森林について
こんばんは。佐野です。
昨日までは晴れて暑い日が続きましたが、明日からの天気が良くないですね。。。
梅雨でもこんな天気予報は珍しいですね。。。一週間一日も晴れない!
設計を担当していたこちらの物件も土曜日に上棟を予定していましたが、泣く泣く延期とさせて頂きました。
Y様楽しみにされていたかと思いますが、いましばらくお待ち下さい。
さて、先週のことになりますが、電気もガスも水道の契約もない森林の中で暮らす体験をする機会を頂きました。
その事はまた機会があればこちらにも書こうと思いますが、個人的にはその体験中に学んだ森林の現状について学んだことが心に残りましたので、書きたいと思います。
行ったところは千葉県南房総市の森林だったのですが、戦後植林した杉のほとんどが建築の材料として活用されていないそうです。
木造の住宅を手がける当社としても人事ではなく、大変危機感を覚えました。
そこで帰ってから岐阜の森林について調べてみました。
まず岐阜県の面積に占める森林の割合は81.2%で、これは全国でも2位です。
岐阜県はとても森林が多いのです!(ちなみに森林面積は全国5位です)
その中の半分近くが杉やヒノキの人工林だそうです。
人工林はたくさんあるにもかかわらず林業に従事される技術者の数は年々減少しており、約40年前に比べて2割にも満たない数に減ってしまっています。
現在戦後に植えた杉・ヒノキが切り時で、切るほうに力が注がれているので、造林する面積が減っている事も課題としてあるそうです。
木材生産を効率よくコストを下げる方法としては道の整備と高性能林業機械の導入が必要なのですが、こちらもあまり進んでいないようです。
ただ近年では木造住宅での国産材の需要は国の政策もあり増加傾向にあり、木材バイオマス燃料の需要も高まりつつありますので、暗い話ばかりではありません。
森林がおかれている状況は私たちの仕事にも直結しますし、環境問題にも直結しますので、もっと興味を持たないといけないなぁと思ったのと、森林での暮らしを通じて当たり前に木材が購入できる現状に感謝する気持ちを持つことが出来ました。
こちらの写真はその体験中に撮ったものですが、深い森の中の木々は葉っぱが重ならずに太陽の光を譲り合うように育つそうです。
とても不思議ですね~。
株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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