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こんばんは。佐野です。

いよいよ梅雨明けしそうですね。

梅雨が長かった分、暑い夏は短くなってくれるといいのですが。。。

 

さて、先日お引渡しさせて頂いたI様邸のお住まいの撮影が完了しましたので、ご紹介したいと思います。

I様は大手の建築設計事務所にお勤めの方でしたので、今回のプロジェクトはまさに協業をして創り上げたお住まいで、私も多くの事を学ばせて頂きましたので本当に感謝です。

I様のブログもぜひご覧ください。I様邸ブログはこちらです。

 

 

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外壁はそとん壁の仕上です。（色は定番の伊礼カラーです）

そとん壁は火山灰のシラスで出来ている自然素材の塗壁で素材感もすごく出ます。屋根もマットシルバーでガルバ本来の素材の色味が感じられる仕上となっています。

そとん壁は飽きがこない素材だなぁと改めて思いました。I様も土からそのまま出て来たようだと表現されましたが、まさにそんな雰囲気の素材です。

設計中は全面板張りのご提案などもさせて頂きましたが、結果そとん壁が一番馴染む外壁材だったのではないかと思います。

 

 

 

庭にはお子様やI様にも作業して頂き築山を作りました。植栽を植える＝虫が寄ってくる事に直結してしまいますが、家の中からも緑が眺めれる事は本当にいいものだと思います。

また、庭を手入れする時間はぜひお子様共共有頂きたいなぁと思っています。

ウッドデッキには高低差をつけています。高い所の下は収納としても活用できますし、低い所を作る事で庭との距離がぐっと縮まります。

ウッドデッキの上にはしっかり屋根をつけて夏の日射遮蔽にも配慮しています。

 

 

こちらは玄関です。収納の上には透明ガラスの窓を設置して家の中に借景を取り込みました。

収納や壁には「シナ合板」を多用し、取っ手や天板には違う樹種の木材を使用しアクセントとしています。

 

 

南の掃き出し窓は一段あげて腰かけれるようになっています。京都の老舗旅館俵屋も意識した空間となっています。

階段下は引出し収納の他、畳も設置して居場所を作っています。

天井はダイナミックに構造を見せるデザインになっています。

リビングから奥へは和室・スタディーコーナーへと続いています。

 

LDKの玄関側の仕切りは障子になっています。

和になりすぎないように配慮してデザインしました。

ダイニングの上の照明はラジオハウスペンダントです。陶器から漏れる光が本当に美しく不思議な魅力がある照明器具です。

食卓を温かく包んでくれそうですね。

 

 

キッチンはウッドワン製です。ニュージーパインの無垢面材は経年で色が変化してその風合いも楽しめるキッチンとなっています。

奥の窓が低い位置についているのは買い物して来たもの等をこの窓から出し入れするためです。

 

こちらは見学会でも好評だった堀コタツのスタディコーナーです。

庭も眺められますので、ワークがはかどりそうです。

右奥の障子の中には間接照明も仕込んでありますので、あんどんの光で勉強するイメージです。

隣にはヤコブセンのAJウォールランプも設置しています。

 

こちらはスタディーコーナー隣の和室です。

吊押入として、空間を広く使いそこから光も取り込むようにしました。

天井高は1.8ｍですが、驚くほど心地よく旅館のような癒しの空間になりました。

 

見どころがたくさんありますので、続きは次回の私のブログでご紹介させて頂きます。

 

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