岐阜の工務店 株式会社エムズアソシエイツ

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働く場所改革 を!

2020.06.23

おはようございます。松原です。

30℃を超える日が続きますね。

本物の高気密高断熱のお住まいだと、こんな真夏日でも、

ちょっとだけエアコンかければとても快適に過ごすことが出来ます。

我が家も、現在はエアコンを稼働させていますが、27℃の温度設定で

室温は常に27℃。

室外機も静かに動いている程度で、エアコンもがんばり感が全くない状態です。

いつも我々が言葉にしている

 

「本物の高気密高断熱」とは?

 

 どんな定義で「本物」と言うのか?

 

—–以下定義—-

 

①まずは設計段階でのUA値(外皮平均熱還流率)をきっちりと数値で示し、

最低でもHEAT20 のG2グレードの基準を上回ること。UA値=0.46以下

岐阜市の温熱区分は6 ちなみに高山は3 となります)

 

②そして設計図書通りに、高い施工レベルをもって断熱の施工をすること。

 

③蓄積したノウハウと技術を駆使して、

性能値には反映されない部位にも断熱気密対策を施すこと。

 

④絶対に、気密測定をして、C値(隙間相当面積)の実測した数値を示すこと。
(必ず建物毎に実測することが必須です。モデルハウスなどの参考C値はあてにしない!)

基準となるC値=0.7未満

1.0を切ってくると「超高気密」と呼ばれ、住み心地や生活環境に様々な良い影響がでます。

換気の効率なども考えると、0.7を切ることが重要だと思います。

 

この4つが重要だと考え、「本物」と呼ぶ場合の定義にしています。

 

ここで一般ユーザーの方の検討時に

難題となるのが②③

 

これは、毎日現場にでも通わない限り、どんな施工方法で、

実際にどのように施工されているのか?を判断することが難しいことです。

計算数値であるUA値がすこぶる良くても、実際に施工精度が低いようでは

快適なお住まい環境は作れません。

設計での計算値 ⇒ その通りの施工精度、あるいはそれ以上の施工

ができて初めてその性能が担保されます。

 

せっかくよい断熱材を設計段階で選択しても、すき間がたくさんある施工レベルや

知識の乏しい大工さんや職人さんでは、その通りに施工できない=快適にならない。

 

よくありがちなのは、

公表数値だけが高いけど、住んでみたら、なんとなく寒い(暑い)

なんてことになる可能性だってあります。

 

一般の家づくり検討者の皆様ができることは、

どんな施工基準で、実際にどんなレベルの施工がされているのかを

納得いくまで問い合わせたり調べたり、

はたまた、実際のOBさんの暮らしを見せてもらったり、

実際に住んでいる方の声を聞かせてもらったり、

工事中の現場で、見えなくなってしまう大切な部分(断熱や気密の施工・雨漏り対策など)

を確認させてもらったり。

大変ですが、そんなことで判断ができるかと思います。

 

 

前置き(本題?)はこのくらいにして、表題の

 

「働く場所改革」を!

 

高気密高断熱という言葉が、住宅の世界では当たり前に聞かれるように

なってきました。(本物か偽物かは別として・・・苦笑)

 

ただ、まだまだ非住宅のオフィス環境において、本物の高気密高断熱

は浸透しておりません。

エムズができること。

それは、非住宅でも当たり前のように高気密高断熱化を推し進め、

働き方改革も重要ですが、「働く場所改革」をしていき、

働く人が、より快適に健康的に働く場所を提供していきたいと、

そんなことを数年前から考えておりました。

昨年は、歯科医院様の新築を高気密高断熱で建てさせていただき、

温熱環境、快適性については非常にご好評をいただいております。

エアコンなんて、おそらく以前の半分以下の能力で十分でしょう。

 

患者さんは、少しの時間だけの滞在なので、多少のことは

我慢できますが、先生や働くスタッフの方達は、ほぼ毎日、何時間も

働く場所で過ごすわけです。(お家時間と匹敵するくらいですね)

そこを、より快適に健康的な環境にすることは、社会貢献としても

大きな意義があります。

 

そして、今年は、初のオフィス

電気設備の設計会社の事務所の新築をご依頼いただきました。

まだ、お施主様は半信半疑な感じですが、働きだしてみてから

きっと驚くでしょう。

そして、働く人たちも、エアコンをがんがんにかけた

劣悪なオフィス環境から脱出し、毎日の働く場所が快適になることは

とても素晴らしいことです。

また、室温によって、脳の働きに大きな影響をおよぼすことも実験で分かっています。

夏の温度が28℃ と 26℃ のたった2℃の温度差でも、グループ分けしたテスト結果が

すこぶる違ったという実験結果が存在します。

 

とにかく、働く場所にも、高気密高断熱の快適空間を!

 

非住宅は、いつもと勝手が違いますので、施工もいろいろと

考えることが多くなります。

いつもと違った天井断熱と気密施工

エムズの女子大工の大柿さんも頑張ってます。

 

いつもと違って、とても大きな階段

今回は、設計事務所さんとの協業なので、ビル用サッシをつかうことに。

ここでも、木造にどうやって合わせていくか、いろいろと考えを巡らせる

必要があるところですね。

現場担当の今林君がいろいろ対策を練って施工にあたってくれています。

 

より多くの場所で、より多くの人たちに

本物の高気密高断熱を!

 

新築でなくても、

断熱改修(リフォーム)という方法で

本物の高気密高断熱化は可能です。

 

ご興味ある方は、お気軽にご相談ください。

 

これからも、本物の高気密高断熱の建物の普及活動を頑張っていきます。

 

 

 

―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–

 

断熱気密リフォーム・リノベーションもお任せください。

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