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ミャンマー という国の可能性 ①

2018.07.28

こんにちは 松原です。

今回は前置きなしでいきます。

 

先日、ミャンマーに5日間ほど行ってまいりました。

 

毎年の事業計画にも明言しております、海外市場の模索。

その実行ができる第一歩の日が来た感じです。

日本市場は、人口減は避けられない市場。

人口ピラミッドが縮小することは、すなわちミクロ経済も縮小し、

経済発展は望めないことは、過去のデータを見る限りですが明らか。

そんな危機感を持ちつつ、反面、自分が住むに日本だけに限っては

そうであってほしくない という、願望的な思いもありましたが、

いろいろ勉強していくに伴い、移民を受け入れること以外、

日本国内の経済発展はあり得ないと痛感しております。
(その考えが合っているとか間違っているとかの議論はおいといて)

 

そんなことから、毎年の事業計画書に海外市場の模索という文言を

ノープランながら、とにかく明記しておりました。

 

 

そんなこんなで2年の月日が流れ・・・・

 

 

ひょんな出会いから、偶然(運よく)ミャンマーに関連のあるとある

企業の方と偶然的なつながりができ、図々しくその方のミャンマー訪問

の時期に併せて、無理を言って便乗同行させていただきました。

現地通訳者の同行、現地での人脈の紹介など、特典盛りだくさん。笑

 

 

なぜミャンマー??? かといますと

単純な話ですが、アジア圏の中を見ると

中国はすでに先進国となり

タイも時期すでにおそし(先進国の仲間入り?)

ベトナムも急速な発展を遂げ、貧富の差は残しつつも

先進国となりつつあり、それはつまり、人件費の上昇や

自立できる環境ができつつあります。

 

そんな中、周辺国では、ミャンマー、ラオスやカンボジア等が

アジアンの最後の発展国なんて言われています。

そして、ミャンマーの特性は、やはり数年前まで軍事国家だとういこと。

社会主義を前提にした軍事政権 すなわち独裁国家の時代が続いておりました。

 

しかし、ミャンマーにおいて軍人でありながら民主主義運動の父である

アウンサン将軍の娘であるアウンサンスーチーの台頭により

軍事政権を打ち破ったのですが、軍事政権からの圧力により

実名上の大統領にはなれず、側近として、しかし実権はにぎるという

いびつな政権が誕生した背景があります。

 

以前よりタイへの訪問のチャンスは幾度となくありましたが、

なんだかピンと来ず、見送ることが多かったのですが、今回の

ミャンマーの視察の機会の際には飛びつきました。笑

 

 

訪問した結論を先に! カオス という言葉がピッタリ当てはまります。

熱気や期待感がむんむんに匂います。笑

設計も経済も、やはり現地の におい をかがないことには始まりません。

 

交通インフラが、人口増と車の所有増に追い付かず、慢性的な渋滞が・・・

 

現地の日系企業の方の話では、ミャンマーでは遅刻は悪ではない!?

公共交通機関といえば、バスくらい。(すべて国営)

 

移動時間が読めないのが当たり前 との認識。

一部の日系企業でも、遅刻という概念はなく、渋滞時には報告すれば

よいとのこと。日本では考えられませんね。

イギリスの植民地時代の建物が残る。築70年前後

住居環境は、お世辞にも快適そうとはいえず・・・

 

町中の工事現場ものぞくも、安全監理、品質管理はとうていできていない。

 

ビル建築に携わる職人さんは、ビーチサンダルに短パン、かろうじて

ヘルメットは被るものの、日本では想像を絶する現場環境。汗

 

こちらは、工事途中で違法性が発覚。

工事中断したまま放置らしいです。恐

 

しかし、こんな環境の中、スマホ保持率はかなり高く

ネットインフラの普及は先進国と変わりなし。

どこへにいても WiFiにはつながります。

ここが、我々の理解が難解になるところ。

全体的平均的には貧困国でありながら(すみません)、情報収集や

人とのつながりだけは先進国並みという境遇です。
(そんな環境での生活が私には想像がしにくい)

 

経済発展の伸びしろということに絞れば、間違いなく伸びるのでしょう。

ただし国民性やミャンマー独自の文化や国策などをないがしろにすると

痛い目に合うということを直感的にですが感じました。

 

貴重な体験をさせていただいたのは、観光客が恐らく足を踏み入れることのない

ローカルマーケット つまり、スラム的な居住区域での市場

 

近隣住民が育てた野菜類や捕獲した魚類を、地域の人たちに売買するというエリア。

足を踏みいれた瞬間、少しだけ恐怖感をおぼえました。なぜだろう・・・

 

日本の終戦後もこんなカオスな時代だったのかな~?

