壁内結露と逆転結露について
こんにちは、熊澤です🐻
最近では沖縄が梅雨入りしたようですね。私は梅雨前の気候を少しでも楽しもうと、車の窓を開けて走っております。
今回は、「壁内結露と逆転結露」についてお話をします。
先日、平野くんが「冬型結露について」という内容を書いていたので、「結露」について詳しくはそちらを読んで頂ければと思います。
▷▷ 「冬型結露について」はこちら ◁◁
「壁内結露」とは、結露が壁の内部で発生することを指します。
「結露」と聞くと冬に起こるものが一般的ですが、実は夏にも発生する場合があるんです。
「冬の壁内結露」は住宅の高気密高断熱化が進んだことで、発生の可能性は低くなっています。しかし、「夏の壁内結露」に対しての対策はあまり進んでおらず、問題となっています。
「夏の壁内結露」は「逆転結露」とも呼ばれており、冬とは屋内外が逆転して壁内結露が起こります。そこで大きな原因の一つとなるのが、夏のじとじとした「暖かく湿った空気」です。
下の図のように、屋外の暖かく湿った空気が壁内に入ります。そして、侵入した暖かく湿った空気が、室内の冷気によって冷やされた断熱材に到達し、温度が下がることで結露が発生します。
ですから、暖かく湿った空気の「湿気」が壁内で留まらず、室内まで到達ですることが出来れば、壁内結露の防止に繋げることができます。
エムズでは、対策として大きく2点の工夫をしています。
1. 冬は防湿、夏は透湿できる「可変透湿気密シート」を使用
2. ビニールクロスなど透湿性のないものは使用せず、調湿素材の「塗り壁」を使用
これらの工夫によって、壁内結露の原因となる暖かく湿った空気の「湿気」のみが室内まで到達できるように調整しています。
今回は、「壁内結露と逆転結露」についてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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