もう一つの構造用面材
こんにちは、大柿です。
今年も残りわずかとなりました。
12月に入って寒い日が増えてきたのですが、先日ついに雪が降りました。
気温も0度ととても寒いです。
まだ雪はちらつく程度ではありますが、これから先どんどん寒くなって天気も悪い日が多くなりそうです。
これからは防寒対策を今まで以上にやっていこうと思います。
さて、
前回、ハイベストウッドについて紹介させていただきました。
ですので今回は上棟時に貼るもう一種類の構造用面材であるモイスの施工に関して紹介していきます。
こちらが今回紹介させていただくモイスです。
上の写真はモイスの釘を手打ちしている写真となっています。
そしてこちらはモイス、その中でも一階側の釘ピッチを撮ったものです。
こちら、前回紹介させていただいたハイベストウッド同様、耐震等級を獲得するために基本ピッチが決まっています。
一階の外壁の場合、壁倍率が3.8とし、N50釘で外回りは75ピッチ、中通りは150ピッチとなっています。
そして2階の外壁の場合、壁倍率が2.7としN50釘で外回りが100、中通りは200となっています。
こちらのピッチは全て施工後、ピチが合っているかその都度しっかりと確認を行なっていきます。
またハイベストウッド同様、釘のめり込み深さにも気をつけて施工しています。
写真を見てもらうと分かりやすいですが、釘をエアー釘打ち機で打っていく時は釘頭を数ミリ浮かして施工しています。
こうして釘頭が出た状態にした後はこのままにせず、最初にあげた写真のように全て手打ちしていきます。
このように手作業で全て打っていくことでめり込み深さを調節することができます。
前回も最後にもお伝えしましたが、モイスを貼る際はこれらの作業を全ての現場で行なっています。
ハイベストウッド同様、一つ一つチェックしながら施工していくのは大変なことです。
ですがお客様の住まいをより良いものにするためにも重要なことなのです。
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