湯船
今日は全てがタイミングよく終わり、久しぶりにゆっくり湯船に入れました。
湯船にゆっくり浸かっている時にふと、設計の時に浴槽に段差をつけてイスのように腰掛けることができる部分をつけるか、ごく普通の浴槽にするかをとても迷ったことを思い出しました。
10年前は2人の子供達はまだ小さく下の子供はまだ1歳。
腰掛ける段差があれば小さな子供達が座りながらお風呂に入ることができます。
座ることで浴槽の中でも子供達はお湯が浅くなるので危なくないかな、など考えて段差をつける方に気持ちが傾いていたのですが、最終的に掃除の面でもシンプルな方にと段差はつけませんでした。
そして10年。
10年経って思うのはシンプルな浴槽で正解だったかなと思います。
今となっては腰掛ける段差は全く必要ありません。
我が家では毎日お湯を抜いて、次に入る時は新しいお湯を入れているので、浴槽に肩が浸かるくらいお湯を入れると水道代がかかる為、水道代節約の為に大抵は胸より下くらいの位置にお湯張りをしています。
少し斜めに入ると胸より上にもお湯がくるので、あまり我慢してる感はありません。
もし、浴槽に段差をつけていたら、斜めに入ることもできず、湯船に入る時は深くお湯をためないといけない状態だったと思います。
また子供達が座る部分があっていい期間はほんの数年。
低学年くらいまでじゃないかなと思います。
その後の年数を考えると、必要ない年数の方がはるかに長いので、つけなくてよかったなと思っています。
お風呂の入り方や家族構成でも必要さが違うと思います。
浴槽の段差で迷っている方がいたら、ご参考程度にしていただけたら幸いです。