断熱リフォームと気密測定値について
こんばんは。
雨男の佐野です。。。(笑)
桜が咲いたと思ったら寒の戻りで、開花のスピードが落ちていますね。
でも朝は寒くて起きれないって事はなくなりましたので暖かくなってきたのはありがたいです!
さて、現在施工中の断熱リフォームの報告です。
現場では壁と天井の断熱材施工が始まっています。
今回使用している断熱材はフェノールフォームです。
大工さんの方で気が漏れそうな所はウレタンフォームを充填し、気密テープを張っていただいています。細かい所も丁寧に施工しています。
壁も補強出来るところは筋交いを追加しています。
当社は新築メインでやらせて頂いておりますが、新築と同じく高気密・高断熱のリフォームも得意とするところですので、ぜひともご相談頂ければと思います!
実際やってみると分かるのですが、リフォームでの住宅の高気密・高断熱化は新築より技術的に難しく、新築でのノウハウがあるからこそ出来るものだなというのを実感しています。
あと、本日構造見学会を週末に控えているI様邸で気密測定を行ってきました。
途中の写真をうっかりしていて忘れましたが、今回もいい数値が出ました!
C値=0.4です。
ちなみにC値は延床面積あたりの隙間の面積の割合を指し、値が小さいほど性能が高いです。
基準は、
C値=5.0未満
寒冷地を除く地域の省エネ基準とされてきた数値です。
C値=2.0未満
寒冷地の省エネ基準値であり、高気密住宅というとこのレベルを指します。
C値=1.5未満
第三種換気に必要な最低レベルの値と言われています。
(日本では第三種換気が一般的に普及していますが、この値をクリアしている家は少ないと思われます)
C値=1.0未満
断熱性を生かすためにはこの程度の気密性が望ましいと言われています。
C値=0.7未満
これがエムズ基準です。
非常に高い基準を標準的な設定にしているのが分かって頂けると思います。
なお、当社では一棟一棟現場にてC値を実測しています。(値については公開もしています)
ここまでやっている工務店は非常にまれで、それだけ自信があるからでもあります。
ただドイツの省エネルギー住宅であるパッシブハウスでは基準C値=0.2となっているようですので、まだ上には上があります!
勉強不足でこの基準は知らなかったのですが、施工技術以外の課題が多いにしろ、いずれこの数値にも挑まないといけないなと思いました。。。
—–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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