体感温度 の 重要性 「風と湿度」
こんにちは 松原です。
少しずつですがあったかくなってきましたね。笑
高気密高断熱の効果が分かりにくくなる季節に入っていきます。苦笑
しかし、エムズのお住まいは、風通しも設計時に検討しますので
春や秋の季節の良い時期には、風を通して過ごし易く、また外のにおい
を取り入れてもらえればと思います。
初夏も同じく、湿度が低い日は、風を浴びれば体感温度が下がります。
例えば、気温30℃ 湿度60% の場合で無風状態だと
体感温度は 27.5℃ となります。
しかし、同じ環境でも、風速 1m/秒 の風が少し吹くだけで
体感温度は 25.8℃(マイナス1.7℃) となります。
扇風機で言えば、微風くらいでしょうか。
風速 3m/秒 となると、24.7℃ とかなり快適な体感温度になります。
今度は風のことは考えず、湿度を比較。
同じ気温30℃でも、湿度が90%だと、
体感温度は 29.9℃(ほぼ気温と同じ 30℃) となり、
同じ気温(室温)でも、湿度が60%→90%になると、人間が感じる
体感温度は、2.4℃も上がるんですね。
こうみると、風と湿度っていうのは、快適性と非常に密接な関係が
あることがよく分かります。
(計算方法は→ http://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058 より)
ですから、風の通り道を確保するためにも、窓の形状や配置は、
大切な要素になってきます。
これは、設計方針や設計者によるところが大きいですね。
そして、もちろん湿度も大切です。
湿度は、扇風機やうちわではなんともコントロールできないので、主に夏場
の湿気をとることは「エアコン」が大きな役割を果たしますね。
除湿効果が大きいので(ただ冬は過乾燥になりやすい)、日本の夏
いや、岐阜の夏には必須ですね。
そんなことから、やはり調湿効果の高い素材で室内を構成することが
できれば、夏でも快適な環境が実現します。
エムズのお住まいの標準仕様になっている壁と天井材は
調湿効果 と 消臭効果が絶大な ダイアトーマス
(↑リンク先にエバーウォールと表示される場合がありますがダイアトーマスと同材料です)
床にも、調湿効果のある無垢材(オークやバーチの堅木の広葉樹)
を使用し、夏でも快適なさらさら空間を創出しております。
とにもかくにも、人間である以上、温度計の示す温度ではなく
「体感温度」
が重要なのです。
真冬の温度計の室温が 22℃ をさしていても、
体感温度が 18℃
なんていうのはざらにあります。
これは、上記の湿度に加え、床や天井や壁の表面温度からも
影響を受けます。
部屋の中心は、エアコンをがんがんかけて22℃あるけれど
建物の性能が悪いと、床 壁 天井 の表面温度は
15℃ もしくはそれ以下 の建物はたくさんあります。
(うちの実家は、床の表面温度が 0℃ ということもありました)
そうすると、本当に人間が感じる体感温度は
(15℃ + 22℃)÷2 = 18.5℃ が体感温度になります。
「温度計は高いのに、なぜか寒い」 と思ったら
まずは、室内の表面温度を意識してみてください。
体感温度 = (床壁天井の表面温度+室温)÷2
となりますので、建物躯体の性能が非常に大切になってきます。
本当に快適なお住まいは、デザイン的な設計だけでは解決できない
部分がたくさんです。
これから、岐阜で 新築、注文住宅、新たなお住まい(リフォームも含め)
をお考えの方は、本物の高気密高断熱が必須となってくることを
是非是非是非、覚えておいてくださいね。(後悔しないために)
さらにご興味のある方は、
「断熱住宅.com」
↑ のサイトを見てもらえると、非常に分かり易く書かれていますので
是非、ご一読を!
—–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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