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手作りの器や染め物、竹細工等、手仕事の道具のことです。

使えば使うほど味が出てきたり、日常的に使うことで気分もあがります?

なので、家を建てるとなると、民芸と同じように経年変化を楽しめる「無垢の木」「自然素材」がいいなぁと、思っていました。

もうひとつ、「家の性能」もとても大事だと思っていました。

今住んでいる賃貸用の戸建て住宅は、夏は暑く冬は寒い。夏の2階はサウナみたいでとてもいられない。「快適な暮らし」とはほど遠い状況です。

「高気密・高断熱」は絶対必要だと考えていました。

まずは、浜松市に本社がある「高気密・高断熱」を得意とする住宅メーカーA社の展示場に行きました。熱い営業で、自宅にも何度か来たのにはびっくり

営業の熱さに若干ひいてましたが、具体的な数値で家の性能を示していたり、寒冷・暑熱環境での体験、サッシによってどれだけ騒音対策できるか、防犯効果があるのか等様々な性能を実際に見せていただいて、家の性能を純粋に追及している点が素晴らしいなぁと、感心しました。

ただ、

デザインが好みではないのです。

「外壁はどれがお好みですか？」と言われても、3色の中から色を選ぶくらいでそもそも好みではない。内装も、キッチンも…

そして、営業の担当者が何気なく言った言葉。

高気密って突き詰めるとそういうこと？

人工呼吸器のイメージが頭に浮かんで、なんだかここの家は息苦しい…。

感覚的に合わないと感じて、他の住宅メーカーを探すことにしました。

(マイナスなことばかりでしたが、うちの好みと合わなかっただけで、A社は素晴らしい会社だと思います。住宅性能を追求する企業姿勢も素晴らしいですし、浜松市にいるとA社の地域への貢献には本当に感謝しています。)