夏涼しく過ごすには。。。
こんばんは。佐野です。
去年は7月9日が梅雨明けだったみたいで、去年の今頃はもうかなり暑かったのですね。
暑さが先延ばしになっていて夏嫌いの私には助かっていますが、梅雨は早く明けて欲しいですね。。。
さて先日ですが、とある勉強会で夏のパッシブデザインについて勉強をしてきました。
パッシブデザインとは、エアコンなどの機械を使わず、太陽の光、熱、そして風といった「自然エネルギー」をそのまま受動的に利用して、快適な住まいづくりをしようとする設計手法のことを言います。
こんな感じでエムズのホームページでも紹介されていて、エムズでも取り入れている設計手法になりますが、今まであまり注意喚起出来ていなかった事として勉強になった事がありました。
それはウッドデッキからの熱反射です。
これが意外と無視が出来なくて軒を出したとしてもウッドデッキに日が当たるとデッキ表面は50度以上になり、窓を通じてこの熱が室内に入り込む可能性が高くなるとの事です。
経験的にご存知の方もいらっしゃったかと思いますが、そんな時に効果的なのは簾(すだれ)です。
そう、昔からあるやつです。意外と有効なんですね~。未だにホームセンターでは結構売っていますもんね ^^)
ただこれも簾に日射が当たると一定量蓄熱をしてしまうので、完全ではないそう。
何が一番いいかというと緑のカーテンです。
エムズのモデルや事務所でも南側に植樹をしています。最近ではツル性の朝顔やゴーヤ・へちまなんかも人気ですね。
直射日光を遮ってくれるとともに植物には「蒸散」という根っこから吸い上げた水を葉っぱから大気中に水蒸気として放出する作用があります。
この作用により涼しくしてくれるのです。
体の表面に霧吹きなどで水をかけるとひんやりして涼しくなるのと同じ現象ですね。
こんな風に窓から見える景色が緑いっぱいだと見た目にも涼しげです!
モデルハウスの南側の大きな窓にはもう少し緑のカーテンを作ってみようかな。。。
後は沖縄県の事例も見せて頂きました。
台風の多い沖縄県では庭木として防風林を写真のように敷地の東西南北問わず植える事が一般的だったそうです。
その事で、先ほどの蒸散作用で夏は暑い沖縄ですが涼しく過ごす事が出来るそうです。
南の植栽は南の家の人の北の植栽を兼ねていて、これが住宅街全体につながる事で、街並みがとてもいい景観を生み出しています。
空から見るとこんな感じで緑がつながっています。
こんな街並みをいつか作ってみたいとまた妄想(夢?)が広がりました。
ちなみに現代の沖縄は風に対して丈夫な鉄筋コンクリート造が主流で、植栽は植えず、暑くなったらエアコンをかけるのが一般的になっているそうで、何だか寂しい話です。。。
最後に来週末は構造見学会を開催します!
窓に関するお話もさせて頂く予定です。
ぜひご参加をお願いします。
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