なんて考えながら、売っているものを見て回りました。

しかし、通りすがる人々は楽観的にみえ、楽しそうというか。

 

日本のミニカー(かなり古い中古)も売っていたのにはびっくりしました。

 

どこにこんなに多くの人が住んでるの???というくらい人口過密

国の人口が5100万人 内、今回訪問した最大人口集中都市のヤンゴン市内

の人口は 700万人!!! 一割以上の国民が一都市に集中

 

 

 

都市部では、きれいで立派な建物も立ち並ぶ半面

発展途中の経済特区の域内には、生活の周りにある材料で

自分たちで住まいを建てて住んでおります。

就学率についてはなんと

大学進学は数パーセント 高校進学は10%台 という現状

実質的国家の最高責任者のアウンサンスーチーさんは、

「教育の低迷が貧困の元」との考え。

今後の教育への改革が期待されます。

 

ミャンマーは寺院が多いですね。

こうして通りすがりくらいにしか見てないですが・・・

 

そんな現地の環境のにおいをかぎながら、現地で活躍する日本人経営者

の方達にも、いろいろと話を聞く機会をいただき、とっても貴重な情報を

提供していただきました。

 

この国で具体的に何がしたいわけでなく、何かを企んでいるわけでもなく、

ただただ、肌で感じてみることから始めてみようという想いでしたが、

ミャンマー人における、親日度合いや、日本へのあこがれ、

もちろん日本での就労意欲とモチベーションの高さ、

また、ミャンマー人のポテンシャルの高さ(勤勉、まじめ、頭よい)

をいろいろ感じながら、ミャンマーの優秀な人材の確保という想いが脳裏に。

 

人材確保のその後の展開もイメージだけですがわいてきました。

詳しくはまだまだ公表できるものではなく、これから詰める必要が

あるので割愛しますが、実現できるかどうかは別として

なんだか新たな展開が見えてきそうな気がしました。

 

まだまだ調べることが多くありそうです。苦笑

 

今回は本当に朝から晩まで視察視察で、観光らしき時間は全く取れず・・・

せっかくなので代表的な寺院くらいは見たいとは思っておりましたが時間的に

かないそうもなく。というより、渋滞が本当にひどすぎです。怒

ただその反面、とても有意義な時間を満喫できました。

日本にいると感じることができない刺激が多くありますね。

本気で再訪問したいと思いました。

 

今回は前置きということで、ミャンマーの現状の報告を

メインとしてアップいたしました。

 

ミャンマーネタのつづきはつづく予定です!笑

次回は孤児院(貧困層の子供や親がいない孤児の無料教育学校)の

記事をアップできればと思います。

こうご期待ください。

 

 

全く話は代わって、今週も先週につづき完成見学会を開催いたしました。

今回も台風の情報が飛び交う中、とても多くのご来場者様にお越しいただき

感謝しております。

しかし先週の北名古屋市のお住まいはかなり反響がよかったみたいですね。

施工エリア圏外の方からも、交通費の割り増しを払ってでも是非検討したい

といううれしいオファーをいただいたようで。

(利益云々より、その後のメンテナンス対応を考えると・・・
ちょいと難しい部分もありますがとってもうれしく思います)

 

そして今日の見学会 なんとか晴れてよかったです。

今回ももちろん無冷房での見学会でした。

 

緑のガルバが印象的な外観

今回もとても素敵なお住まいになりました。

今回は インスタ映え のカットを意識して撮影!

明日も開催してますので、是非お見逃しなく!

 

–株式会社エムズアソシエイツは、注文住宅 高気密高断熱の専門工務店 です。—–

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