気密の施工場所
こんにちは、大野です🐳
12月も残すところあと半分ほどとなりました。
今年は年明け早々にコロナが大流行したのでまるっとステイホームでしたね。
私も3月に予定されていたライブが中止になってしまい、来年こそは参加しよう!と思っていたイベントも開催されずだったのであの時に参加すればよかったな・・・と後悔((+_+))
なにごとも次があると思ってはいけませんね(´・ω・)とはいえ来年こそはコロナが収束してまた開催されることを祈ります!✨
さて、今日は前回の私のブログに続いて上棟時のこだわりについてご紹介します🔨
こちらの写真は2階天井上の屋根の内部分になりますが、板の継ぎ目に黒いものが貼られています。
この黒いものは高気密には欠かせない“気密テープ”なのですが、一般的なもの(エムズでは白いものを使用しています)は伸縮性がないのに対し、この黒いタイプのものは伸縮性があるものになります。
なぜ伸縮性のあるものを使用するのか?それは“木”は伸縮をするからです。
この構造用の床材(剛床)も木でできているので、湿気により伸縮したり、年数が経つにつれて縮む(痩せる)可能性があります。
その部分に伸縮性のないものを張ってしまうと木が伸縮しようとした際にテープが緩んでしまったり、逆につっぱってしまい木への負担がかかってしまうリスクがあります。
流石に大げさでは?と思われる方もみえるかと思いますが、少しでもリスクのある箇所にはしっかりとした対策をとることが高い性能を何十年先にも維持する為には欠かせません!
また、一般的には気密の施工は天井の仕上げ面で行うことが多いのですが、その場合、将来的なリフォームの際に間取りを少し変えたり、照明を変更したりと天井部分を触れば気密ラインに傷をつけてしまうことになります。
後から気密処理を行うことは非常に難しく、もとの性能を維持しようとすることはなかなかできません。
その時に、天井面ではなく構造部分で気密施工を行っておけば天井仕上に穴をあけたとしても気密の施工ラインは守られたままになります。
(エムズでよく採用している2Fの天井の仕上げが構造床表しの場合は、天井のラインが気密のラインとなるため、穴をあけることはできませんが、この施工を標準としているからこそできる仕上げだと思います!)
この部分は屋根を組んでしまうと隠れてしまうため、上棟時にしっかりと施工を行っておく必要がありますが、剛床を敷いてから断熱材施工を行うまでのほんのわずかな間にしか見ることはできません。
しかし見えるのはわずかな間でも性能にはずーと関わってくるものなのでしっかりと施工チェックは欠かさず行っていきます!
–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–
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