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こんにちは、大柿です。

6月に入り、しばらく経ちましたが皆さんどうお過ごしでしょうか。

最近は日中暑い日も多く、夏が近づいていることが感じられます。

また、梅雨入り前で比較的過ごしやすくはあるのですが、これからどんどん暑くなると思いますので夏バテには気をつけていきたいと思います。

 

さて、

今回は造作の際の気密テープに関して紹介していきます。

建方を終えたあとは造作をしていくのですが、その際に様々な場所に気密テープが処理されています。

写真は気密シートに行われている気密テープ処理を撮影したものです。

こちらは黒と白の気密テープがあり、場所によって使い分けています。

写真を見ると分かりますが、黒い気密テープが使用されているのは木材に接する部分が大半となっています。

白い気密テープは写真を見て分かるように、シート同士のジョイントにしか使用されていません。

ではなぜ黒い気密テープが木材に接する部分の気密処理に使われているのかと言うと、黒い気密テープは白い気密テープよりも伸縮性が高いためです。

 

木材というのは水分によって伸び縮みする性質があります。そのため、伸縮性のない白い気密テープでは木に追従できず、将来的に剥がれてしまう可能性があります。

ですが黒い気密テープであれば伸縮性があるため、木が水分によって伸び縮みしても追従することができます。

そのため気密性を維持するためにも、黒い気密テープによる木材部への気密施工は重要です。

 

また、サッシまわりも材木に接している部分があるため、黒い気密テープが使用されています。

隙間なく、しっかり気密テープが貼られています。

 

こうして気密テープが全ての場所に貼られて終わり、ということはありません。

最後の仕上げとして、エムズでは気密テープの上からローラーをかけることで気密テープの圧着をしています。

こちらをする理由としましては、手による圧着だけではどうしても弱く、気密処理が甘くなってしまう可能性があります。

そのため、しっかり圧着できるようにローラーによる圧着が全ての気密テープへと行われています。

 

 

―–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅　高気密高断熱の専門工務店 です。—―

 

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