質問にお答えいたします。
毎週恒例になっている、週末お家チェック!
今週はコンクリートが入っていました。
実は2、3日前も見にいったのですが、変化なしです
これは、コンクリートが乾くまで待ってる感じかな?
素人目には下の方の模様とか気になりますが、
「これは大丈夫なんですよね?エムズさん」
(お答え求む)
→ これは確認しましたが、型枠を外したばかりにみられる
水分の模様です。
品質には何ら問題ありませんのでご安心ください。
あと2-3日もすれば、模様はなくなります。
これが、「じゃんが」と呼ばれるものである場合は補修が必要です。
「じゃんが」とは、コンクリートを流し込んだときに空気が混ざり込み
気泡となって表面のコンクリートの仕上げ面に表れ、結果コンクリート
表面がボロボロ、カサカサになっている状態です。
通常、バイブレーションといわれる振動装置で、空気が
はいらないような措置をとっています。
まれに、細かい気泡が表面にでることもございますが、これは構造上
問題ありませんし、その場合には、表面をモルタルできれいにならす
作業を行います。
最近は雨が降ったりしているので、やっぱり乾くのに時間が
かかって、工事遅れたりしないんですかね?
(お答え求む)
→ 雨が降ったりで乾き方はもちろん変わってきます。
しかし、そもそもコンクリートの中の水分は、厳密にいえば
1年程の長い時間をかけて徐々に抜けていきます。
RC構造の建物では、入居初年度だけは蒸し暑くなるといわれるくらいです。
そもそも乾くのに長期間かかる性質ですので、1-2日の雨でどうこう
なることは考えられません。
これもご安心ください。
やっぱり夏と冬では乾く時間が変わってくるのですかね
(お答え求む)
→ 冬はコンクリートの養生(乾かす)を長くとります。1週間以上は必要です。
2月の一番寒い時期は2週間前後の養生期間をとります。
それから土台をふせて、建て方(上棟)を行います。
夏だと、4-7日~の養生をします。
上でも述べたとおり、そもそもコンクリートというものは、長期間かけて
水分が抜ける性質をもっていますので、ある程度表面が乾いて表面強度
が出た時点で、その後の工事に差し支えはなくなりますので
この点もご安心ください。
以上、株式会社エムズアソシエイツ 松原がお答えいたしました。