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こんばんは。佐野です。

そろそろ梅雨入りが気になる季節。今年も暑くなるのでしょうか。

恐らくしばらくはマスク着用が必須となりそうですので、暑い夏だけは避けたいですね。。。

 

さて、本日はビールセラーを作ったK様よりビールセラーの湿度が高めとのご相談を受け、お邪魔してきました。

 

お邪魔すると確かに室温16.5℃ほどで相対湿度75％を指していて少し高い印象でした。

（こちらが持って行った温度計でも16.5℃ほどで68％と湿度が高め）

ただビールセラーに入った印象はジメっとする感覚はなかったので絶対湿度が測れる温度計の絶対湿度の値を見てみると、「9ｇ/㎥」ほどになっていました。

 

相対湿度は％で表示されるのに対し、絶対湿度はｇ/㎥と空気1立方メートル当たり何グラムの水分が含まれるのかという表記になります。

 

一般的に私たちは相対湿度でジメジメするのかそうではないのかを判断をしますが、下の表を見てみて下さい。（ウェザーニュース社より引用）

こちらは絶対湿度の早見表です。

気温・湿度が黄色に塗られているゾーンにあると空気が乾燥状態でインフルエンザや季節性の風邪が流行り始めるサインになります。

また、ピンクに塗られているゾーンになると更に乾燥状態となり危険となります。

絶対湿度が≒11ｇ/㎥以下だと空気が乾燥して風邪が流行るのに注意が必要と読み取れます。

 

そこで注目なのは気温が12℃以下の場合、相対湿度が100％でもインフルエンザに注意という点です。

相対湿度100％と聞くとジメジメする印象を受けてしまいますが、実際には空気は乾燥状態となりますので絶対湿度での判断が必要になってきます。

 

今回のビールセラーの室温・相対湿度は上図の赤で囲んだ部分くらいのゾーンでしたので、インフルエンザ注意レベルの乾燥度で、相対湿度だけ見ると高い印象ですが空気は乾燥気味と見て取る事が出来ます。

 

一般的には絶対湿度の快適領域は7～12ｇ/㎥と言われています。

 

なかなか絶対湿度が測れる温度計は少ないのですが、今回使用した「みはりん坊」という温度計では絶対湿度も表示されます。

 

 

本日の事務所の気温28.4℃で相対湿度49％。

相対湿度だけみると乾燥している印象ですが、実際は少し蒸すなぁという肌感覚です。

絶対湿度は13.6ｇ/㎥だったので、快適領域である12ｇ/㎥以上となっていて納得です。

 

絶対湿度での肌感覚を磨くためしばらく自分のデスクの前にこの温度計を置いてみようと思います。

 

 

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