上棟の時に付けられる構造用金物
こんにちは、大柿です。
10月も半ばを過ぎ去りましたが、皆さんどうお過ごしでしょうか。
ここ数日はまた暑い日が多くなり、少し前まで涼しかったのが嘘のようです。
11月になればもう少し涼しくなるとは思うのですが……
さて、
今回は上棟時に取り付けている構造用金物に関して紹介していきます。
こちらの写真は構造用金物、その中でも羽子板金物を取り付けたものとなっています。
こちらは主に梁同士を連結させる際に使用されています。
またこの羽子板金物以外にも両引きや片引きなどの構造用金物もあります。
こちらの写真は片引きを取り付けたものとなっています。こちらの金物の場合は梁同士だけでなく、梁と柱を連結させる場合もあります。
また両引きの場合は梁同士を連結させるのですが羽子板や片引きとは違い、梁を間に挟むようにして梁同士が直線になるように連結されています。
構造用金物は場所によって片引きや両引きなど、構造用金物を使い分けているのですが羽子板金物はボルト部分の長さが2種類あります。
125と140の長さがあり、天井内に隠れない場所や住宅の角部分などのボルトが飛び出ると困る場所などには125が使われています。
今回写真にあげている羽子板や両引き、片引き以外にも座付きボルトなども上棟時には取り付けています。
こちらは上棟を終えて造作をする際にホールダウン金物を取り付けるのに使うものとなっています。
またこれに加えてコンパクトコーナーなどの金物も、上棟後に隠れてしまう場所の柱に取り付けています。
上棟時だけでもこれだけの構造用金物が建物内には取り付けられています。かなりの数ですが上棟時にこれらを取り付けていないと後付けできないものばかりです。
そのため上棟の最中は並行して構造用金物の取り付けも行っています。
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