どっちを選びますか? 本物のエコハウスとは?
おはようございます 昨日に続き松原です。
もうすぐ8月なのに 梅雨入りですか? って聞きたくなる天候が続きますね・・・・
さて、昨日のブログの続きといいますか、関連したものになりますが、
皆さん、本物のエコハウス すなわち、高価な設備機械を使わなくても
ちょっとのエネルギーで年中快適に暮らすことのできるお住まい
っていいですよね。
さて、どっちを選びますか?
高性能なエコハウス 本物のエコハウスって どういうものなんでしょう?
昨日のブログでも挙げましたが、最近、流行のように「高気密高断熱」
という謳い文句を見かけますが、本当に高気密高断熱?ということが
多いようですので気をつけてください。
何を根拠に「高気密高断熱」と言っているのかは数値で判断しないと
わかりませんよね。
また、同じく最近流行っているのが「ZEH」
いわゆる、「(ネット)ゼロエネルギーハウス」といわれるものです。
どこへ行っても「ZEH」の文字ばかり。(特に展示場)
ZEHとは、創るエネルギーと消費するエネルギーを差引きすると
エネルギーが(賞味)ゼロになる家のことです。
国交省でも「ZEH」ビルダーの登録制度をやっておりますが
エムズは登録しておりません!(威張ることじゃない!)
だって、登録制度自体がなんだかおかしなものなんです。
実際に登録している工務店さんや建築やさんの名前を見ると、
ただ単に登録しただけで、真面目に取り組んでないでしょ!
といいたくなるような感じです。
というより、登録に何の制約や義務もないので、とりあえず
営業に使えるかもしれないから登録しとこうか・・・
って雰囲気がひしひしと伝わってきます。
もちろん、そうではない真面目に取り組んでいる会社さんも
ありますが、とにかく、実際に造っている住まいの仕様を見れば、
性能がよいかどうかの判断はつくはずで、
登録したからどうのこうのってのは、何だか解せません。
補助金を受ける場合に登録してないと補助金もらえんよ
という制度で、特に「ZEH」を建てないと登録を取り消すよ!
なんて厳しいことは言われず、目標を立ててそれを公表すれば
それでおしまい 的な登録制度です。
(毎年の報告義務はあるようですが)
エムズも、登録資料だけは一旦揃えたのですが、
なんだかばかばかしくなり、実際に登録をしておりません。
(補助金も競争率が高く、もらえるかどうか分からないものばかりで、
太陽光発電をたくさん乗っけたもの勝ち 的な所がいやです)
もうひとつの大きな理由は、「ZEH」というものの内容。
断熱気密はさほど重要ではなく、ある程度(決して良くないレベル)
の断熱性能でも、大きな発電設備が備わっていれば
エネルギーはゼロでいけます。
でも、ここが大きな問題だと思います。
設備機器に頼って、ゼロエネルギーを達成するということは、
設備機械が壊れたら、ものすごいエネルギーを消費しないと
快適には過ごせないということ。
加えて、高価な設備機器のメンテナンスや維持更新を
多大なコストをかけて生涯していくリスク。
エムズの住まいの考え方とは大きなギャップがあります。
エムズでは、まずは建物の躯体性能自体(Q値やC値)
を向上させるためにコストをかけて、その後にお金に余裕が
あれば、太陽光や発電蓄電設備をちょっとだけ加える
という順番で考えています。
高価な設備機械はいつかこわれるけれど、
建物の躯体は何十年もそれほどメンテナンスをしなくても
長持ちします。
ちょっと考えてみてください・・・・・・
①大きな穴が5箇所開いたバケツ(断熱気密性能の悪い家)に、
大きな蛇口で大量の水(高価な発電設備)を流し続ければ
水量は一定に保てます。
②小さい穴が2箇所しかあいていないバケツ(高性能な家)なら、
ちいさな蛇口で少しの水(ちいさな発電設備)を注げば
水量は一定に保てます。
①=スマートハウスやナンチャってZEH
②=本物のエコハウス
もっといえば、②のような躯体に、大きな発電設備を載せれば、
それはもう「プラスエネルギー」になります。
再度登場した上の画像
「あたらしい家づくりの教科書」より抜粋させていただきました。
非常に分かり易い画像です。
右のナンチャってZEHは、家が電化製品みたいになってますね。笑
とにかく、目先の売電による経済的メリットばかりに気をとられず、
20年先 30年先を想像してみてください。
売電制度は変り、売電価格 は 買電価格より安くなり、たくさん太陽光発電を
載せたけど、家で消費するのはせいぜい3kw。
それ以上発電しても、自分には何のメリットもなく、売電での収入はわずかなのに
パワコンを交換したり、こわれたパネルを一部取り替えたり、メンテナンス費用は
かかり続け・・・・
そもそも売電制度自体がなくなることも可能性がゼロではない。
自分の太陽光発電が発電した電力は、送電線を伝ってどこへ行くのでしょう?
あくまで、これは松原の未来予測のひとつに過ぎませんので、
これが正しいと思わないでください。
あくまで未来の起こりうるストーリーの一部です。
ただ、こうしたことを考えるのも悪くないことだと思います。
最終的には、それぞれ個人が判断していくべきことだと思ってますが、
一度立ち止まって考えることに意義があると思います。
是非、これから家づくりをお考えの方には、以下の本を読んで
いただきたいと、切にねがいます。
たったこの2冊を読めば、本物の快適な暮らしが間違いなく手に入ります。
新しい家づくりの教科書 アマゾンで見る
エコハウスのウソ アマゾンで見る
あくまで個人的なお勧めですが、この本を読めば、
家づくりにおいて 「寒い」 「暑い」 で失敗することはないと思います。
是非是非読んでみてください。
話は変わりますが、8月とは思えぬ天候の中地鎮祭を執り行いました。
ただ、朝から雨が降っていましたが、地鎮祭の時間帯は、ほぼ止んだ状態。
松原の晴れ男ぶりを発揮できました。
(佐野がかなりの雨男という噂がありましたが、松原の晴れ男が勝ったようで
ちょっとうれしかったです)
W様 本日はおめでとうございます。
これからいよいよ工事が始まりますが、どうぞよろしくお願い致します。
—–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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