、エムズにはどんなこだわりがあるのか
しっかりとご紹介させていただきます✨
土・日、両日とも枠は空いておりますので、気になった方はぜひコチラへ
皆様のご予約をお待ちしております♪
―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—―
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